J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

南アルプス「塩見岳」登山

2016年08月11日 | アルプス登山
タイトル写真は「塩見岳」(西峰3,047m)山頂から撮った物です。写真中央の稜線は「仙塩尾根」南アルプス北部へ続き北岳などへの縦走ルートになります。
写真奥に見える稜線は左から「千丈ヶ岳」「甲斐駒岳」「アサヨ峰」「北岳」「白根三山」と続きます。



地図は駐車場ゲートから歩き「鳥倉登山口」から本格的に登り「塩見岳」迄往復します。途中「三伏峠小屋」で2泊します。

駐車場に到着したのは12:05分その場で「昼食」にします。12時30分登山開始!
初日は不安定な天候で、登山口から雨具を着用で登りましたが、途中数回雨具を脱いだり着たりを繰り返し暑い中4時間と少しの厳しい登山が始まりました。




写真は「鳥倉登山口」手前の駐車場。総勢12名ですが交通手段の違いから3組に分かれそれぞれ登ります。私達タクシー組は直ちに「昼食」にします。時折雨が落ちてきますが何とか成りそう。



ゲートを潜り「鳥倉登山口」まで40分程林道を歩きます。振り向けば駐車場が見えます。




写真は登山口から15分程登った所で、雨具の調整をします。すでに登山口から着用している人も居ます。



更に20分程登ると写真の様な標識が出て来ます。「三伏峠小屋」手前で10/10となり道程の目安になり安心感があります。



写真は標識4/10を過ぎた辺りから写真の様な木の梯子が頻繁に出て来ます。雨で滑りやすく慎重に登ります。下りの場合もっと注意する必要が有ります。



写真は標識6/10手前にある梯子ですが、見るからに怖そうな感じです。




写真は登山口から3時間程来ると「ほとけの清水」と名前が付いた水場にでました。
この後も木の梯子の滑りやすい階段を頻繁に登ります。



途中写真の様な普段見掛けないキノコ類などが出て来ます。今回は雨に祟られ植物類の写真は余り撮影しませんでした。



16時44分、写真は「三伏峠小屋」途中、塩川方面からの登山道(現在閉鎖中)分岐を過ぎ30分程で到着しました。



到着後1時間程して食事でした。その前にテント泊組など全員が集まりテント場で酒盛りでした。。。。。。。



小屋の部屋はこの日、金曜日で宿泊者も比較的少ないので小屋番さんの好意で7名1部屋を独占する事が出来ました。夕食は16時30分から、寝具は1人敷きマットと毛布3枚。消灯時間は19時30分。それまで宴会です。

写真は翌朝4時37分「三伏峠小屋」から「塩見岳」の景色で、日の出直後の出発時の写真。今日は天気が良い快晴の模様。前日もそうでしたが、今日も私が先頭を歩きます。



10分も登るとスッカリ明るくなり、森林限界も超え稜線へでます。




稜線へ出て振り向けば「三伏峠小屋」がまだ間近に見えます。



15分も登ると「三伏山」(2,615m)ピークです。ここから写真の「塩見岳」へ向けて、片道4時間余りのアップダウンの道を歩きます。



次のピークは「本谷山」(2,658m)迄稜線のアップダウンを行きます。
その途中の「のぞき岩」から見た西方向「塩川ルート方面」です。昔、塩川から三伏峠に登り南アルプス南部を「茶臼岳」まで縦走した事があります。遠い昔の話です。



「三伏峠小屋」から1時間10分程で「本谷山」ピーク到着です。




写真は「本谷山」から北方向のズームアップ写真、南アルプス北部方面の写真で画像に山の名前を入れました。



写真は「甲斐駒ヶ岳」を更にズームアップした所ですが、雲が中々取れず、「摩利支天」が隠れ気味でした。



写真は南側「小河内岳」(2,802m)方面と思われますが、地図を確認する間もなく特定もしませんでしたので自信が有りません。



写真は更に40分程歩き広い稜線が原生林となっていて此辺りから「美しい森」と言われる地帯に入ります。写真の様な苔むしたシラビソの中を歩く道になります。



森の中はキノコ類などが沢山生えています。写真は「ギンリョウソウ」




写真は今朝から歩いてきた道を振り返った所。写真中央左から右に掛けて歩いてきました。この時点で7時44分出発から4時間程経ちました。割とこまめに休憩を取ります。写真の方はメンバーのY氏。



写真奥は「白根三山」




仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が良く見えるように成って来ました。前の写真では見えなかった「鋸岳」が真ん中に見えます。一番右が「アサヨ峰」



写真は「塩見小屋」から「塩見岳」方向を撮った物。右端に「塩見小屋」の屋根が見えます。この時丁度荷揚げのヘリコプターが来て、小屋の前で休憩しようとしたら、小屋番さんに危険だから、もっと先の景色の良い所まで行って、休憩して欲しいと言われ10分程離れた場所まで行きました。



その展望の良い場所から撮った「仙丈ヶ岳」のズームアップ写真。




この写真はT氏の物をお借りした物ですが、「塩見小屋」の屋根越しに「塩見岳」が良く撮れているので使用させて頂きました。



写真がその様子で、小屋の狭い敷地にホバリングしながら荷揚げ作業はヘリの操縦士にとっては難しい作業なのでしょう。



荷揚げ作業は数回続きました。写真は「天狗岩」手前から。




まだまだ「三伏峠小屋」が良く見えます。良く歩いた物だ!




「天狗岩」の岩場をトラバース気味に登るといよいよ「塩見岳」の西峰の稜線が出て来ました。




写真は白根三山「間ノ岳」(3,190m)とその奥の「北岳」(3,193m)ズームアップ。




さていよいよ「塩見岳」岩場への登りです。岩場に黄色いペイントがしてあります。分かり易いようにルートを赤線で描きました。



写真は先頭を歩く私の後にぴったりと付いて来たメンバーのS女史、下の方にもメンバーが写っています。



そしていよいよ「塩見岳」(西峰3,047m)山頂です。9時44分到着!




そして「塩見岳」(東峰3,052m)への道。5分程です。




タイトルと同じ写真ですが。「仙塩尾根」南アルプス北部へ続き、北岳などへの縦走ルートに成ります。南アルプスは有人の小屋が少なく、甲斐駒ヶ岳辺りまで縦走するにはテン泊と避難小屋泊まりを覚悟しなければならず。可成りの重量のザックで何泊もする事になります。



写真は「塩見岳」(東峰3,052m)山頂から「塩見岳」(西峰3,047m)山頂を見たところです。




写真は東峰山頂に登るメンバーの3人(N女史、T女史、T氏)




西峰山頂で全員で「昼食」にします。山頂で40分程ゆっくり休みます。しかし10時を過ぎると怪しげな雲が次第に沸き上がってきました。



全員で「塩見岳」登頂の記念写真(n女史の写真をお借りしました)




速やかに下山に掛かります。登りより下山時に神経を使います。険しい岩場で落石や、足の踏み外しは許されません!



写真は下山開始から2時間程戻った所、写真左側の稜線を降りてきました。下りは割と早めです。下りも私が先頭を任されました。



写真は「本谷山」迄戻ってきました。山頂から約4時間弱です。「塩見岳」が遠くに見えます。良く歩いた物だと自分でも感心します。暑いなかアップダウンを超えながらジッと我慢の歩きです。



写真は15時19分「三伏峠小屋」テント場で漸く到着ですもうヘロヘロ・・・・・その前、ここへ来る前水場まで下りて水をくみ頭を冷やしたりしてスッキリしましたが「水場」迄の往復が30分程掛かり、この登りが最後の一番苦しかった所です。



写真は翌朝の「三伏峠小屋」から見る「塩見岳」今日も良い天気だ!
昨日より安定していそうだ。昨日は下山最終時刻間近雷が鳴り始め、女性陣は慌てて下山道を急いだ、しかし三伏峠付近は雷雨に遭わずに済んだのが幸いだった。
その後小屋に戻った一行は部屋に戻りテン泊メンバーを交え部屋で宴会が始まった、しかし今日は土曜日と言う事も有り我々のグループ以外の宿泊者が3名(一家族)の同宿となった。
しかしそこは其れ、その3人を巻き込んでの宴会となった。
その一家3人が、話を聞いていると山慣れた家族で、素晴らしかった。翌朝3時頃起床したのが気配で判りましたが、殆ど物音を立てず準備をして寝具を畳み部屋から出て行きました。。。。。。



小屋の前に設置されている看板!此から下山します。確か6時頃の下山開始と思いました。




「三伏峠小屋」から暫く下りた下山道6時過ぎの写真。今日は午前中に下山して温泉に入りのんびり帰る予定。



今日も先頭を歩く事になった。下り道は意識して歩かないと自然とピッチが上がってしまう、幸い私自身は膝が健全で下り道は早い。しかし今回はそうも行かず常に後方の様子を見ながらの下山を意識しました。



途中写真の様な木の階段が幾つも出てくるので気が抜けない、登りよりも下りの方が危険だ!この木の階段も湿ってすこぶるスベル!メンバーの皆さんも慎重だ!



「ヤマオダマキ」普通のオダマキは紫色が濃いが、「ヤマオダマキ」は紫が薄い。




漸く登山口に到着8時25分。登りより可成り早い時間で下ってしまった。それ程登りは急登と言う事だろうか。いずれにしても全員無事下山できた事は良かった。 



写真は登山口近くから駐車場方面を撮った所。登山口から駐車場まで下り道とは云えまだ30分以上林道を歩きます。
リーダーのO女史の差配で9時に駐車場まで地元タクシーを回送してくれるようにお願いしてあるので其れまでに駐車場へ急ぎます。
結果5分遅れで到着。



ワゴンタクシーに9人程乗り、他のメンバーはY氏のマイカーに乗せて貰い、地元「松川」の「大州七椙神社」(おおしまななすぎじんじゃ)にお参りに行きます。(千年杉と「落ちない」という縁起の神社です)無人の神社なので「御札」は近所のスーパーで買い求められるというのでタクシー運転手の案内で行きます。



次に地元の温泉へ向かいます。ここで帰りのバスの時間迄のんびりとビールなどを飲みながら昼食を取ります。




写真はS氏の物をお借りしましたが、此と同じ物が「飯田タクシー」さんのフェースブックにアップされました。
この写真は帰りの高速バス停までタクシーで行く事になりその際に撮りました。

この後、高速バスで中央道で立川まで帰りますが日曜日と言う事で渋滞が酷く、立川まで6時間以上掛かりました。
立川に到着したのは21時を過ぎましたが立川で有志で軽く反省会を行った後、それぞれ帰路に着きました。





岐阜県「西穂山荘~西穂独標」登山

2016年07月30日 | アルプス登山
タイトル写真は「独標」へ続く稜線のガレ場で振り向いて「西穂山荘」方面を撮った所、北斜面からドンドンガスがわき上がり終始晴れる事は無かった。稜線左側は上高地。荷揚げのヘリが盛んに飛んでいた。

今回は2泊3日で 「新穂高温泉」へ連泊し、界隈を見て回ろうと言う所から始まった。予定では前日に「独標」へ登るつもりでしたが、天候が悪く1日後にずらした。
雨が降らなかったが2,000m付近から上は終始ガスの中でした、雨降りは無く遠望は殆ど有りませんでしたが久々の岩山の3,000mクラス登山でした。



今回歩いた地図です。新穂高ロープウェーで「西穂高口」まで行き、そこから登山開始です。
家族3人で行きます。途中息子は岩場を登るのは無理なので「西穂山荘」に息子を待たせ、夫婦2人で「独標」(2,701m)を往復します。



写真は新穂高ロープウェー駐車場から見える北アルプスのガスに隠れた山々。午前9.00発のロープウェーで出発。第一ロープウェー到着駅鍋平高原「しらかば平駅」で若干の食料のパンを買い求める。





第一ロープウェーの駅(白樺平)方向を撮影した所です。そこから更に第二ロープウェーに乗り「千石平」へ行きます。千石平にも「園地」が有り周辺を廻るだけでも結構面白い。標高も2,156m有りますので高山植物などが豊富に見られます。



写真は登り9:00発のロープウェー・ゴンドラ内の写真でこの時間、人は未だまばらでした。




西穂高口ロープウェーの駅で可成り記入が面倒な登山届けを出し、9:40分出発します。




園地内の木道などを歩き「登山口」に出ます。ここから先は一般観光客はご遠慮下さい・・・
と言うような看板が立っています。熊の生息地域にもなっています・・・・・・



写真は登山口から30分程歩いた所です。尾根筋はガスって何も見えませんが森林限界前の登山道はガスも無くスッキリした感じで快適に歩けました。



10:54分「西穂山荘」(2,360m)着、昭文社の地図コースタイムより若干早めの到着でした。写真の多くの方々は下山の人が多くここの小屋に泊まり早朝「独標」(2,701m)まで往復した物と思われます。



さて私達はこれから「独標」(2,701m)へ向かいます。息子はこれから先険しい岩場が続くと思われますので、小屋番の方に話をして小屋の中に待機させて頂く事にしました。



稜線はご覧のようにガスって何も見えない感じです。左手方向(北側)からガスがわき上がり時折視界が悪くなる程度で登山ルートは見えるので不安は無い。



「西穂山荘」から15分程で「西穂・丸山」(2,452m)へ到達。南側の上高地のバス停などは見えますが西穂高岳などの稜線は全く展望不可です。



コガネギク?




やがて登山道はガレ場になり歩きにくくなる、ガレ場が結構長い。




タイトルと同じ写真ですが、途中振り向いてみると稜線の南側と北側で雲の湧き方が違うのが判る。



トウヤクリンドウ




イワギキョウ(紫の花)とイワツメクサ(白い花)実際にはイワギキョウの紫がもっと鮮やか、岩場の急登ですぐ目の前に見えるのでホッとする。



相変わらずガスって居ますが「独標」のピークへの登りはすぐそこです。




この写真のガスで薄くなっていますが「独標」頂上です。山頂直下の登山道で小学生の団体が下って来てすれ違いにずいぶん時間が掛かりました。



オンタデ




写真が団体が降りてくる所、30人位が連続で来るので足場の良い所で小休止と言った所。




やっと「独標」(2,701m)ピーク。狭い山頂に2団体程居たらしいのですが、可成りごった返した模様。写真の様に展望は殆ど無い、長居は無用なので私達は5分程で降りる事にしました。



写真は「独標」から先の登山道を撮った所ですが、ここから岩場を上り下りします。写真の方達は西穂高岳方面から来た方達で「独標」は西穂高岳から11峰目となりいわゆるジャンダルム等で可成りの体力が必要そうだ。この歳になるともう無理と思わざるを得ない。
天候が良ければ360度見渡せ絶景と思いますが稜線は全て雲の中!
しかしここまで来られたという感慨もあり満足。12時35分山頂を後にします。



険しい岩場を下りホッとした所で南斜面に見えたお花畑、黄色いのはオタカラコウ。




ヤマハハコ




上高地が又見えた!




これから下山する登山道も見える。




「西穂山荘」の荷揚げのヘリが何回も荷下ろしを試みるが、気流が悪いらしく上手く行かず5~6回チャレンジしていたが遂に諦めた模様。



漸く「丸山」近くまで降りてきた。「西穂山荘」迄はもうすぐ!




13時40分、昼食らしき物も殆ど持ってこなかったので山荘で遅めの昼食にします。
ラーメン\900、高い所で調理する為お湯の温度が低いので麺が少し生っぽい、ま~仕方ない!
重い食料や水を持たない分楽をしたのだから・・・・・・



オオバミゾホオズキ 西穂山荘すぐ側にありました。




キヌガサソウ。花が終わった後の様です。




ゴゼンタチバナ




西穂高口ロープウェーへ向け下り道も急な下りから、アップダウンが出て来て最後の登りを一踏ん張りすると西穂高口ロープウェー駅です。丁度コースタイム通り1時間でした。



オオカメノキ、花は終わったようです。

この後ギリギリで15時15分発のロープウェーに乗り15時35分下山完了!
新穂高温泉「ひがくの湯」に入ります。



新穂高温泉「ひがくの湯」から見える「錫杖岳」ガスに隠れてしまっていますが、山水画の世界を堪能しながら露天風呂に浸かるのは、何とも言えず優雅でした。
ここの露天風呂「登山の湯」は塀で囲まれた施設内を裸で50m位離れた露天風呂(男湯)まで歩きます。。。。おぉ~ワイルド!

17時00分あまりユックリしていられないので帰路を急ぎます。
途中高速道のSAで夕食を取り21時40分自宅着となりました。






北アルプス・針ノ木雪渓~船窪小屋~七倉ダム(番外編)

2015年09月12日 | アルプス登山
タイトルの写真は北葛岳の下りから西方面の針ノ木岳(2,820m)を撮った所。右端の高い山、漸く顔を出した所、雲の変化が早く非常に急な岩場が連続する為、景色ばかり見て歩く訳には行かず、シャッターチャンスを捉えるのは難しい。
この番外編は本編に記載出来なかった写真を載せます。メンバーの皆さんが撮った貴重な写真を載せています。三日間にわたる山行ですのでそれなりに写真の枚数もあります。が1日毎に記事にすれば良いのかも知れませんが、雨の中と云う事も有りバランスを取る為にこの様な形になりました。

   北アルプス針ノ木雪渓~船窪小屋まで縦走する。(本編)

詳細はT氏のBlog記事「たけぱぱ 百名山 山歩き日記 PART4」を参照して下さい。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(1日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(2日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(3日目・本編)。

写真は扇沢を出発した時登山口手前ケーブルカーの乗降口近く。この写真は全員撮った模様!
この写真を基準にカメラのタイムスタンプを見ながら時系列で編集します。
しかし各カメラの時刻設定はバラバラで最大30分程差が出ていました、スマホと私のカメラはGPS機能が有り正確にタイムスタンプが刻まれています。


上の写真から1分ほどの所で最初の登山口の看板と、登山カード提出箱、この右脇に林道のゲートがある(一般車は通行禁止)本編の写真(登山道入り口)は更に25分ほど登った所です。


上の写真登山道入り口から40分程歩いた所、大沢小屋まで30分程手前。次第に標高が上がってきた。


オオカメノキの赤い実



上の写真から15分程歩くと「大沢小屋」に到着する。その写真をまとめてみた。



シモツケソウの開花した物。本編では開花する前の物を載せましたが、開花すると可成り派手に成る。


雪渓が見えて来た。登山ルートは右方向の沢へ入る。



ここから暫く時系列的に高山植物の写真を載せます。これは、モミジカラマツ



ヤマブキショウマ



ギボウシ(オオバギボウシ)



ウツボグサ



不詳



ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイに似ていますが葉の形状からミヤマキンポウゲとしました。



モミジカラマツ



オンタデ



ヨツバシオガマ



コガネギク



イワギキョウ



ヤマハハコ。この花は針ノ木小屋南側のベンチの脇に沢山咲いていました。



この写真は昼食の後、私を除いて針ノ木岳山頂へ出発組が撮った物でトモピ氏が撮った物です。



山頂出発組の針木岳山頂記念写真!残念ながら展望が殆ど得られなかったようです。(T氏撮影)



この写真は針ノ木山頂へ出発する時H氏が撮影した物で、写真真ん中の黄色いテントはメンバーのYatu氏のテント、今晩一人でテント泊です。針ノ木小屋付近の俯瞰写真で、蓮華の大下りがガスに隠れて見えないのが残念!


写真は針ノ木小屋内部のテーブル席。受付カウンターの前で、この席を借りて酒盛りをしました。この時は夕食までたっぷり時間が有り、生ビール(1,000円)までありました。これが何とも旨く汗を流した後のビールは最高のうまさです。17:00からの食事でした。(O女史氏撮影)


針ノ木小屋の夕食を終えたひと時。外へ出て皆さんと写真を撮ります。雨は未だ降ってい無いので何とか近くの山は撮れます。写真左端の尾根の向こう側が「蓮華岳」からの(蓮華の大下り)の難所です。写真では手前の尾根に隠れて見えません。(H氏撮影)



翌8月29日雨の中を出発する。山頂まで登り70分、幸い風が無く雨脚もたいしたことなく山頂近くまで来た。(T氏撮影)


蓮華岳山頂付近のガレ場に沢山咲いているコマクサ。(H氏撮影)



蓮華岳山頂直下で出逢ったライチョウ、つがいらしく、つかず離れず移動していました。ガスって見えにくいので黄色丸で囲みました。


この写真は蓮華の大下りの岩場、時折降る小雨に難儀しながら降ります。(Yatu氏撮影)



こちらは蓮華の大下りの難所を何とか下り終えた所で出逢ったライチョウ。本編にも同じ個体の写真を載せました。(この写真はトリミング済み)



写真は北葛岳から下り途中で撮った蓮華の大下り、タイミング悪くガスって思うように撮れない!・・・・右上から左中央に向け、北葛乗越(2,275m)まで500m程一気に下ります。ここが一番の難所!ハッキリ言って写真を撮る余裕も無くテンション下がり気味で降りました。




こちらの写真はT氏による物で蓮華の大下りが良く写っています。



こちらの写真はYatu氏による物で上の写真の反対方向北葛岳方面を撮った物。



そして今度は七倉乗越まで一度登った北葛岳からアップダウンを繰り返し下ります。むこうにガスに隠れているのは七倉岳。(本編参照して下さい)


険しい登山道を歩いている途中に観た高山植物、ミヤマコゴメグサ(ピンぼけですが・・・・)



北西方向を見ると針ノ木岳(2,820m)の山頂が見えました。右端の高い山です。ウ~ンずいぶんと歩いてきたな~・・・・・・・(タイトル写真と同じ)


登山道途中で沢山見掛けたシラタマノキ、この白い実を潰すとサロンパスの臭いがする。(T氏に教えて貰った)その他にもクロマメノキ等が有りこれをつまみながら甘酸っぱい味を楽しみながらつまんでみました。


この写真は七倉登山口へ降りて、七倉沢を渡る橋です。すぐに駐車場と七倉温泉が有ります。(T氏撮影)


翌日8月30日と船窪小屋以降、七倉登山口迄の写真は「本編」を参照して下さい。

雨の中で険しい下り道の為、写真を撮る余裕も余りなく、30日の下山日、結構な雨脚の中カメラを出す事も無く写真が余り在りません、他のメンバーの方も余り写真を撮る事も無く、写真の数が少ない。本来晴天ならばこの山域の写真は素晴らしい物に成ると思うのですが・・・・・
各写真の右隅に撮影者のネームを入れてありますので宜しくお願いいたします。
メンバー方々の写真提供と協力有り難う御座います。

北アルプス針ノ木雪渓~船窪小屋まで縦走する。

2015年09月03日 | アルプス登山
タイトルの写真は2015年8月28日「針ノ木小屋」(2,536m)から撮った「北葛岳」「七倉岳」の稜線、左の大きな山が「北葛岳」(2,551m)一番右が「七倉岳」。
この写真は夕方雲が上がり少し遠景が見えてきた時に撮った物、明日朝左端の蓮華岳を登り「七倉岳」ピークの向こうに有る「船窪小屋」迄、縦走路を行く。2015/09/04 記事本文訂正

針ノ木小屋
船窪小屋
  
   北アルプス・針ノ木雪渓~船窪小屋~七倉ダム(番外編)

その他詳細はT氏のBlog記事「たけぱぱ 百名山 山歩き日記 PART4」を参照をお勧めします。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(1日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(2日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(3日目・本編)。 

今回歩いたコースを赤い線で示しました。
メンバー4人が夜行バスで扇沢駐車場迄来て、ここで他の二人の自動車組メンバーと合流、朝食を済ませメンバー6人が合流した所で2015年8月28日6:25分に出発。(内女性1人、リーダー)


写真は扇沢バス停から。天気が良ければこの場所から「針ノ木岳」が見えるはずですが生憎の曇り空、雨が降ら無いだけまし!そう思うほか無い!


25分程車道を横切りながら登山道を行くと、写真の様な針ノ木岳登山口へ出る。



途中「鳴沢」を横切る。冷たい水が美味だ。45分ほど緩やかに登ると雲が上がり針ノ木岳が見えてきた。こうでなくっちゃ!!


更に45分ほど登ると「大沢小屋」に出る。一応ここは無料休憩所となっている、中は綺麗で小屋番の方が居る。これから雪渓を登るのでここでアイゼンを貸し出しをして居て針ノ木小屋で返却すれば良いようだ。


いよいよ雪渓の近くへ出た。この時期、既に雪渓はだいぶ小さくなり夏道を歩ける。写真中央に先行する12~3人のグループが見える。


「ミヤマシモツケソウ」開花する直前の物



雪渓へ出てアイゼンを着ける、着けないメンバーも居たが問題は無い!その場合ただ歩きにくいと思う。


後ろを振り向いてみる。相変わらず雲が取れていない、晴れていれば絶景なのに・・・・・



傾斜も次第にきつくなる、写真はクレバス、ヒビは下の方へ20m位延びている。何時か崩れるかも・・・・・・


谷が狭くなり、傾斜もきつい、写真の鯉のぼりは道しるべ替わりでガスッた時などこれを目印に歩く、この狭い所を速く抜けなければ・・・・・と落石の事が頭をよぎる!


雪渓を登り始めてから1時間45分程、雪渓も終わり右岸を歩くように成る。



写真は「ミヤマダイモンジソウ」高山植物が色々咲き乱れている。



最後の水場を過ぎると、いよいよ本格的に急傾斜の斜面をつずら折りに登る、最後の登りだ!一番苦しい所! 今まで全く登り一辺倒の道だ。


20分ほど辛抱で登り、峠に着く11:44分着。ヤッター~~!・・・・・・



写真の赤茶けた色のガレた急傾斜を登って来た。



針ノ木小屋で昼食休憩した後、私以外のメンバーは針ノ木岳山頂の往復へ出発した。写真は戻ってきた所。往復1時間半掛かり、私はこの雲行きでは写真も撮れないだろうと思い無駄に体力を消耗する事を避け、腰の痛みも有り明日に備えて体力を温存する為、小屋で休む事にした。
同行のY氏はここで単独テント泊する。写真向こう側にテント場がある。


写真は針ノ木岳山頂組が登っている間に撮った物。時折山頂も見えたようだが、この時ガスが取れる事は無かった。


写真は針ノ木小屋(2,536m)丁度長野県と富山県の県境の峠に位置する。



メンバーが小屋に帰ってきて、小屋の受付前のテーブル席を借りすぐにビールで乾杯、時間も15時前で夕食までには時間がたっぷり有る、それまで酒盛りだ!
写真は夕食。山小屋に宿泊するのも可成り久しぶりだ!ここの夕食は美味しかった!


夕食も終わり、外が明るいので未だ写真も撮れる。この写真はタイトルと同じ。
天気が良ければ絶景が広がるのだが・・・・・・
写真「北葛岳」と「七倉岳」の間に見えるのは「餓鬼岳」を中心とする尾根。明日はこの手前の尾根を縦走する。天気が良ければ良いが・・・・・・・


運良く「スバリ岳」の山頂が顔を出してくれた。



翌朝6:15分出発。朝から雨!!。。。。。カッパを着ての山行だ。小屋に宿泊した方々の多くが撤退した模様だ。
しかし私達のメンバーに撤退と言う言葉は思い浮かばなかった・・・・
私は写真を撮るのを諦めカメラを仕舞ってしまい蓮華岳までの写真はT氏の物を拝借する。この写真もT氏による。


蓮華岳山頂までは比較的なだらかな稜線歩き、70分ほどだ。風も殆ど無い。山頂付近では私が先頭を歩く、相変わらず展望はゼロ!テンションも上がらない。。。。。。。体感温度も可成り低くなってきた。


7:28分、山頂標識へ着(2,799m)これは分岐標識も兼ねているようだ。ストックを持つ手がかじかみそうだ。


扇沢から同じペースで先行していた単独登山の方にシャッターをお願いして標識の所で記念写真。単独登山の方はここから引き返すようだ。


山頂の三角点は山頂標識から更に先にの手前に有る、そこには小さな祠も有った!2015/09/09 訂正



三角点標高2,798m 相変わらず展望ゼロ!!



さて、いよいよ蓮華の大下りに突入する。晴れていれば絶景ポイントの筈だが・・・・・
風も吹いて体温も低下して来た。手がかじかみそうに成る。(T氏撮影)


蓮華岳から一時間ほど下り難所を通り過ぎホッとして休憩!



いよいよ鎖場だ!足場は濡れて滑りやすい。(T氏撮影)



これから幾つもの小さなアップダウンを繰り返し「北葛岳」へ。



山頂標識の北葛の部分が風で飛ばされて仕舞ったようだ。(2,551m)



これから先まだ七倉乗越まで急傾斜の難所を下る。地図を見ながら何思う・・・・・・
ダークダックスの「銀色の道」のメロディーが突然脳裏に浮かぶ!
続く、続く、遙かな道は、辛いだろうが、頑張ろう。苦しい道も、止まれば下がる!


10:54分、北アルプス立山に連なる。右から左に掛け「竜王岳」「鬼岳」「獅子岳」が見えてきた。


雷鳥のつがいが餌をついばみながら登山道を下って行く。写真はメス、オスは左手に少し頭だけ見える。


岩すずめイワヒバリ(スズメ目イワヒバリ科)。今回は倍率の高いズームレンズは持参しなかった。(トリミングした)2015/09/11訂正



西方面を観ると、今朝出発した針ノ木小屋が見える(写真中央の低い所)



七倉岳へ向けてアップダウンを繰り返しながら標高を下げて行く。



七倉岳への稜線。船窪小屋がハッキリ判るように成ってきた。



立山方面の山がハッキリ見えてきた。右のピークの更に右側が立山(雄山)だが見えない。
左隣のピークは龍王岳、更に左に向け鬼岳、獅子岳、鷲岳、鷲山 。


いよいよ最鞍部、七倉乗越まで降りてきた。北葛岳が標高2,551m七倉乗越が2,316m、七倉岳が2,509m、193m程登り返す。
ここが又凄いやせ尾根でクサリが連続する岩場だ。この写真の所は乗越からの登り初め、右側のスパッと切れ込んだ20cm程の岩場をクサリを頼りに歩く。下を見たら足がすくむ!


この乗越からの登り初めからいきなり梯子を登る事に成る。



七倉岳への難所を登る(Yatuさん撮影)



1時間弱でやっと登り切った。七倉岳へ続く稜線は比較的穏やかだ。



七倉岳山頂標識。此処まで来れば、今日の終点「船窪小屋」迄はホンの10分程。



船窪岳と船窪小屋の分岐標識 展望は相変わらずゼロ!



船窪小屋がガスの中から見えてきた!



私が先頭を歩いていたが、グループ6人でたった1人の女性でリーダーのO女史に先頭を交代する。O女史「あこがれ」の船窪小屋の一番乗りをして貰う、続いてT氏。


到着して小屋で手続きを済まし外へ出る。既に雨は小止みに成っていたのでその隙を狙い写真を撮る・・・・・・鐘を鳴らしてみた!


小屋の中で酒盛り中の同行者3人・・・・・最高だね!!



この日メンバーのH氏が5○歳の誕生日、手に持った船窪小屋特製の手ぬぐいをプレゼントされご機嫌な様子、本人は盛んに照れていましたが・・・・・隣の女性がこの小屋のオーナー松澤さん。


今晩の夕食メニュー、材料などの詳しい事は忘れました。が美味しかった!
夕食時間は17:00からでしたが、その後19:00からお茶会でコーヒー等が出され、今夜の宿泊者の多くが参加し船窪小屋の事や、自己紹介など1時間ほどのティータイムでした。
私は参加せず布団に潜っていました! 消灯時間20:00時。


ランプの小屋・・・・・船窪小屋は照明に電気を使わない。室内トイレはLED自動照明が点灯した。しかし食堂、寝室などはランプだ。この写真はT氏が撮影した。


写真は朝食。



外は雨・・・・・昨晩遅くから本降りの雨音が酷かった。殆ど展望は無い。こく垂れ込めたガスと雨の中を七倉山荘まで下山する。


小屋のスタッフやオーナーと別れの挨拶をして出発。6:30分雨の中あわただしく出発。
私はまたもカメラをしまい込み、ここから先T氏の画像を拝借する。



穏やかに下って行く、雨脚も結構な降りだ!晴れていれば絶景ポイントだったろう・・・・・


「天狗の庭」標高2,300mここから七倉ダムが見えるはず・・・・・・



船窪小屋から七倉山荘まで下山時間は4時間となっている。しかしこの雨と険しく、濡れた根っ子や木の梯子を下るのは相当神経を使う。写真は難所の鼻付八丁付近、木の梯子が連続する。



この辺りが下山コースの中間点辺りだろうか・・・・・
相変わらず展望は無い!



この看板は船窪小屋の少し過ぎた辺りから10/10から始まる標高140m毎に設置されているようで遂に1/10となった。つまり七倉へ降りたと言う事だ!


上の写真から15分。。。。。。。遂に登山口へ降りた!
この七倉岳、船窪小屋登山口から登ると6時間掛かる、途中一組2人(山小屋関係者と思われる)が登って来たのに出逢っただけだった。


漸く七倉山荘到着。写真は温泉へ入り落ち着いた後撮影。ここへ到着した時は全身びしょ濡れ、温泉へ浸かり、着替えた時は生き返った気持ちだ!
ここで無事下山を祝しビールで乾杯!車運転のH氏には申し訳ありませんが・・・・・
同時に昼食を取る。
全員H氏に扇沢まで車に乗せて頂く。扇沢でY氏は自分の車で帰路に。私達は大町までH氏の車で・・・・・・と言う予定でしたが結果的に松本の高速バス停まで送って頂きました。
何より今回計画の発案者リーダー、O女史の大活躍と気配りで楽しく登山出来ました。

同行メンバーの皆様お疲れ様。有り難う御座いました。

乗鞍岳と乗鞍高原を歩く

2015年08月03日 | アルプス登山
タイトルの写真は「肩の小屋」少し手前から、乗鞍「剣が峰」(左の高い山3,026m)を撮った所ですが良く見ると稜線沿いに「人」が行列するように並んで歩いて居るのが見えます。
土曜日、更に絶好の登山日和とあって激混みと言った感じでした。
すぐこの先が肩の小屋で、そこから「剣が峰」(3,026m)への登山口になります。

今回「乗鞍高原」ハイキングコースを歩き二日目に「乗鞍岳」登山に向かうという日程を組みました。


2015年7月31日(金)初日12時頃「乗鞍高原」に着いた後、地元のそば処で昼食を済ませ「乗鞍高原一の瀬園地」周辺をハイキングします。初日に歩いたコースの地図です。歩いたコースと方向を赤線で示しました。


写真はスタート地点の「国民休暇村」です。乗鞍スカイラインは一般車ではこの場所より更に奥の「三本滝」まで入れます。


一の瀬園地反対側の周回コースを左回りで歩きます。写真は出発地「牛留池」近くです。



写真は歩き始めから数分の「牛留池」の畔にあった松の木・・・・どうしたらこの様に育つのだろう・・・・・


写真は「ノリウツギ」と思われます。



森全体が写真の様な景色でアップダウンもかなりあります。周回コース一周で2時間半ほど掛かります。


写真は「オダマキ」花がだいぶ散っていますがもうこの花のシーズンも終わりか?



アップダウンの道も写真の様な苔むした風情のある場所も有りました。



上の写真から数分歩いた所で「オルガン橋」を渡ります。



「オルガン橋」から上流方向を撮った所です。この辺りで既に周回コース半分ほど歩きました。



コースは一端乗鞍スカイライン近くのホテルが数件有る「鈴蘭」近くへ出て再度山道を登り返すと「小大野川」を渡る橋に出ます。


そして写真の様な「善五郎の滝」へ出ます。沢筋なので可成りキツイ登りと階段を歩きます。



周回コースも終わりに近づきます。コース前半で標高を下げた分、登り返すので大変!
本日のハイキング日程は終わり、予約した旅館へ向かいます。


本日の夕食です。夕食の前に車をバス発着場前の無料駐車場へ移動して置きます。これは翌日土曜日なので登山客が夜行で来て駐車場へ止める為に、今のうちに場所を確保する為です。案の定、翌朝駐車場へ行ったらほぼ満車でした。旅館も駐車場のすぐ側を選んだのが良かった。大正解!


写真はその時に撮った乗鞍岳「剣が峰」の景色、日中は殆ど雲に隠れていて全く山頂が見えなかったのですが夕方になり雲が取れてきました。写真中央のとがった山が「剣が峰」です。


写真は上の写真とほぼ同じ所(乗鞍観光センター駐車場近く)から撮った写真で本日は雲一つ無い快晴です。旅館で朝一番の時間の朝食をお願いして、あわただしく出発の支度をして徒歩で駐車場へ向かい登山の用意をします。


何だかんだで8:05分発のバスに何とか乗れました。バスは3台出て、つながって乗鞍「畳平」へ50分掛けて行きます。写真は乗鞍「畳平」バスターミナル。


畳平からの往復の地図です。今回はピストンなので赤い線一本で示しました。
スタートからゴールまで休憩時間を含めて今回は4時間弱で往復しました。


畳平では以外と「剣が峰」方面への登山口標識が無く、どの道を行けば良いのか判らず。パトロールセンターで聴き丁寧に教えて頂きました。
写真はまず一番近そうなお花畑の左端の道から行く事にしました。


写真は「コバイケイソウ」の群落。良く整備された登山道を行くと両脇には高山植物が沢山咲いています。


ハクサンイチゲ



イワツメグサ



コマクサ。別の場所では大きな群落を作っていました。



写真は鶴ヶ池方面からの合流点から振り向いて撮った物でピークは「富士見岳」(2,817m)。進行方向右手は「乗鞍コロナ観測所」への分岐道。帰りは此の路を歩きます。


写真は「肩の小屋」手前。写真の下に見えるのは「乗鞍スカイライン」肩の小屋登山口バス停。このバス停で降りて直登すれば25分で肩の小屋に着く。雪渓も残っていてこの日スキーをして居る人が可成り居た。


肩の小屋直前から撮った「剣が峰」。良く見ると稜線上に人が行列している。この日山頂から下る時、岩場で渋滞が発生して非常に危険な感じがしました。バスの到着時間に合わせるように多くの人が固まって登って来ます。下る時はバラけますが登りはどうしても団子状態になります。(タイトル写真と同じ)


前方に「肩の小屋」。右手の斜面は乗鞍コロナ観測所の有る「摩利支天岳」(2,872m)



イワギキョウ



オンタデ



肩の小屋登山口。この時点で9:40分。出発したのが9:06分、約35分で到着。昭文社地図の時間通りで歩いた。ここから急登が始まる。


写真は乗鞍コロナ観測所とその他の施設。背景は立山、白馬岳、薬師岳、針木岳、等



写真は北アルプス方面。一歩歩く毎に標高が上がる感じで景色がドンドン変わって行く。



写真は「朝日岳」ピーク(2,975m)「蚕玉岳」(こだまだけ)(2,979m)から西側に見える「権現池」



写真は「朝日岳」「蚕玉岳」山頂標識と「剣が峰」写真に写っている青い体操着の中学生達(50人以上の団体)が登る時、この少し手前で渋滞で行列していて可成り難儀したようだ。
私達も下山時朝日岳の岩場でこの団体とは関係なく渋滞に巻き込まれました。


写真は北アルプス南部(パンフレットを見ながら書き込みました)



北アルプス北部



やがて「剣ヶ峰山頂」(3,026m)背景に見えるのは西側「御嶽山」(3,067m)。ここの祠でかみさんと息子はお賽銭を上げお参りします。私は見ているだけ!


写真は剣が峰北方向、畳平方面、手前のブルーシートは山小屋を建て替えている最中でした。左手が登山道。


山頂西側にそびえる「御岳山」この前日、昨年噴火で行方不明になっていた方1人が発見されたニュースが流れていました。ご冥福を祈ります。


写真は登頂の後「蚕玉岳」(こだまだけ)と「剣が峰」の鞍部から振り向いて撮った物ですが。剣が峰山頂手前は本来右と左で片側通行なのですが標識の表示が壊れているので初めての方は全く無視で好き勝手に歩くので山頂直下の下りにも神経を使いました。


ヨツバシオガマ



ミヤマアキノキリンソウ



肩の小屋まで下山して、そこで30分ほど昼食休憩にします。そして又来た道を戻ります。その時に撮った写真で雲は殆ど発生していません非常に安定した天候でした。


行きの時と別の道で畳平「鶴が池」方面へ廻ります。そこで富士見岳斜面の「コマクサ」大群落です。


チングルマ



ウサギギク



畳平全景。出発時は写真真ん中の道を歩いた。観光バスが沢山駐車しています。



写真は 「鶴が池」と畳平。真ん中の山は「恵比寿岳」(2,831m)



オンタデの花が開花して赤みががった物と思われます。



写真は「鶴が池」の畔にまとまって咲いていた紫色の花は「ヨツバシオガマ」黄色の花は「ウサギギク」白い花は「トウヤクリンドウ」

この写真を撮った後、畳平へ戻ると丁度バスの発車時間5分前・・・・・
バスターミナル内の施設など見る時間も無く、バスに飛び乗り一安心13:05分発車でした。


この後乗鞍高原観光センター駐車場に戻り、すぐ側にある立ち寄り温泉「湯けむりの湯」に入りサッパリします。
時間も余り無い事から早めに切り上げ東京へ一路進路を取ります。

今回の山行は非常に天気に恵まれ、前日の予報では曇りないし雨で有ったのが嘘のような天気。帰り道、松本市内の農産物直売所で野菜やワインなどを買い込み東京まで戻りました。

長野県「木曽駒ヶ岳」を登る

2011年08月27日 | アルプス登山
タイトルの写真は「宝剣岳と空木岳」で木曽中岳に登山中に撮影したものです。此の後、雲に隠れる様に成って仕舞った。左手の岩山が「宝剣岳」で、此の後駒ヶ岳往復した後空身で宝剣岳山頂まで行く。。。。。。しかし此の宝剣岳の「岩」人面岩みたいです・・・
「木曽駒ヶ岳」へは「しらび平」から中央アルプスロープウェーで2,611m迄一気に登る約7分程だ。「菅の台バスセンター」~「しらび平」~「千畳敷山頂駅」まで往復運賃3,800円
を前払いする。通年営業で真冬でも千畳敷カールでスキーなどが出来る。




写真は下山時に撮影した千畳敷カールで建物がロープウェーの山頂駅だ。
下山時すでに午後に成って居たので下から雲がモクモクと沸き上がってきた。此の後下山中に下の方では「雷」が鳴り始めロープウェー乗り場に着く頃には雨が降り始めた。



写真は午前中登る時に千畳敷から撮した「南アルプスと富士山」で真ん中に少し雲に隠れた富士山が写っています。モウ1時間程早ければ、もっとスッキリした景色が撮影できた筈ですが残念でした。



写真はこれから登る木曽駒ヶ岳の稜線に出る「鞍部」(乗越浄土)急斜面をジグザグに登って行きます。
真冬に此所を登った事がありますが、その場合直登するので帰って楽かも。。。。。。。。



写真は稜線へ出て「中岳」から撮影した「伊那前岳」(2,883m)時間と体力があれば此方にも行きたかったのですが、今回は断念しました。写真の右手が「鞍部」(乗越浄土)に成ります。



写真は稜線へ出て鞍部から「木曽中岳」を撮影しました。この奥に「木曽駒ヶ岳」(2,956m)が有ります。写真左手後方が「宝剣岳」に成ります。



写真は宝剣山荘辺りから後ろを振り返り「空木岳」(2,863m)を撮影した所で、此の後雲に隠れる一方で西側(右手)からガスが沸き上がってきた。此所から見る「空木岳」は実に美しい、一度行って見たいが、此所からでも丸一日コース!ムリかな?~



写真は駒ヶ岳山頂付近から「中岳」方向を撮影した物で、遠くに見える山は「八ヶ岳」だろうか?
雲が無ければ南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、木曽御岳山、乗鞍岳・・・・・見えるんだろうけど・・・・



駒ヶ岳に登る途中「コマクサ」が未だ咲いてる物が在った。此所はコマクサが群生している、こうした場所が幾つかあり、自然回復作業の結果かも知れない。



写真は「宝剣山荘」へ戻り、空身で「宝剣岳」へ登った時、コース途中の断崖上から千畳敷カールを見下ろした所。
登山道がハッキリ見える。この道を上ってきたのだ、ロープウェー駅から右手の登山道は宝剣岳へ直接登る道で、険しい岩場が待ち構えている。



写真は宝剣岳山頂近くに成ると、こうした「クサリ場」が連続して出てくる、傾斜は45度ぐらい在るだろうか、此所をよじ登って行く。
先には横歩きの場所も在り数百メーターの絶壁の横歩きで、馴れない人は足がすくむ場所だ。



写真は「宝剣岳山頂」(2,931m)狭い岩場で写っている人は先客で中々移動しない為、やむを得ずパチリ!此の岩のてっぺんに登りたかったのですが時間の都合で諦めました。

此の後下りが危険!登山で一番事故が多いのが「下山時」で、私の様に還暦を過ぎた人間は特にバランスが悪いので要注意!



宝剣岳を無事下山し「宝剣山荘」に待たせていた息子とかみさんと合流して下山です。
もと来た道から千畳敷カールへと下ります。
千畳敷の下部は「お花畑」と成って居るので、沢山の高山植物が見られます。
しかし8月も下旬ですので、殆どの植物は花の季節が終わりです。写真は「コバイケイソウ」
で、すでに枯れ始めています。



千畳敷の一番下に「剣ヶ池」在り、そこから千畳カールと宝剣岳を撮影した所です。
此の左手にロープウェー駅と「ホテル千畳敷」が在ります。

此の場所に来たのはすでに5回程になるでしょうか? しかし本格的に駒ヶ岳、宝剣岳方面に登ったのは初めてです。
丁度この日は天候に恵まれましたが、前日迄とその後の天候は大荒れで非常にラッキーでした。朝「菅の台バスセンター」駐車場では曇り空で山頂方面がこんなにも好天だったのが信じられない程でした。
帰りには、にわか雨で雷も鳴る様な天候で、ホンの数時間の晴れ間に登山できました。





八方尾根から唐松岳へ

2010年09月20日 | アルプス登山
黒菱平に到着したのは午前4時近く、早朝リフトが動くのは午前6時半それまで、車の中で仮眠を取る事にしましたが、ま~はっきり言って、眠れる物では有りません。
男4人、還暦をトウに過ぎた3人と20代前半の男共ですが4人で「唐松岳山頂」へたどり着けるかは未知です。
それでもウツラウツラした後、夜明けを迎え、登山の準備を始めます。

黒菱平からはリフト2本を乗り継いで「八方池山荘」迄行きます。
数年前、この場所に来た時は今回のルートと別の、もっと下の方からゴンドラリフトとクワドリフトを乗り継いで第三ケルン「八方池」まで行きましたが。今回は本格的に「唐松岳」2696m迄行きます。

タイトルの写真は八方尾根から撮した「白馬三山」。「八方池山荘」の裏手登山道脇で朝食を取った後第二、第三、丸山ケルンと登ります。此所「八方池山荘」は第一ケルンが有ります。
この日、この時間、雲は殆ど無く絶好の天気です。
しかし数分もすると下からガスが上がって来て、見る間に景色が変わります。
此の後、雲のない「白馬三山」を撮る事は殆ど無理でした。
左からそれぞれのピーク「杓子岳、白馬岳、小蓮華岳」。



八方尾根の緩やかな登山道を高度を上げながら歩きます。
振り向くと、先々週登った「妙高山」が遠くに見えます。
妙高山登山で十時間以上も歩き、帰り道、沢山のブユに噛まれた跡も消えかかって来ましたが、性懲りもなく又も山行です。



写真は第二ケルン辺りから見た「不帰嶮」(かえらずのけん)、左から第三峰、第二峰、第一峰で右手に行くに従って「白馬三山方面」になります。
数年前来た時はガスでこの様な景色を見る事は適いませんでしたが、今回は素晴らしい景色を堪能できます。



「不帰嶮」の縦走路を行くと「白馬鑓ヶ岳」「杓子岳」と続きます。
写真は丸山ケルン手前辺りから見た「天狗の頭」、間に「不帰のキレット」が有り、登ったり降りたりが大変そう!



第三ケルン辺りから左手を見ると「鹿島槍ヶ岳と五龍岳」が見えます。
手前が五龍岳で奥が鹿島槍ヶ岳。この写真もラッキーで此の後ガスがわき上がり、この辺からは見る事が難しくなりました。



第三ケルンを過ぎてしばらく歩くと「丸山ケルン」が見えてきました。
第三ケルン辺までは、軽いハイキングの軽装備で楽ちんで「八方池」を見てから、八方池山荘へ戻る人が可成りいます。
第三ケルンを過ぎると登りの傾斜はきつくなり岩場が多くなります、ダケカンバの樹林帯をしばらく登り、この丸山ケルンが見えて来ます。ピークの向う側に目指す「唐松岳」が有ります。

第三ケルン時点で、20代の若者とその少し前で還暦の1人がリタイア。一番年長の私と少し下のもう1人の2人で唐松山頂を目指す事になりました。



丸山ケルンを過ぎると、唐松岳のピークが見えて来ます。
途中我ら2人は後から来る元気な登山者に追い抜かれながらも、風がさわやかで汗がしたたり落ちる事もなく写真左にある、ピークを登りひたすら唐松岳を目指します。



丸山ケルンと唐松岳の間に有るピークを回り込むように登って行くと突然「唐松岳山頂山荘」が現れます。
この写真は「唐松岳」登山道方向から山荘を撮した物ですが、山荘の向う側を登って来ました。
この山荘にザックを置いて、空身で山頂を往復します。



「唐松岳山頂山荘」の前から西方向を見た写真で、真ん中のピークが「剣岳」左の雲に隠れた山が「立山」すぐ下を「黒部川」が流れています。
この写真も剣岳の山頂がかろうじて見える瞬間を撮りました。残念ながら立山の雲は無くなる事が無く残念でした。もう少し時間が早ければすっきりした写真が撮れたと思いますが・・・・・・



写真は山荘から「五龍岳」を撮った所です。東側から雲がどんどんわき上がりますが、五龍岳山頂には雲が掛からず終始見えていました。
大きくどっしりとした山容は美しい!
雲の乱反射のためカメラが露出オーバーに成り修正の結果発色が余り良くありませんが何とかサマになりました。



この小屋の前から唐松岳山頂を撮った物です。
空身でもこの山頂への登山道は結構きつく、山頂では360度見渡せましたが、生憎雲が出て日本海まで見る事は適わず、又南方面はすでに全般的にガスって視界は悪くなっていました。



唐松岳山頂で相棒と記念写真!


さて山荘に戻り「昼食」です。朝食に大きなにぎりめしを3個、そして同じにぎりめしを又3個食べ・・・・・・少し食べ過ぎ!
しかし先々週、妙高山に登った時「食いバテ」で動けなくなる寸前まで行ったので、今回はとにかく「喰う」事を徹底!
途中でもソーセージなどをパク付いたのでそれ程お腹がすいていた訳では無いのですが、とにかく喰う!喰う!
おかげで足が動かなく成るようなアクシデントは皆無、しかし・・・・下山の時腹がだぶついた!

下山は岩がごろごろして浮き石も多く用心しながら降ります。
年の所為でバランス感覚が落ちている事を身に染みながら転ばないように慎重に!
膝がガクガクでつま先も痛くなり、途中「八方池」で長めの休憩を取ってからなだらかな下りを黒菱平に向かいます。
先に下山した2人と携帯で連絡を取りながら下ります。携帯も中々繋がらず電波状態も余り良くありません。

黒菱平に付いた後、今日は温泉に入ってからキャンプ場探しです。




先の下山組に黒菱平でかねての計画通り「鬼無里村」にてあらかじめ温泉地を決めてもらい、その結果、黒菱平から18㎞程離れた「奥裾花温泉」へ行く事になりました。

しかし奥裾花温泉でキャンプ場の事を尋ねたら、今は営業をして居ないとの事。サ~困った!
後から解ったのですが「豪雨」の為、道路が土砂崩れで通行できないらしい。
仕方なしに、温泉のフロント係の方に宿は有りますか?・・・・・今日は満員です!
とつれない返事!
サ~困った!
じゃ~このまんま東京へ帰るか?・・・・・と相棒!
そりゃ~あんまりだ!・・・・・・と、私!
フロント係の方  コテージなら空いていますが・・・・・・(それを早く言ってヨ!)
で写真がソレ!



未だ真新しく綺麗な建物です。
温泉のスタッフが突然の宿泊に右往左往して居ましたが、皆さん人の良い方ばかりでした。
宿が決まれば、後は温泉に入った後、キャンプ用に用意した料理と酒で「宴会」です。
おかげで、テントを張る事もなく布団で寝られるし、終わりよければ全てよし!!





木曽御嶽山(長野県木曽福島)

2009年08月26日 | アルプス登山
登山道入り口に大きな石作りの鳥居があり其所から平坦な道を行くと右手方向に
「田の原天然公園」の湿地帯が広がり木道が続きます。
この日は、何の気なしに登りましたので本格的な登山の用意はして無く昼食も鳥居
脇の地元のおばちゃんが販売している「にぎりめし」を買って湿地帯の休憩所で早
くも昼食を済ませて仕舞いました。

標高3,067mも有ります。スニーカーで食料もほとんど持たず装備も無く登るのは天
候などの状況を慎重に見ながらでないと事故の元です。
そこで目標を八合目までと決めて出発しました。

              
「田の原天然公園」から、緩やかな登りの木道をしばらく行くと「遙拝所」(ようは
いしょ)に着きます。
ここから大滝頂上を背景にして写真を撮りました。
写真上は左から「少彦名命」(スクハヒコノミコト)
真ん中「国常立尊」(クニノトコタチノミコト)
右「大巳貴命」(オオナムチノミコト)



「国常立尊」の「光背」の輪の中に大滝山頂を入れて撮影しました。
この日は、ここから八合目「金剛童子」の祠まで登ります。
ちょうどトップの写真の真ん中辺り(赤いまるで囲んだ所)が八合目になります。
標高が2,470m位「遙拝所」から1時間弱ぐらいでしょうか?

木曽御嶽山は古くからの山岳信仰の対照で、一般に開放されたのは江戸時代以降で
覚明行者によって開かれたと云われますが「富士山」「白山」「立山」と並ぶ霊山
で、以前は女人禁制で有ったそうな。又登山道も幾つかあります。

この日は八合目迄登り「金剛童子」の祠から少し欲を出し上へ行きましたが見上げ
ると険しい岩場の登りで、結局ここから下山しました。
下山は楽で半分の時間で降りました。この日麓の民宿に泊まり、翌日麓の御嶽湖迄
戻り、再度ドライブで県道20号線から三岳村(黒沢口)まで行きロープウェーで
中腹の「飯森高原駅」に行きます。


「飯森高原駅」は標高2,150程で、前日の
「田の原天然公園」駐車場の標高2,160m
より低いのですが、ここから急な登山道が続きます。
こちらの登りの方がきつく、その変わり高さを稼げます。


    
写真は「飯森高原駅」のお花畑や途中の登山道にあった植物などをまとめてみました。



          
矢張り八合目と、目標を定め登り始めます。
写真は八合目から見る「継子岳」「摩利子天」方面



標高3,000mもある場所に可成りの水量の滝が流れています。
下から見ると何処の水源から流れてくるのだろうと思うと不思議です。
上の方に幾つかの火口湖が有りますが、其所が水源なのでしょうか?
どうも「四の池」が水源となっているようです。「四の池」は3千m近い場所に
ある広い湿地で「幻の滝」と云われている様です。


                
写真は八号目付近から南方向を撮った所です。
この時は午後に成って居ましたのですでに、遠景は水蒸気の多い空気に覆われ見通
しが効かなく成って居ました。
この日も八合目付近で引き返す事にしました。

下りの道は、急な下りですが早い!
「膝」に来ますが、それ程長時間でないので楽でした。。。。。

ロープウェー「鹿ノ瀬駅」を降り、帰りのコースは「開田高原」を経由して中央高
速道へ出て帰路に付きました。