J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

福島県ー新潟県県境の山「浅草岳」を登る

2012年10月23日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は浅草岳山頂から下山時に守門岳をバックに、紅葉する桜曽根尾根を撮影した所です。

夏場の大雨の被害などで県道385号線(浅草山大白川停車場線)展望台駐車場迄行く事が出来ず、手前のエコパーク森林公園の少し先迄。その通行止め箇所から林道を歩く事に成った。駐車場まで40分さらに林道をネズモチ平登山口から桜曽根登山口まで40分林道歩きが始まった。




写真は前日奥只見湖まで入りダムの堰堤から西方向を撮影した所で「越後三山」の頭がかすかに望められた。「大白川」から奥只見湖迄は「奥只見シルバーライン」22km程在りますが、その殆どがトンネルの中の走行です。上下2車線で大型車などが前に来ると追い越す事は難しく資材を満載したトラック等の後ろに着くと大変かも知れない。
この日も観光バスの後ろを付いて行ったが、大型車のすれ違い毎に最徐行して居た。奥只見ダム建設の為に作った道路と思いますが、曲がりくねったトンネルや直線の長いトンネル、よくぞ作った物だと思います。




さて翌日10月20日朝「休場」を出て待ち合わせ場所で合流したK君一行と2台の車で県道385号線を行ける所まで行く。写真は丁度通行止めの所で車をUターンさせて駐車した所で、すでに先客の車両が数台駐車していた。さすが土曜日で地元のナンバーが殆どでした。



歩き始めたのが午前7:10分、まだ朝霧が残っていて澄んだ空気に光がまぶしい!
登山口付近位までは未だ紅葉が始まっていない。




写真は林道から見える「浅草岳」で林道左手方向から右に回り込み山の麓を右方向へ林道が更に続く。
浅草岳山頂から右手は前岳更に右手のピークは喜平与ボッチ(1,484.7m)又は北岳どちらかと思います。(浅草岳の方が標高が高い)2012/10/25修正




林道を進むと写真の様に大きく崩れた場所に出ます。こうした崩壊場所何カ所か有り、夏の豪雨被害が可成りすさましい物だった事が想像出来ます。




写真が本来此所まで来る予定の駐車場です。70台駐車出来るそうですが可成り広いスペースです。




上の写真駐車場から更に林道を40分程歩いて漸く登山口に着きました。此所へ来るまで崩壊箇所がかなり有り林道が出来た当初は此所まで車で入れたそうです。
此所から本格的な登山道と成ります。




写真は「浅草の鐘」と命名されて居ましたが登山口から直ぐの所にありました。
この鐘を一発たたいて登りました・・・・・・・




登山口からは割と緩やかに登りますが次第に急登に成ります。少し高度を稼いだ当たりで写真の様に守門岳が目の前に広がります。




ある程度の標高に成ると紅葉も濃くなり写真の様に「喜平与ボッチ」(1,484.7m)付近は景色も良くなり時折急登も出てきます。




尾根筋は割とやせ尾根で左側が大きく落ち込んでいて、木が生えていないと高度感がすごいと思います。コースとしては中級コースの感じで写真の様な場所が結構続きます。この日前日の雨で岩が滑りやすかったり緊張する場面もありました。




この辺りの山は森林限界も低く「前岳」(1,568m)当たりまで来ると写真の様な道と木道が整備されていました。




写真は木道脇に咲いていた遅咲きのリンドウで草紅葉の間にヒッソリと咲いていました。




写真左手の山が「浅草岳」(1,585.5m)で、木道が続いています。途中に湿地の様な場所も有り春には高山植物が見られそうです。




漸く「浅草岳山頂」で、山頂は非常に狭く到着した時は団体さんが居て、何とか場所を確保した所です。私たちも一行6人ですが写真の様に山頂の標識の前を占拠した為はた迷惑に成ったカモです。
写真に写っているのは私の息子で狭い山頂では満足の行く写真も撮れませんでした。

この後此所で昼食のラーメンを食べる為にお店を広げたので、山頂の証拠写真を撮る方達にはご迷惑をおかけしました・・・・・・




写真は山頂から「前岳」方向を撮した物です。




この写真も山頂から「田子倉湖」を撮した物で、写真中央下が只見線「田子倉駅」でトンネルからちょこっと顔を出した線路と駅および国道252号線です。右が上流で奥只見に成ります。




写真は再度「守門岳」、ズームレンズで大きくしましたが中々印象的な山です。この左方向遠くには尾瀬燧ヶ岳や越後三山も見えました。遠くの山は時間的に午後に成って仕舞い霞んで居て綺麗な写真には成りませんでした。




帰りは全く同じ道を戻ります。私の息子は障害を持っているので、登りより下山に時間を使い可成り
慎重に降りました。結果的に下山開始11:40分で車の所へ到着したのが15:00近く登りより下りの方に多くの時間を使いました。
写真は帰りの林道歩きの時「楓」が見事に色づき日の光を受けて輝いていました。

この後民宿「休場」に戻り、一同この日の宿泊と成りました。
今年春に続き2回目の入広瀬村民宿「休場」で、それも連泊と成りました。秋はキノコ三昧の料理で初めて聞くキノコの名前が多く、うまい手打ちそば等至福の時間でした。















山梨県 奥秩父「金峰山」を登る。

2012年10月07日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は登山口から50分程歩いた所でようやく視界が開けた場所で「南アルプス」が眼前に広がり写真遠く中央の山は「北岳」手前の紅葉した山頂は金峰山に連なる「朝日岳」で右手の方に金峰山があります。

昨年9月に「大弛峠」から「国師ヶ岳」を登っていますが今回は反対側の「金峰山」を登ります。



早朝4時に自宅を出発して「談合坂SA」で朝食を取ります。今回は「川上牧丘林道」では無く国道140号線「雁坂みち」から県道219号線「県企業局管理道路」を使います。私のカーナビでは地図に記載が無く「感」を頼りの走行です。途中写真を撮りながら「大弛峠」に着いたのが午前7時9分、すでに駐車場はかなりの車両で埋まっていましたが丁度登山口の所に一台分のスペースが空いていましたのでラッキーとばかりに即駐車しました。ここが丁度山梨県と長野県の県境で舗装が此所で途切れています。。。。。。調べてみたら長野県側は「川上村」の管理で山梨県側は「県」の管理だそうで「財政力」の違いがもろに出た感じです。現在山梨県側の駐車場の拡張工事を行っているようです。(2012/10/15「川上牧ノ原林道」→「川上牧丘林道」訂正)



簡単なストレッチなどして出発します。写真は10分程登った所で緩やかな登りです。シラビソ、ダケカンバ、コメツガなどの針葉樹林と広葉樹が混じる樹林帯を登ります。



先日の台風で倒れた様ですが登山道に結構こうした倒木がありますし、又夜中に降った雨で登山道もかなりぬかるんでいます。こうした倒木などが登りのキツイ場所に有ると結構疲れます。



写真はタイトル写真と同じ場所で突然岩場と成り開けた場所です。この写真に在る岩場を真っ直ぐ登ります。尾根に付けられた登山道からダケカンバやナナカマドの紅葉がちらほら見えます。



同じ場所で「富士山」を撮りました。この時点で8時14分まだ早いせいで雲が上がらずに遠くの山々は見えています。



更に1時間程歩くと、漸く金峰山「五丈岩」が見えて来ました。写真中央とんがった岩がそうです。
急登は少ないのですが小さなアップダウンを繰り返すので、帰りに疲れてきた場合結構キツそうです。



写真は上の写真から更に5分程登ると「朝日岳」(2.579m)の山頂に着きます。この山頂に続く尾根は100m程平坦な尾根が続きます。



山頂より進行方向を撮影した所ですが、先行する登山者の先でガレ場を急降下します。登山道の両脇には花が終わったシャクナゲが茂っていました。



写真がその進行方向で此所から一端下って幾つものアップダウンを繰り返します。写真は此所から左手前の鞍部へ急降下して、尾根筋に沿って金峰山の五丈岩方面へ行きます。



上の写真、此所の急降下から北西方向を見ると「八ヶ岳」がクッキリ見えます。手前下には「瑞牆山」が見えます。此所まで来ると金峰山がかなり近く感じられます。



写真は尾根道にあるピーク「鉄山」(2,531m)への分岐で、鉄山へ行には真っ直ぐ登ります、この右手にハッキリした踏み跡のトラバースルートがありますが今回は体力と時間に余裕がありますので鉄山のピークハントで真っ直ぐ登ります。



写真が「鉄山山頂」です。見晴らしは良く無く三角点も見つかりませんでした、登りは割と踏み跡が解りましたが下り道は踏み跡が判明せず注意を要します。



写真がその解りにくい道の一部です。画像に点線で「登山道」を描きましたが、要するにヤブ漕ぎです。慣れない方は行かない方が賢明です。
右手方向にトラバースルートが有る事が判っているので、崖地に遭遇しない事を祈るだけです。



「鉄山山頂」から慎重にヤブ漕ぎをして本来のルートに戻ってから15分程進むと漸く山頂らしくなります。(賽の河原)←2012/10/15 加筆
森林限界線も過ぎたらしくハイマツと岩が多くなります。



広い山頂付近に出ると北西方向の眼下に「瑞牆山」が見えます。先月この「瑞牆山」に登って此所から金峰山を見ましたが、金峰山から「瑞牆山」を見ると遙か眼下になり標高差を感じます。



写真は広い金峰山の山頂全体、登山道は写真の様な大きな岩が連なりほぼ平坦な道です。
大きな岩の道は歩行に注意が必要です。



写真は「金峰山山頂」の標識と三角点の有る場所の手前、岩のトンネルです。此所の標高が2.599mで一番高い場所、この先に「五丈岩」が有る。



山頂から写真の様に大きな岩がゴロゴロして居る所を慎重に歩きます。65歳とも成ると可成りバランスが悪く昔の様に歩けない!



五丈岩に近づいた時には可成りの人が登っていた。一番上まで登ったのは写真の方一人だったが肝心の降りる時どのルートを降りたか見るのを忘れた!



此所で記念写真。カメラをセットして居る間、五丈岩の人は降りてしまった!



とにかく五丈岩の登れる所まで行ってみようと思いチャレンジしました。写真は五丈岩中段まで行った所で断念!そこで撮影した物です。一番上まで行ける自信は在りましたが、下る自信が無く、馬鹿なジジイが落ちて遭難騒ぎでも起こしたらみっともないので、此所で撤退。



写真は五丈岩を裏から見た所です。意外と薄っぺらで山頂方面から見るのと全く違う表情です。
この裏手は「瑞牆山」方向(富士見平)へ行く登山道です。



山頂で行動食などを食べて1時間程ゆっくりしてから下山です。来た道と全く同じ道を戻ります。車で来ると往復登山に成るのは仕方在りません、写真は山頂から一時間程下った所で「富士山」を撮影した所ですがすでに雲に殆ど隠れて仕舞いました。



写真は12時44分下山完了時の駐車場の様子です。出発時と違い大弛峠長野県側まで車両が沢山駐車しています。「大弛峠」の標高は2.365m有り一般車がこれ程まで高い所まで来られるのは珍しい場所です。此所を起点に標高2.600m近い山に登れるのは魅力です。



「大弛峠」の登山口から同じペースで同時刻に出発した方と登山中色々話し掛けながら歩き、結局全く同じに下山して話す内「鼓川温泉」の話が出て、この方Sさんと一緒にこの「鼓川温泉」に行きました。Sさんは先月この温泉へ来たそうですが。私は1年ぶりです。Sさんとはこの温泉でお別れしましたが、今回の登山は好天を狙って来ただけに終始良い天気に恵まれました。又、登山道も奥多摩の山より緩やかでアップダウンがかなりある物の体力的には可成り楽でした。