J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「サクランボ」

2006年05月31日 | 花を愛でる
バラ科サクラ属、観賞用のサクラはソメイヨシノが有名だが此とて
江戸時代に作り出された品種だ、ソメイヨシノにもサクランボは生
る此は食用にはチョイと出来ない、食べてみると青臭く苦いし、色
も黒ずんで小さく、食べたら口の中が紫色に生ること請け合いだ。
桑の実を食べた時の様に成るだろう。
この写真の桜はどうも調べてみると、「ユスラウメ」の様で実の大
きさは1㎝~1.5㎝程の間位で小粒だ、しかし真っ赤に成り甘く
ておいしい、この木の下を通るとおびただしい実が落ちて居て、
何時も勿体ないな~と感じて居たら、先日地主さんがすっかり刈
り取った様だ。何かホットした様な、残念な様な感じだ、考えてみ
れば、実は下から順番に熟して行くので、全部熟す迄待っていた
のだろう。
落下した実は、小鳥達へのプレゼントと思えば其れも良い。
此からの季節食用の大粒のサクランボが出回る、「佐藤錦」が
有名だが色つやと言い大きさと言い、見事な物だ、3年前この
種を鉢植えにしたら、1本だけ成長したので、今大事に育てて
居る所だ、後2年程したら実が生るかも?
ソメイヨシノも鉢植えにしてあるが、鉢植えの為大きく成長し
ないでも地植えにすると大きくなり過ぎで、始末に負えなくなる。
桜の木は成長が早い、しかし寿命も短い様だ。桜は挿し木では
付か無い為実生から育てるのが普通だ。
桜と富士山は「日本人の心」そんな感じが有るので、大切にし
ないと!


「雨とアヤメ」

2006年05月27日 | その他随筆
アヤメとカキツバタの区別が中々難しい、同じ「アヤメ科アヤメ属」
なので、何気なく見ていると解らない。
葉の形も花の形も似ている、違うのは花の模様だ此の写真は
アヤメ、カキツバタはこの写真の様な何本もの線条の模様は無
く一本有るだけだ。それに背丈もカキツバタの方が若干高い方が
多い様だ。同じ時期に咲くし場所も割と似通った所に咲く。
ややカキツバタの方が湿地に咲く様だ。植物の細かい形態を見
るともっと細部に渉って違いが有るが、花の模様を覚えれば間
違い無いと思う。
そして此から咲き始める花菖蒲も又似ているが、此方は可成り
背丈が大きく湿地に生える、私など鉢植えで一年中水の中に
浸けている、其れでも大丈夫、花菖蒲は園芸用に様々な品種
が在り、江戸時代当たりから沢山栽培されていた様で武士の
嗜みとして様々に改良された様です。


「A BRIEFER HISTORY OF TIME」

2006年05月22日 | その他
宇宙に付いての古代からの考え方から解説しているので
人類の宇宙観の歴史を現代に至るまで丁寧に書いている
ので興味深い。
相対性理論や量子力学を、文章に依って記述しているのだ
が、読み進む内次第にイメージ出来なくなり、頭の中が混乱
して来たり、又最初から読み直したりして見たり・・・
かえって方程式その物を見た方が理解しやすいかな~なん
て思ったり・・・・でも興味は尽きない!

 ブルーバックスのこの手の本を結構読み漁ったが、矢張り
多次元世界をイメージする事は可成り難しい。歪んだ空間な
んて言っても、どうイメージすりゃ~イイのョ!・・・・

 宇宙の年齢が137億年と言う、この辺りは定説に成りつつ
有るようで色んな角度から調べられているようだ。
又宇宙望遠鏡「ハッブル」がディープフィールドを行って遠い
宇宙の写真を撮影した、数年前の事だ。
此はハッブルが宇宙の星の無い所を狙って長時間に渉って
カメラの露光をしたのだ、地球上では空気の影響や振動の
影響その他諸々で不可能でハッブルだから出来た。
その結果世界中の人が驚いた。写っていたのは銀河やクエ
ーサー矮星等、大幅に赤方偏移した星(?)が写っていた。
ビッグバンからそれ程時間が経過して居ない宇宙初期に近
い映像だった。その写真を見て感動したモノだ。

宇宙にはダークマターと言われる「暗黒物質」が宇宙の全質
量の90%以上を占めると言う、此は銀河の明るさと運動から
計算するようだが、其れはニュートリノか未知の物質か?・・・
いずれにせよ、未だその実態は解明できていない。

宇宙論に於いても「大統一理論」が完成した時どんな宇宙像が
展開するのだろうか?・・・・・興味は尽きない。
此の「ホーキング・宇宙の全てを語る」の翻訳者の「佐藤勝彦」
さんも「インフレーション理論」の第一人者で宇宙物理学の第一
人者だ、インフレーション理論によるとこの宇宙には又別の宇宙
が有るそうで・・・・そうなると私には何が何だか解らんチン!

最後にホーキング博士は、現代に於いて哲学が進歩していない
と嘆いているのが印象的だった。
科学の発達と測定技術の発達で次々と新たな事態が明らかに
なるにつれて、人間の哲学、思想が追いついて居ないと言う事
なのだろう。又宗教的な観念が入り込んだりすればなおさら混乱
する。
コペルニクスが地動説を唱えて迫害された様に常に宗教は保
守的だし人間自身が保守的生物なのだから無理もないか!
現代では天動説が真実だと言う人は殆ど居ないと思うが、しか
し現代に於いてもアメリカ等で起こって居るダーウインの進化
論を間違いだとして、教科書から削除しようとする運動などを
見ても、科学と宗教の対立は根深い物がある。

「ユリの木の花」

2006年05月19日 | 花を愛でる
正に花の形はチューリップの様で、花だけ見ていると何とも
優雅な気持ちに成る、この木、結構な大木で写真の木は樹
高20mも在るだろうか?
世田谷区内には結構有る様で、街路樹や公園等に植えら
れている一見、葉が「プラタナス」に似ているが大きさが違う
、むしろ葉はアメリカ楓(フウ)に似ている、木が大きいので
注意して見ないと葉の色に花が溶け込んで目立たない、し
かし花は薄い黄緑がかってダイダイ色の斑点模様が何とも
優雅で美しい、この花をガラス細工で再現して下向きにして
、風鈴の様に使用したらさぞかし気分が良いだろうと思う。
やがて花弁が無くなり中側の種だけに成るが、此が又秋に
成っても冬になっても葉だけ落ちて実の方は落ちないで残
っていたりする、が秋の紅葉も緑から黄色と変化してとても
綺麗だ。落葉樹は落葉した葉の後片付けが都会では大変
だが、其れも都会に潤いを与えてくれたお礼とでも思えば
良いと思うが(掃除する方には申し訳ないが)・・・・


「キャベツ」

2006年05月16日 | その他随筆
このキャベツは千坪程の畑にある、その他ナス、カボチャ
ズッキーニ、ブロッコリー、トマト等が成長している。
何れも毎日手入れされ、元気に育って居る、専業に世話を
して居る方が居て日々丹精を込めて居る姿を見ると、頭が
下がる思いだ。
その方に話をしながら、昨年は天候不順で出来は今一だった
けど、今年はどうですか?との問いに「今年は大丈夫」との
事だった、昨年は菜種科の野菜は見る影もなかった。
この写真を見る限り大丈夫のようだ、このキャベツも後数週間
もすると、出荷出来るようになる、今年は未だチョウチョが未だ
飛んでいないが、此から気温が上がるにつれて防虫対策が大
変になる、自分もファミリー農園を借りて、栽培した事があるが
専業農家が作るような野菜は、まず出来ない、技術と経験等が
絶対的に必要な仕事だ。
こんな立派な野菜を作る農家の技術と努力に敬意を表したい。

「アーモンド」

2006年05月11日 | 花を愛でる
5月の連休中に立ち寄った山梨県北杜市に在る「薬用
植物園」の中にあり、この施設は公益法人の様だ。
積極的に宣伝もして居ないようで、農林産の研究施設で
山菜、ハーブ、薬用植物等の種類が沢山あり、中々見応
えの在る施設だ。
生憎インターネットのホームページを開設して居ないので
詳しい紹介は出来ない、自分もパンフレットを無くして仕舞
って、それを読んだ断片的な記憶を辿ってみた。
中央線小淵沢駅から車で5分程の距離にあるだろうか?
別荘地と民家が入り交じった所にあるし、案内表示も余り
目に付かないので、分かりにくい。
第一義的に、研究施設と言う事もあるが、民間企業では
無い為か、商売っ気が無いと言うか、何というか!
見学した当日は私達以外に2、3人チラッと見掛けただけ
で、静かに見学出来た。
前に書いた「リゾナーレ」の近くに在る、植物に興味の在
る者に取っては中々興味の在る施設だ。

「ストリートライブ」

2006年05月07日 | Saxophoneと歌謡曲
 この写真は「斉藤茂十郎」さん、ホームネーム「mojo」
さん。
斉藤茂十郎
 山梨県内で活躍する、プロのSaxsohone奏者だ。
この日は山梨県と長野県の県境に近い、「リゾナーレ」で
のストリートライブ、ピアノの「青木」さんとDUOのコンビ
で「リゾナーレ」内に在る、ピーマン通り(ショッピングモ
ール)での演奏。
生憎風が強く、譜面がパラパラとめくれたり、SAXの
リードが乾いて仕舞って、持ち替え時に苦労した様です。
屋外等ではハプニングが多くアクシデントが付き物で
中々大変なようです。
この日はバリトンSAX、テナーSAX、ソプラノSAXの
演奏と斉藤さんご自身のボーカルで、スタンダードから
ジャズ迄聴かせていただきました。

「しだれ桜」

2006年05月04日 | 花を愛でる
 高森観音堂に在る、満開を少し過ぎたくらいだ、樹齢
250年程、この場所は高森諏訪神社の裏手に隣接する
村民の方々によって守られ、樹勢が衰えたとは言え、古い
「しだれ桜」としては元気な方だ、山梨県側に「神田大糸桜」
が在るが樹齢400年、此方は痛々しい程の手当が為さ
れている。
長野県富士見町には5本の「大しだれ桜」が在る、「糸桜」と
同じ種類と思われるが、何れも「江戸ひがん桜」の変種で
樹齢200年~250年、今回此の高森地区のすぐ側にもう
一本「高森墓地」に在る、あと「田端しだれ桜」「葛窪しだれ桜」
「乙事しだれ桜」が在る。何れも立派な見応えのある「桜」だ。

 又高森観音堂は、弘法大師ゆかりの諏訪八十八カ所巡り
の一番札所と、百観音巡りの東二十三番の札所を兼ねた霊場
でも在る。
茅葺きの観音堂の中に60数体の弘法大師像が安置されその
木像の色彩、表情等も全て違い、見応えの在るモノだ。

高森地区は、中央本線「信濃境駅」付近、標高900m程の位置
に在る、5月1日辺りは、「ソメイヨシノ」が満開に成っていて、5月
中旬頃まで楽しめそうだし、それ以上の標高の所は未だ未だ、
花見が出来そうだ。