J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「宇宙探査」

2006年02月26日 | その他随筆
 先頃「ASTRO-F」が打ち上げられ、衛星(あかり)と名付けられた、それ以前に
「ASTRO」シリーズはASTRO-A(ひのとり)ASTRO-B(てんま)ASTRO-C(ぎんが)
ASTRO-D(あすか)ASTRO-E2(すざく)と続いて、今回「F」と成った。
ASTRO-E2(すざく)迄は、X線観測装置を搭載して居たが、今回ASTRO-Fは
赤外線観測装置搭載と成っている。
打ち上げに使用されたロケットは「M(ミュー)-V(ファイブ)」ロケット、打ち上げ能力
1.8t 全長30.7m直径2.5m、固体燃料ロケット。
JAXA宇宙科学研究本部日本独自の固体燃料方式で、東大生産技術研究所、東
大宇宙航空研究所から40年に渉っての技術の蓄積の成果だ。

 商業衛星H-IIAとは違い、此方は純粋に科学探究目的のロケットで同じ宇宙航
空研究開発機構(JAXA)でも若干目的が違う。元々2系統で開発を行っていた。

 さてこのASTRO-F地球を回る軌道が面白い、地軸に対して9°程の傾きで地球を
周り、丁度夜間と昼間との間を回っている、赤外線衛星の為、熱源となる地球や太陽
を避けた結果のようだ、赤外線観測装置その物を液体ヘリュウムで冷却して、衛星本
体の熱の影響も遮断して、遠くの天体を観測する。宇宙の果て137億年前の姿はど
んな物なのだろうか?或いは太陽系以外の惑星の詳細が判明するのだろうか?
宇宙全天サーベイを行うので今後の観測結果が楽しみだ。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の写真を使用



「下流社会」

2006年02月21日 | その他随筆
今、何十万部と売れているらしい、ベストセラー本のタイトルだ。
著者「三浦展」さん、本当はこの本買うつもりは無かったが、「養老孟司」さん
の「超馬鹿の壁」を買ったついでに、同じベストセラーと言う事での衝動買いだ!

 所が読み進む内に、自分の生活実態と比較し始め、段々深刻に成ったりして
妙に考え込んでしまう。
今まで感じていた事が実際に数値となって、在る程度、客観的に明らかになると
やはりそうだったのか! と言う思いと、人ごとではないと、強迫観念めいた物が
沸いてくる、此処で経済、政治、文化、哲学論を書くつもりはないが、解っている事
は、来年確実に自分は定年を迎え、所得格差から「下流社会」の人に成る事なの
だ。
本の読み方が浅いのかも知れないが、そうした状況をにらんで、未来を考えなけ
れば、流されて行く意外にない、成るようになれでは、逃避だし、家族に対して責任
が持てない・・・・・と、マー色々考えさせられる・・・・全く罪な本だ!

 ただこの書物、数値のサンプル数が少なく、統計学的な見知から見ると少々?
と思うのだが、それに独断的な見解が目立つ気がする・・・・云々。
本の批評をする専門的知識も立場も無いのでこれ以上は無理ですが、世論に一石
を投じるインパクトは在りますね!

「街の木々達」

2006年02月10日 | その他随筆
 先に書いた、近所の鉄筋3階建て建物の解体に伴って、其処に育って居た
木々達が、全て切り倒されてしまった。
中には樹齢70~80年程の立派なケヤキの大木も数本在った、桜なども同じ様な
樹齢で在ったが切り倒されていた、毎年立派な花を咲かせるソメイヨシノだった。

 建物を解体して更地にし、その後に又3階建てのマンションを建てる様だ。
パースを(想像図)を見ると、又同じように植栽としてケヤキ等を植える様だ。
いとも簡単に大木を切ってしまう、その切られる様子を見ていると、痛々しく自分の
身を切られる想いだ。

 この話とは別に矢張り近所で在った事だが、一番悲しかったのは数年前、樹齢
100年程にも成ろうかと言うソメイヨシノと柳が交互に育って居る100メートル程
の並木の木を全て切り倒してしまった時だった。
毎春になるとソメイヨシノの花が満開になり、見事な景観を作ってくれた。其処は
元農地で2千坪近くも在り駐車場になっていたが、アッという間に更地になりマン
ションが出来てしまった。
柳の大木も今では滅多に見られなくなって仕舞った、切られた柳は幹の根元の直径
が1メートル程も有っただろうか・・・・・桜もそれに負けない程の太さだった。

 人間の経済活動の為に邪魔な「木々」は何の躊躇いもなく切り倒されて行く・・・
木は生き物であっても、動かないし何も言わない、その寿命の長さから云って人間
の感じる時間軸と、木々達が持っている時間軸が全く違う。
人間はそうした「木」が生き物である事を忘れているのでは無いかと思う瞬間だ。
確かに自然林では無い都会の木は人間の「手」に依って植えられ、育ったかも知れ
ない、いわば動物で云えば家畜と同じかも知れない「煮て食おうと焼いて食おうと」
飼育者の自由かも知れない、でも其れは経済的側面だけ、植林等は純粋に「木」の
家畜化、ただそのスパンがとてつもなく長いだけ。

 でもそんな「木々達」でも、意志を待って生きているのでは無いかと思う時が在るの
です。
元々其処にあった「木」に接する様に鉄骨の柵を作ったりした時、何十年もするとその
「木」は鉄骨の柵を「食う」様に幹が柵を包み込んで行きます。或いは日陰に成って
仕舞った枝が日が経つにつれ、次第に曲がって行く、等々物理現象からすれば木の
性質から当たり前とも云えるかも知れません。
でも其れだけで片づけて良い物かどうか?・・・・なにせ人間の感じる時間のスパンと
「木」の感じているで有ろう時間のスパンが違いすぎるのです。

「株価の変動」

2006年02月08日 | その他随筆
 この所株価の変動が荒っぽい、私の様な素人の感覚でも、何処か不気味な感じ
がするライブドアー騒動以降其れが、顕著だ、何かどこかで解らない要因が働いて
居るのでは無いか、とさえ思えてくる。
アメリカの経済状況が日本の株価に敏感に反映する事は解るが、其れにしても
荒っぽすぎるのでは無いかと思う、今日の株価下落の要因は解らないが、大幅安
何なのだろう?・・・・

アメリカが双子の赤字を出し続けている限り、不安定な世界経済が続くのだろうか
・・・・その影響をまともに受けるのが日本の経済・・・・何と云ってもアメリカのしもべ
ですから、自らの意志でコントロールする術を持たない国の悲しさ・・・・・・。
ア~ァ・・・・

「本馬鹿!」

2006年02月03日 | その他
 馬鹿な人
 やたらと他人(ひと)を
 馬鹿と云い

 こんな川柳を作ってみました。
「馬鹿」と云っても、なかなか定義が難しいが此処で云う「馬鹿」とは「無能」な
人と仮定する。
一般的な言い方をすると、能力の劣っている人から見て能力の高い人の事は
理解い出来ない、と云うのが私の見解だ、例えば、「想像力の乏しい人」からそ
の逆の「想像力の高い人」を見た場合、(あいつは、何を考えているのだろう・・・)
となる、逆に「想像力の高い人」から「想像力の乏しい人」を見ると、そんな事も
考えられないの?・・・となる。
先の川柳に有る様に、「馬鹿」な人はその事を理解していないし、自分が一番有能
だと思いこんでいる為に、他人が馬鹿に見える。
組織的な活動をしなければ行けない時や会社の中に居て、そんな上司や同僚
と組み合わされる時、非常に悲惨な想いをする事になる。
マー其れも社会の一断面で、何処でも有る話だが、当事者に取っては辛い物に成
るのだろうと思う、生きるという事は一筋縄では行きませんね!