J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

福島県磐梯山「五色沼」トレッキング

2015年06月24日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「吾妻小富士から一切経山」を撮った所、「一切経山南側山腹」付近は昨年12月に噴火警戒レベル1から噴火警戒レベル2に引き上げ現在も地震回数も多く噴煙を上げています。5月に火山性微動が観測されて警戒中。
数十年昔ここの浄土平から一切経を超えて山形県側の「姥湯温泉」へ降りた事があります。 当時は噴火を気にする事無く一切経山超えが出来ましたが、今は直登ルートは登山禁止のようです。 写真下にレストハウス・ビジターセンターが写っていますが、私達の乗ったツアーバスがここの駐車場に駐車する為に火山情報確認をして居ました。 今回のトレッキングツアーは軟弱ですがこの「浄土平」から翌日裏磐梯「五色沼」周辺のトレッキングツアーをする一泊二日の旅です。


写真は福島駅(10:30分着)。ここから福島交通の観光バスに乗り磐梯スカイラインを使い「浄土平」に向けて出発します。


吾妻小富士と一切経山の地図(国土地理院より)



写真は「吾妻小富士」(1,707m)の登山口で15分程で登れます。噴火口を一周すると1時間程とパンフには書いてありますが実際は山馴れた方ならもっと早いと思います。 私達はツアー一行とは別行動を取り、昼食に手間取った為時間が無くなり一周する事を諦め、この後「浄土平湿原」の散策をします。


写真は「吾妻小富士」の噴火口、この噴火口には水が溜まっていませんでした。タイトルの写真はここから撮影しました。


さて、「吾妻小富士」を降り今度は「浄土平湿原」の散策です。木道を歩きながら植物などを観察します。写真は「イソツツジ」未だ花が蕾の状態で開花すると結構派手な感じになります。


写真は「ワタスゲ」。風が無かったので綺麗な写真が撮れました。 こうして写真を夢中で撮っていて持参した小型三脚をザックのポケットに差していて、落としてしまったことに気づかず、大失敗。気が付いた時は引き返す時間も無く、涙を呑んで探すのを諦めました。


写真は「ハナゴケ」クローズアップレンズで撮ると面白いと思いますが、なにせ木道の上からで難しい!


写真は「イワカガミ」所々点々と散らばって咲いていました。 「浄土平湿原」の散策を終え、次に県道70号「磐梯吾妻スカイライン」を行きます、途中から「磐梯レークライン」となり「小野川不動滝」(落差40m)の見学をします。


写真は「小野川不動滝」へトレッキングするツアーメンバー、割と急な山道を登り20分程歩くと下の写真の様な「不動滝」へ出ます。


写真は「不動滝」三脚が無いので橋の欄干の上へカメラを固定して手持ちでシャッターを切りましたがナンとかブレの少ない写真を載せました。 シャッタースピードは1/3sec、F-9.5、ISO100位で連写モードで撮影してもブレは治まりません、レリーズを使えばもう少しましな写真に成ったかも!


写真は案内板。歩いたコースの往復を黄色線と赤線で書き入れました。 途中から雨が本降りになり、結構濡れながら歩行でした。折りたたみ傘で間に合う程度でしたので良かったのですが・・・・・・


写真は帰りがけに撮った「不動滝入り口」の写真



写真は「ヤブデマリ」ガクウツギやガクアジサイと似ていますが葉の形状などから「ヤブデマリ」としました。(専門家では無いので詳しくは不明) 本日の日程はこれで終わり、今日の宿泊は檜原湖畔に在る巨大なホテルでした!! 星野リゾートの経営によるホテル。


写真がそのホテル。 この写真の真ん中から右側が現在営業しているエリア!真ん中から左側は、朝、散歩がてら見に行ったら、内部を解体していました。巨大なホテルは今の時代にはそぐわないのでしょうね!バブル時代の遺物・・・・・・な、感じです!


写真は朝ホテルの周りを散歩しながら「磐梯山」を何とか撮ろうとしましたが、中々山頂の雲が取れずホンの一瞬見えた所です。爆裂火口は常に見えていました。 このホテル、夕食、朝食はバイキング形式で夕食のバイキングは苦手! 案の定、食べ物を選ぶのが面倒で酒もゆっくり飲めない! 失敗も有り良い印象は出来なかった! 飲兵衛にとってバイキングの夕食は鬼門です。


写真は「ドクウツギ」。ドクウツギは食べると死に至る猛毒で赤い実は鳥も食べません。
翌朝五色沼トレッキング初めに撮った写真。この日主なコースは「五色沼トレッキング」と「猪苗代湖」へ寄る日程、その他後半は在ってないような物、つまりツアーに付きもののドライブイン巡りのような退屈な帰路でした。


写真は「ベニバナイチヤクソウ」。五色沼トレッキングは、専門のネイチャーガイドの案内で4km弱の行程を2時間程掛けゆっくり歩きます。 この写真の「ベニバナイチヤクソウ」は開花時期も終わりに近く、開花している個体が少ないせいで良い写真が撮れませんでした。


写真は「ヤマウルシ」。どうやら漆は人間の手によって植えられた物のようです。その他にツタウルシ等の種類が有りました。


写真は「桑」赤い実と黒色の実が有りますが、黒い実が熟した物で、食べるととても甘い。


写真は五色沼の中で一番大きい「毘沙門沼」トレッキングはこの沼の畔から始まり、この沼を回り込み進みます。沼の科学的な知見は福島大学のリンクを参照して下さい。




次に出て来たのが「赤沼」。沼によって微妙に水面の色合いが違います。沼の縁が鉄分で赤く変色している。


写真は「ミドロ沼」。前後の「沼」とすいぶんと感じが違い赤茶けた色だ!



次の「弁天沼」へ行く途中に有った「エンレイソウ」この個体は未だ開花していませんが葉の真ん中にある蕾がまもなく開花しそうです。


写真は「コシアブラ」。山菜料理で新芽を天ぷらにして食べると美味しいのですが、この写真のように大きくなった物を見るのは初めてで、ガイドの方に教えて頂くまで判りませんでした。


写真は「ツルアジサイ」。アジサイの種類は多くまして原種に近くなるとウツギなどと区別が付かなくなり特定するのが難しいです。


写真は「弁天沼」。明るい日の光を受けて、綺麗な色に輝いていました。



写真は「弁天沼」のすぐ隣に位置する「るり沼」。。。。。「るり沼」と言うが瑠璃色はして居ない、光の加減か?


写真は「青沼」。これも「るり沼」のすぐ隣ですが、こちらは青く色付いています。この沼は確か「珪酸カルシュウム」が多く、水辺の葉などが沼に浸かった後「珪酸カルシュウム」が葉に析出して真っ白になる様子が見られます。


五色沼トレッキングコース最後の「柳沼」この沼は透明度も高く、鯉などが住んでいて普通の「沼」という感じでした。


写真は檜原湖。五色沼のトレッキングが終わり、この檜原湖湖畔で昼食にします。 ここでもツアーオプションの昼食は止めて、単独行動にして近くの食堂で手打ち十割蕎麦を食べました。ここの十割蕎麦は本物で美味しかった!呼び込みのおばさんの話では、地元産のそば粉を使い何回もふるいに掛けたから、美味しいよと言う言葉を信じて良かった。


昼食の後、バスは「猪苗代湖」へむかう、この日は月曜日でも有るので観光客は殆ど見掛けなく閑散としていました。すぐ側に磐越西線「猪苗代湖畔駅」が有りますが駅舎には立ち入り禁止で入り口も草が生えていました。夏にシーズンのみ営業するのかしら?


猪苗代湖で30分程時間を潰し(何の面白味も無かった!)、新幹線「郡山駅」から帰ります。 途中例によってドライブインなどに立ち寄り「郡山駅」に到着したのは15:35分頃、新幹線の発車時間は17:15分なので時間がたっぷり有り、仕方なしに駅構内をブラブラお土産屋などを廻る事に・・・・・(写真は郡山駅) 待合室で丁度「民話ライブ」成る物を催していたのでそこで時間つぶし・・・・・・ 郡山発17:15分やまびこ148号に乗り東京へ、新幹線は速い、速い大宮まではフルスピードで走る。いつもながら日本の鉄道技術の素晴らしさを実感しながら・・・・

わたらせ渓谷鉄道・大間々駅「高津戸峡」散策・新潟県入広瀬村から吹割渓谷散策

2015年06月09日 | ドライブ・旅行
タイトルの写真は新潟県入広瀬村民宿「休場」の部屋から「破間川」を撮った所です。早朝のため「川霧」が発生していました。10分程で消えてしまいました。
毎年6月の初旬にここ民宿「休場」に来ます。以前は金曜日の真夜中に東京を出発して明け方から山菜採りに山に入るのですが、ここ数年山菜を採り自宅へ持ち帰った後のあく抜きなどの処理が大変で山菜採りは止め、もっぱら民宿で出る山菜を食べるだけにしました。

以前に載せたBlog記事の抜粋です。
群馬県「谷川岳」一ノ倉沢を見る 2012年06月05日
新潟県「入広瀬村」2011年06月07日

東京世田谷の自宅を朝8時過ぎに出発環状八号線から関越高速道路を殆ど渋滞も無く北関東道をへて太田桐生で高速を降りる。
国道122号線を渡良瀬川に沿って北上して行く両毛線の踏切を渡るとわたらせ渓谷鉄道・大間々駅も近い。写真は大間々駅
ここで駅前の観光案内所でレンタサイクル(無料)を借りて「高津戸峡」の散策に行く。
真新しい観光案内所で係りの女性が2人親切に教えてくれた。


写真は「大間々駅構内」レンタサイクルを借りて線路に沿って100m程行き踏切を渡る時に撮った写真で一部鉄道車両が展示してあり幾つかの貴重な車両が展示してありました。


踏切を渡り数分行くと「高津戸橋」と言う新しく作られた鉄橋の下が「高津戸峡」遊歩道の入り口となっていました。
橋のたもとへ自転車を止め遊歩道を歩きます。写真の様な整備された道で階段が多いのですが渓谷に沿って散策します。


写真は先程渡った「高津戸橋」を遊歩道から撮った所です。



道は一端下へ降りると割と平坦です。



写真は河原へ降りた時に撮った「はねたき橋」で 、この橋へ向けて歩きます。
橋から橋へと丁度一周廻る形になります。


写真は河原にある「ポットホール」(甌穴(おうけつ))と言われる物で、岩のくぼみに落ちた石が水流の力で回転し、岩盤を削り丸い穴を掘った物で、穴の底に角の取れた石が残る。


片道500mも無い遊歩道ですが、今の時期新緑が綺麗でした。やがて「はねたき橋」に出てこの橋を渡ります。


「はねたき橋」から「高津戸橋」を見た所。この後戻り、道途中にある「神明宮」に立ち寄ります。


この周回コースは、一周歩き回っても大した事は無く、渓谷のほんの一部の散策です。写真は「神明宮」の本堂、伊勢神宮と同じ建築様式とか。


写真は「高津戸橋」に戻って橋の上から「はねたき橋」を見たところ。



この橋のたもとが「ながめ公園」と成っている、そこにみどり市指定重要文化財の「ながめ余興場」が有ります。
この日、丁度講演の準備で見学出来無いとの事でしたが、責任者の方が出て来て解説して頂き少し見学させて頂きました。(正規の見学では無いので無料でした)
館内の写真を撮りましたが、見学コースには回り舞台の地下施設など見学出来るようです。


「ながめ余興場」を見学した後「大間々町」の街の見学をします。自転車で街のメインストリートを歩くと1~2分で廻ってしまいます。町歩きガイドを見て、写真の様な「コノドント館」と言う聞き慣れない博物館に立ち寄りました。
コノドントとは「特殊な化石」の様で未だ正体がハッキリしないらしい!(コノドント館のHPを参考にして下さい)
この建物自体は近代化遺産としてみどり市指定重要文化財と成っていて大正10年に建築された旧大間々銀行、足尾銅山発展と共に栄えたらしい。


「コノドント館」の見学の後、すぐ側の「やまもと屋」と言うカレーうどん屋で昼食にしました。ご当地グルメでグランプリと言う事でしたが、注文から長い時間待たされて漸く食べたが、自分で作ったカレーうどんのほうが美味しいと思った!
昼食後今度は、写真の「醤油の醸造元」(にほんいち醤油)を見学します。


上の写真の「蔵元」の内部。見学コースが有り社長らしき方に案内をして頂きます。写真は一階の入り口付近で6千リットルの木樽、この下から足場を上がり2階の方へ説明を聞きながら移動します。


写真は足場を上がり3ヶ月前に仕込んだ醸造樽、漸く発酵が活発になり始め泡がふつふつと湧き出始めた所です。


この写真は1年物で漸く製品になるまで熟成した所です。帰りがけに種類の違う醤油数本を買い求めました。
この後、北関東道太田桐生インターから新潟県入広瀬村民宿「休場」へ向けて、関越自動車道小出インターから「大白川」まで行きます。新潟県入広瀬村民宿「休場」でこの日宿泊します。タイトルの写真はこの民宿「休場」で撮りました。


写真は翌朝、朝食前に散歩がてらワラビなどを取りながら写真を撮りました。この写真は「ウツギ」です。丁度今が満開の時期です。


写真は大きくなった「ゼンマイ」。
今年の入広瀬村の山菜は不作で、コゴミ等は大きくなりすぎてダメ!その他の山菜も雪解けが早まったせいで殆どがタイミング悪く、収獲が難しかったようです。


ヤマブドウの新芽、これも天ぷらで食べると旨い。



アケビの新芽、この新芽をあく抜きして食べるととても美味しい!

この日午前中帰りがけに地元入広瀬村の「みのり館」で山菜を買い求めようとしましたが、どれも不作で販売はして居ませんでした。

この日の日程は、途中関越自動車道沼田インターで降りて「吹割の滝」に立ち寄ります。



写真は群馬県「吹割の滝」。周辺を散策します。
流石日曜日でもあり有名な観光地らしく、人が多く居ましたが不思議と中国語や韓国語が聴かれませんでした。



一通り廻った後、お土産やさんに立ち寄り小物を買い求めましたがこの写真のお店、昔ながらの感じで内部はゴチャゴチャとして居て、まちこの店とか裕チャンの店とか長屋風な感じでテレビでも放映されたとか!


写真は見にくいですが歩いた所をブルーの矢印で書き入れました。
1時間程歩き、ここも結構階段の上り下りがあり良い運動になりました。
また駐車場が無料だったのは良かったのですが土産物屋などの民間駐車場なので、帰りに何かを買わなければ成らず。かき氷を食べました。


写真は「吹割の滝」上流部にある「吹割橋」ここのコースも周回する事が出来ますが上の地図を全部廻ると結構時間も掛かりそうなので今回はパス!

時間的に昼食時なので車を止めた近くの「蕎麦や」へ入りましたが、10割蕎麦そして手打ち蕎麦と看板に書いて有ったので注文したら、待たされたあげく、蕎麦の味はとても10割蕎麦と言えぬ味!。有名観光地、名物に旨い物なし・・・・・・良く言ったモノだ!
この辺りはやたらと10割蕎麦と看板を掲げた「蕎麦や」が多い、しかし味の方はどうなのだろう非常に心配になる・・・・・・・
そんな訳で「喰い直し」したいくらいだったが、自宅へ帰った後山菜の処理が待っているので早めに帰路に着いた!