J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

飯縄山登山と戸隠高原キャンプ

2016年08月24日 | ハイキング・山登り
タイトルは「戸隠山連峰」の一部、戸隠神社「奥社」参道入り口から程近い所から撮った物です。
2016年8月21日早朝5時50分戸隠キャンプ場出発。その前「高妻山」登山組は4時30分頃出発。
前日から天候は不安定で台風の影響が若干出ている感じでした。その為か時間と共に雲の動きなどが活発になって来ていました。

今回は通常使う一眼レフカメラは先日「塩見岳」で雨に濡れたせいで調子が悪くレンズを修理に出したので、今回はコンパト・デジカメにしました。画質全体が冴えない事をご了解願います。



地図に書き込みを入れましたが、「戸隠キャンプ場」から「飯縄山登山口」迄行くのに早朝の為路線バスが使えず登山口まで2時間以上一般道などを歩きました。
登山口に到着した時は既に登山中盤の様な感じでした。コースは幾つか在るようですが登山者の為の道案内は貧弱でどの道を行けばどの登山口に着くか・・・・・不明でした。
地図に赤いラインと青ラインで区分けして歩いた道を示しました。赤いラインは大体のコースで昭文社の山地図では詳しい道は判らず地元発行の道路地図が必要と思いました。計画では周回コースを取る予定でしたが登山口が判らず、結果的に戸隠中社「戸隠神告げ温泉」先の分かり易い登山口から登り往復登山となりました。



写真は8月20日長野駅。駅前のバス停集合で各自バラバラに到着、10名全員が集まる迄の間キャンプ用の食料などの買い物を先に来たメンバーが済ませる。男6名女4名 全員集まった所で「戸隠キャンプ場」行きのバスに乗車「バスのフリー切符2.600円」なり。



バス車内は比較的空いていました。此から「戸隠キャンプ場」迄1時間と少しのバスの旅の始まりです。



キャンプ場に着き手続きなどを終えて、決められた今晩の寝所のログキャビンの写真、建てられて日も浅いらしく未だ綺麗だ。しかし狭い、ここに5人入る。



キャンプ場で借りたテーブル、椅子、バーベキューコンロなどを運び込むメンバーの皆さん。




雨が降りそうでしたので、追加でタープも借りてサ~、バーベキューパーティーの始まりです。




主催者リーダーS氏のご希望で薪を燃やし、赤い炎見ながら酒を飲む・・・・・・




ログキャビンの内部、ログキャビンとバンガローの違いは電気のコンセントと照明の有無だそうで使用料が若干違います。

今夜のログキャビン宿泊者女性陣4名と男1名・・・・・・・男(人畜無害故)・・・私です。



翌朝「飯縄山」へ向け出発5時50分。此に先立ち「高妻山」登山組はまだ暗い内4時30分頃出発して行きました。
「高妻山」はここの近くに登山口が在りますがコースタイムは往復8時間以上掛かりそうです。

一方「飯縄山」は登山口から往復5時間程ですが、前出のように登山口までバス便が無い為、一般道やそれに沿った散策路を歩きます。此以降は「飯縄山」からの記録報告です。



キャンプ場入り口の脇に写真の様な看板が有り「戸隠自然観察路」と言う看板表示に従って「戸隠中社」へ向けて歩き始めます。



道は平坦でやや湿地に近い場所です。昔、戸隠自然観察路を歩いたかすかな記憶が有りますが今となっては殆ど覚えていません。



ヒラヒゲソウ レッドデータブックに載りそうな程少ないようです。




40分程で「戸隠奥社」参道に出ました。




更に戸隠奥社駐車場へ出て県道36号線を横切り「信濃路自然遊歩道」へ入ります。バードライン・県道36号に沿って居ます。



タイトルと同じ写真ですが「戸隠連峰」が良く見えました。この先辺りから道が複雑になり標識もいい加減で地図を見比べながら歩きます。地元発行の観光地図のほうが良さそうです。



更に40分程歩いて漸く「戸隠中社」へ到着。7時25分。




更に30分・・・・・漸く登山口に到着!(7時55分)この段階で可成り足に来ているので5分程休みます。



登山口から10分程は急登ですが、其れを過ぎると写真の様な穏やかな登りに成りこの状態が暫く続きます。



ユックリ登り50分程すると「菅ノ宮」の鳥居が見えてきました。登山道はここから傾斜を増します。兎に角蒸し暑く風も無い為、体温が上がり頭もボーッとした感じです。



更に40分程登ると見晴らしの良い稜線へ出ます。晴れていれば「戸隠連峰」や「高妻山」が見えるはずですが生憎雲の中でした。



写真は上の写真と反対方向南側です。もう少し登ると長野市の町が見えます。この辺りは「お花畑」の様に成っていて沢山の種類の植物が見られます。



トリカブト。この紫色がとても鮮やかでした。(写真は今一)




トリカブトとヤナギラン




ヤナギランとハンゴンソウ




山頂も近くなり漸く長野市の街が見えてきました。




写真は一の鳥居飯縄登山口「南登山道」方面との合流点。この先でどうせピストンするのなら、ここでザックをデポして山頂を往復してから昼食にしようと言う事になり。登山道の脇にザックを置いて山頂まで行く事にします。



15分も登ると「飯縄神社」の祠がありました。




更に5分程すると広い場所に出ます。そこにも神社の建物が在ります。写真の所から山頂が見えます。10分で山頂という表示が有りキッカリ10分で到着しました。



そして「飯縄山」山頂(1,917m)です。生憎上空に雲が立ちこめ遠くの山々の展望は望めません山頂到着11時10分。「高妻山」方面組も30分程遅れて山頂到着したようです(後から判明)此方から見ると「高妻山」は雲の中で全く見えませんでした。



先程まで見えていた長野市内(南東方向)も雲が下がり見えなくなってしまいました。




山頂に10分程滞在した後ザックをデポした所まで戻り昼食タイムにします。下りは幾らか余裕が出て来て花を撮る気になりました。しかし昼食も余り食べられず、同行者のS女史にご心配をお掛けして仕舞いました。写真はリンドウ。



オヤマボクチ。初めて見る植物で初めはアザミの仲間と思いましたがアザミ類に変わりは無いのですがこの個体は未だ開花まで間があるようで蕾のようです。
食用にも成り蕎麦のつなぎにも使われるようです。



往復同じ道ですので下りの写真は少なめです。写真は分岐道ですが写真の様に右手方向に一方的に矢印が付いています。左に行くと林道に出るようですがバス停からは遠ざかるようです。此処まで来ると登山口はすぐです。



山頂から2時間足らずで登山口まで下りました。登りの半分近い!今回は蒸し暑い上に風も無く30分置き位に休み水分補給をしました。何時もより可成り水分補給をしました。
同行したS女史も私にペースを合わせて頂き感謝です。登りのコースタイムは可成り遅れ気味でした。



写真は「戸隠神告げ温泉」登山口から15分程の所にあります。行く時この前を通り越しましたが、この日は日曜日、帰りのこの時間、隣にある「ちびっ子忍者村」の施設に来たお客の自動車が駐車場にあふれ路肩駐車が続き温泉もごった返すと思いきや、結構スキスキでした。(写真はS女史の物をお借りしました)

温泉に入りサッパリした所で付属レストランでビールで乾杯!
此は至福の時間です。
余りの喉の渇きに生ビールを2杯お代わりしました・・・・・・
S女史も同じようで、今回の山行は暑さに負けたようです。

この後、戸隠中社バス停から長野駅に戻り高速バスに乗り換え池袋駅まで帰ります。
長野市内に入り突然の夕立に、、、、、、幸いバスに乗車中で幸いでした。
長野市内で時間が有れば善光寺見学でも思っていました。又は「高妻山」組と合流できれば良いと考えていましたが合流は出来ず。そんな時間も無く高速バスに乗り換えます。
渋滞でバスは遅れ結局池袋着22時過ぎでした。矢張りバスは運賃は割安な物の時間が掛かる!!

今回御一緒頂いたメンバーの皆様、主催者と高妻山チームリーダーのS氏。飯縄山へ同行頂いたS女史どうも有り難う御座いました。



南アルプス「塩見岳」登山

2016年08月11日 | アルプス登山
タイトル写真は「塩見岳」(西峰3,047m)山頂から撮った物です。写真中央の稜線は「仙塩尾根」南アルプス北部へ続き北岳などへの縦走ルートになります。
写真奥に見える稜線は左から「千丈ヶ岳」「甲斐駒岳」「アサヨ峰」「北岳」「白根三山」と続きます。



地図は駐車場ゲートから歩き「鳥倉登山口」から本格的に登り「塩見岳」迄往復します。途中「三伏峠小屋」で2泊します。

駐車場に到着したのは12:05分その場で「昼食」にします。12時30分登山開始!
初日は不安定な天候で、登山口から雨具を着用で登りましたが、途中数回雨具を脱いだり着たりを繰り返し暑い中4時間と少しの厳しい登山が始まりました。




写真は「鳥倉登山口」手前の駐車場。総勢12名ですが交通手段の違いから3組に分かれそれぞれ登ります。私達タクシー組は直ちに「昼食」にします。時折雨が落ちてきますが何とか成りそう。



ゲートを潜り「鳥倉登山口」まで40分程林道を歩きます。振り向けば駐車場が見えます。




写真は登山口から15分程登った所で、雨具の調整をします。すでに登山口から着用している人も居ます。



更に20分程登ると写真の様な標識が出て来ます。「三伏峠小屋」手前で10/10となり道程の目安になり安心感があります。



写真は標識4/10を過ぎた辺りから写真の様な木の梯子が頻繁に出て来ます。雨で滑りやすく慎重に登ります。下りの場合もっと注意する必要が有ります。



写真は標識6/10手前にある梯子ですが、見るからに怖そうな感じです。




写真は登山口から3時間程来ると「ほとけの清水」と名前が付いた水場にでました。
この後も木の梯子の滑りやすい階段を頻繁に登ります。



途中写真の様な普段見掛けないキノコ類などが出て来ます。今回は雨に祟られ植物類の写真は余り撮影しませんでした。



16時44分、写真は「三伏峠小屋」途中、塩川方面からの登山道(現在閉鎖中)分岐を過ぎ30分程で到着しました。



到着後1時間程して食事でした。その前にテント泊組など全員が集まりテント場で酒盛りでした。。。。。。。



小屋の部屋はこの日、金曜日で宿泊者も比較的少ないので小屋番さんの好意で7名1部屋を独占する事が出来ました。夕食は16時30分から、寝具は1人敷きマットと毛布3枚。消灯時間は19時30分。それまで宴会です。

写真は翌朝4時37分「三伏峠小屋」から「塩見岳」の景色で、日の出直後の出発時の写真。今日は天気が良い快晴の模様。前日もそうでしたが、今日も私が先頭を歩きます。



10分も登るとスッカリ明るくなり、森林限界も超え稜線へでます。




稜線へ出て振り向けば「三伏峠小屋」がまだ間近に見えます。



15分も登ると「三伏山」(2,615m)ピークです。ここから写真の「塩見岳」へ向けて、片道4時間余りのアップダウンの道を歩きます。



次のピークは「本谷山」(2,658m)迄稜線のアップダウンを行きます。
その途中の「のぞき岩」から見た西方向「塩川ルート方面」です。昔、塩川から三伏峠に登り南アルプス南部を「茶臼岳」まで縦走した事があります。遠い昔の話です。



「三伏峠小屋」から1時間10分程で「本谷山」ピーク到着です。




写真は「本谷山」から北方向のズームアップ写真、南アルプス北部方面の写真で画像に山の名前を入れました。



写真は「甲斐駒ヶ岳」を更にズームアップした所ですが、雲が中々取れず、「摩利支天」が隠れ気味でした。



写真は南側「小河内岳」(2,802m)方面と思われますが、地図を確認する間もなく特定もしませんでしたので自信が有りません。



写真は更に40分程歩き広い稜線が原生林となっていて此辺りから「美しい森」と言われる地帯に入ります。写真の様な苔むしたシラビソの中を歩く道になります。



森の中はキノコ類などが沢山生えています。写真は「ギンリョウソウ」




写真は今朝から歩いてきた道を振り返った所。写真中央左から右に掛けて歩いてきました。この時点で7時44分出発から4時間程経ちました。割とこまめに休憩を取ります。写真の方はメンバーのY氏。



写真奥は「白根三山」




仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が良く見えるように成って来ました。前の写真では見えなかった「鋸岳」が真ん中に見えます。一番右が「アサヨ峰」



写真は「塩見小屋」から「塩見岳」方向を撮った物。右端に「塩見小屋」の屋根が見えます。この時丁度荷揚げのヘリコプターが来て、小屋の前で休憩しようとしたら、小屋番さんに危険だから、もっと先の景色の良い所まで行って、休憩して欲しいと言われ10分程離れた場所まで行きました。



その展望の良い場所から撮った「仙丈ヶ岳」のズームアップ写真。




この写真はT氏の物をお借りした物ですが、「塩見小屋」の屋根越しに「塩見岳」が良く撮れているので使用させて頂きました。



写真がその様子で、小屋の狭い敷地にホバリングしながら荷揚げ作業はヘリの操縦士にとっては難しい作業なのでしょう。



荷揚げ作業は数回続きました。写真は「天狗岩」手前から。




まだまだ「三伏峠小屋」が良く見えます。良く歩いた物だ!




「天狗岩」の岩場をトラバース気味に登るといよいよ「塩見岳」の西峰の稜線が出て来ました。




写真は白根三山「間ノ岳」(3,190m)とその奥の「北岳」(3,193m)ズームアップ。




さていよいよ「塩見岳」岩場への登りです。岩場に黄色いペイントがしてあります。分かり易いようにルートを赤線で描きました。



写真は先頭を歩く私の後にぴったりと付いて来たメンバーのS女史、下の方にもメンバーが写っています。



そしていよいよ「塩見岳」(西峰3,047m)山頂です。9時44分到着!




そして「塩見岳」(東峰3,052m)への道。5分程です。




タイトルと同じ写真ですが。「仙塩尾根」南アルプス北部へ続き、北岳などへの縦走ルートに成ります。南アルプスは有人の小屋が少なく、甲斐駒ヶ岳辺りまで縦走するにはテン泊と避難小屋泊まりを覚悟しなければならず。可成りの重量のザックで何泊もする事になります。



写真は「塩見岳」(東峰3,052m)山頂から「塩見岳」(西峰3,047m)山頂を見たところです。




写真は東峰山頂に登るメンバーの3人(N女史、T女史、T氏)




西峰山頂で全員で「昼食」にします。山頂で40分程ゆっくり休みます。しかし10時を過ぎると怪しげな雲が次第に沸き上がってきました。



全員で「塩見岳」登頂の記念写真(n女史の写真をお借りしました)




速やかに下山に掛かります。登りより下山時に神経を使います。険しい岩場で落石や、足の踏み外しは許されません!



写真は下山開始から2時間程戻った所、写真左側の稜線を降りてきました。下りは割と早めです。下りも私が先頭を任されました。



写真は「本谷山」迄戻ってきました。山頂から約4時間弱です。「塩見岳」が遠くに見えます。良く歩いた物だと自分でも感心します。暑いなかアップダウンを超えながらジッと我慢の歩きです。



写真は15時19分「三伏峠小屋」テント場で漸く到着ですもうヘロヘロ・・・・・その前、ここへ来る前水場まで下りて水をくみ頭を冷やしたりしてスッキリしましたが「水場」迄の往復が30分程掛かり、この登りが最後の一番苦しかった所です。



写真は翌朝の「三伏峠小屋」から見る「塩見岳」今日も良い天気だ!
昨日より安定していそうだ。昨日は下山最終時刻間近雷が鳴り始め、女性陣は慌てて下山道を急いだ、しかし三伏峠付近は雷雨に遭わずに済んだのが幸いだった。
その後小屋に戻った一行は部屋に戻りテン泊メンバーを交え部屋で宴会が始まった、しかし今日は土曜日と言う事も有り我々のグループ以外の宿泊者が3名(一家族)の同宿となった。
しかしそこは其れ、その3人を巻き込んでの宴会となった。
その一家3人が、話を聞いていると山慣れた家族で、素晴らしかった。翌朝3時頃起床したのが気配で判りましたが、殆ど物音を立てず準備をして寝具を畳み部屋から出て行きました。。。。。。



小屋の前に設置されている看板!此から下山します。確か6時頃の下山開始と思いました。




「三伏峠小屋」から暫く下りた下山道6時過ぎの写真。今日は午前中に下山して温泉に入りのんびり帰る予定。



今日も先頭を歩く事になった。下り道は意識して歩かないと自然とピッチが上がってしまう、幸い私自身は膝が健全で下り道は早い。しかし今回はそうも行かず常に後方の様子を見ながらの下山を意識しました。



途中写真の様な木の階段が幾つも出てくるので気が抜けない、登りよりも下りの方が危険だ!この木の階段も湿ってすこぶるスベル!メンバーの皆さんも慎重だ!



「ヤマオダマキ」普通のオダマキは紫色が濃いが、「ヤマオダマキ」は紫が薄い。




漸く登山口に到着8時25分。登りより可成り早い時間で下ってしまった。それ程登りは急登と言う事だろうか。いずれにしても全員無事下山できた事は良かった。 



写真は登山口近くから駐車場方面を撮った所。登山口から駐車場まで下り道とは云えまだ30分以上林道を歩きます。
リーダーのO女史の差配で9時に駐車場まで地元タクシーを回送してくれるようにお願いしてあるので其れまでに駐車場へ急ぎます。
結果5分遅れで到着。



ワゴンタクシーに9人程乗り、他のメンバーはY氏のマイカーに乗せて貰い、地元「松川」の「大州七椙神社」(おおしまななすぎじんじゃ)にお参りに行きます。(千年杉と「落ちない」という縁起の神社です)無人の神社なので「御札」は近所のスーパーで買い求められるというのでタクシー運転手の案内で行きます。



次に地元の温泉へ向かいます。ここで帰りのバスの時間迄のんびりとビールなどを飲みながら昼食を取ります。




写真はS氏の物をお借りしましたが、此と同じ物が「飯田タクシー」さんのフェースブックにアップされました。
この写真は帰りの高速バス停までタクシーで行く事になりその際に撮りました。

この後、高速バスで中央道で立川まで帰りますが日曜日と言う事で渋滞が酷く、立川まで6時間以上掛かりました。
立川に到着したのは21時を過ぎましたが立川で有志で軽く反省会を行った後、それぞれ帰路に着きました。