J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

大菩薩峠周回コースを歩く「忘年会登山」その2

2018年12月16日 | ハイキング・山登り
今回の物語は大菩薩峠「介山荘」から始まる、2018年12月9日この日早朝5時にはすでに目が覚めていたが、外は寒いし何より未だ周りが静かだ。今日の日程はゆっくりなので早く起きる必要は無い。しかしそれにしても寒い、夜中に寒いのでダウンジャケットを更に着て布団に入った。布団も短く足の方がなんだか寒い。そんな事から熟睡は出来ず、浅い睡眠のまんま夜明けを迎えようとしていた。
夜明けが近そうなので思い切ってカメラを持って外へ出る事にした。

タイトルは「介山荘」から見る夜明け前の「塩山の街」。
小型三脚を使ったのでぶれずに撮れた。登山中は三脚の出し入れ等は簡単に出来ない、今は時間も有りゆっくり撮影出来る。



前回と同じ地図ですが。今日は「介山荘」から富士見山荘方面へ下山路を取る。
「副ちゃん荘」経由「上日川峠」迄1時間も掛からずに下山出来そうです。
(地図はカシミール3Dと国土地理院の地図より)
タイトル写真から始まり写真のタイムスタンプに従って順を追って記載して行きます。


タイトル写真の続きです。まず南側の写真を撮る、大菩薩湖が眼下に見える、この写真左手に富士山がそびえているのですが、この位置からは手前の山が邪魔して見えません。
画面中央左から右手に伸びる山脈は「小金沢連嶺」大菩薩峠から20km以上の長い縦走路でアップダウンを繰り返しながら南端の滝子山で終着となり「笹子」に降ります。11時間以上の縦走と成る。
2017年10月に途中から登っています。

大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その1


南アルプス「白根三山」及び「塩見岳」



写真は反対側の東方面(都心)、空が白み始めていますが、この状態からは何処から太陽が顔を出すか判ら無かったのですが、介山荘のオーナーが出てきて方角を教えて頂きました。右手の木の陰に隠れて出てくるそうです。




次第に明るくなって行きます。中程には奥多摩の「大岳山」等も写っています。
それにしても寒い! シャッターを押す為に手袋を取ると瞬く間にかじかんでくる。後からオーナーに聞いたのですがマイナス7度と云う事でした。今シーズン一番低いそうですが、この温度が例年並みで今までが異常だそうです。



メンバーも外へ出て来てだいぶ明るく成って来た所で一緒に稜線を少し上り、富士山の見える位置まで行きます。幸い早朝のせいで曇り空なのにスッキリした富士山が撮れました。


今日の朝食です。写真の他に味噌汁とご飯が付きます。外ですっかり冷えた身体には温かいご飯と味噌汁が何よりです。(この写真はS女史の写真をお借りしました)


さて、写真は今回参加したメンバー全員で記念写真です。集合写真を撮った後、下山開始です。


パノラマ写真を作ってみました



パノラマ写真の真ん中の部分です。



この写真は東側をズームアップした物、スカイツリーが微かに写っています。



この写真は峠から30分程下った所からの写真です。



上日川峠で撮影しました。南アルプスでしょうか? 9時前の時点で未だスッキリと撮れています。


上日川峠には8時43分到着、始発バスは9時00発。 これから途中の「天目山温泉」に立ち寄りますが開店は10時。「天目山温泉」迄はバスで30程です。


写真は「天目山温泉」。到着は9時30分。開店前の為館内には入れず、仕方ないので近くを散歩して時間をつぶします。
バスの運賃は途中で下車しても千円取られます。帰りは都合の良いバス便が無い為にワゴンタクシーをチャーターする事にします。




天目温泉界隈を散歩します。すでに天候は曇りで、気温も1度か2度と云った所でしょうか?
10時少し前に天目山温泉駐車場に行くとすでに数台の乗用車が居て開館するのを待っていました。
散歩の後私たちが行くと開館時間少し前でしたが扉を開けてくれました。

天目温泉でゆっくりします。入浴後昨日の余ったつまみ類を出し、ビールを買ってミニ反省会、更に持ってきたワイン、酒で乾杯!


11時30分頃に予約したタクシーが迎えに来てくれたので反省会は終了。20分程で「甲斐大和」駅に到着12時12分発「高尾」行きに乗ります。



電車の最後尾に乗り込みますがボックスシートの車両では無くベンチシートの車両でした。この時間は乗客も少なく幸いでしたが静かに反省会です。この写真もS女史提供の写真ですがカメラのシャッターボタンを押してくれたのは見知らぬ乗客の方でした。ありがとう御座いました。
この後「高尾」駅で予約していた何時ものお店で本格的な反省会の〆でした。

今回山行の仲間に加えて頂き幹事・他皆様ありがとう御座いました。
久々に鬱々とした気分が晴れました。

もう少し早く記事をアップしたかったのですが風邪を引いたか熱が出て2日間寝込んでしまいました。



大菩薩峠周回コースを歩く「忘年会登山」その1

2018年12月11日 | ハイキング・山登り
2018年12月8~9日一泊2日の予定で大菩薩峠を歩く。某SNSの集まりに参加しました。この日集まったのは男女5人ずつ合わせて10人。今回は初日の集合時間が13時40分という超マッタリ登山、主目的は「忘年会登山」のタイトル通り。

タイトル写真は「副ちゃん荘」から唐松尾根を歩く組と富士見山荘方面経由「介山荘」へ行く組に分かれる、私たち4人で唐松尾根の上部に出た時に撮った物です。
すでに16時に成り日暮れが迫っていました。


今回歩いた地図です。私たち唐松尾根を歩いた方向を赤い矢印で示しました。
「副ちゃん荘」で2組に分かれます。右手「介山荘」方面へは50分程ですが左手「唐松尾根」経由方面は2時間程掛かります。介山荘到着は確実に日没後に成ります。(地図はカシミール3Dと国土地理院の地図より)


現地集合「JR甲斐大和駅」13時40分。13時50分発のバスに乗ります。
この時間高尾方面からの電車は1時間に2本程しか有りませんので、実質的に「高尾駅」で参加者全員同じ電車に乗ります。


写真のバスに乗ります。このバスは地元のタクシー会社が運営していて、団体でバスをチャーターする事も出来、自由がきき、うまく利用出来そうです。


バス終点「上日川峠」まで50分。
バスを降り身支度を整え出発、クマザサと樹林帯の中を緩やかに登って行く。この時点で14時51分。


副ちゃん荘到着15時16分。 休憩、此所で2組に分かれます。



写真は副ちゃん荘から見える大菩薩嶺に続く稜線「妙見の頭」のようです。



広い尾根をジグザグに登ります。「唐松尾根」は次第に傾斜をまして行きます。





時間的に登山者がいなく成り静かに成ったせいか鹿が群れでやってきた。十数頭の大きな群れだった雌鹿のようで私たちを警戒している様子が判る。



1枚はタイトルと同じ写真ですが、西日に輝くダケカンバが何とも美しい、今はすっかり冬枯れの様に成っている。


時刻はすでに16時に成ろうとしている、後30分程で日没を迎える。



午後からは次第に曇りがちに成り上部がガスッて来ましたが天候が崩れる気配が無いのが救いです。


高度を上げるに従い「大菩薩湖」(人造湖)がよく見える所まで来ました。



標高も可也上がり2,000m近くでは無いかと思われます。気温も次第に下がり風が無いのが救いです。


稜線に出るのも、もうすぐです。ガスが上がったり下がったりしていますが、この後次第に暗くなりガスが目立たなく成ります。幻想的風景が広がります。


「唐松尾根」組のメンバー「雷岩」到着です。





日没に輝く南アルプス。時間は16時33分、日没後5分程過ぎました。
三脚なしで工夫しながら撮影しましたが、なんとかぶれずに撮れました。


写真で見ると明るい感じですが、すでに日没を過ぎている事から肉眼では可也暗く感じます。


南アルプス・ズームアップ写真 南アルプス南部方面と思われます。




稜線を「介山荘」に向けて下ります。賽の河原、此所は稜線上の鞍部に成ります。写真では明るいのですがシャッター速度が出ないので少しぶれています。下の写真はストロボを使いましたが、実際はもう少し明るい感じがします。


富士山がかすかに見えます。冬のこの時間山中を歩くのは初めての経験です。




塩山から甲府盆地、街の明かりが目立つ様に成りました。気温はすでに氷点下と思われ風がない分救われます。


遂に「介山荘」が見えてきました。すでに明かりが点いています。すでに私たちはヘッドランプで足下を照らしながらの下山です。
写真よりずっと暗く岩場の道を用心しながら歩きます。この時、時間は16時58分。


上の写真から7~8分で到着、その後先に到着していたメンバーと合流の酒盛り、その時の夕食です。
この他にカレーライスが食べ放題ですが、すでに酒盛りでつまみを食べていて私は写真の料理も残してしましました。残念! 
尚、写真がぼけていますが結露してしまい写真を撮る事が出来なく成りました。(次回に続く)

大菩薩峠周回コースを歩く「忘年会登山」その2