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J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

大菩薩峠周回コースを歩く「忘年会登山」その1

2018年12月11日 | ハイキング・山登り
2018年12月8~9日一泊2日の予定で大菩薩峠を歩く。某SNSの集まりに参加しました。この日集まったのは男女5人ずつ合わせて10人。今回は初日の集合時間が13時40分という超マッタリ登山、主目的は「忘年会登山」のタイトル通り。

タイトル写真は「副ちゃん荘」から唐松尾根を歩く組と富士見山荘方面経由「介山荘」へ行く組に分かれる、私たち4人で唐松尾根の上部に出た時に撮った物です。
すでに16時に成り日暮れが迫っていました。


今回歩いた地図です。私たち唐松尾根を歩いた方向を赤い矢印で示しました。
「副ちゃん荘」で2組に分かれます。右手「介山荘」方面へは50分程ですが左手「唐松尾根」経由方面は2時間程掛かります。介山荘到着は確実に日没後に成ります。(地図はカシミール3Dと国土地理院の地図より)


現地集合「JR甲斐大和駅」13時40分。13時50分発のバスに乗ります。
この時間高尾方面からの電車は1時間に2本程しか有りませんので、実質的に「高尾駅」で参加者全員同じ電車に乗ります。


写真のバスに乗ります。このバスは地元のタクシー会社が運営していて、団体でバスをチャーターする事も出来、自由がきき、うまく利用出来そうです。


バス終点「上日川峠」まで50分。
バスを降り身支度を整え出発、クマザサと樹林帯の中を緩やかに登って行く。この時点で14時51分。


副ちゃん荘到着15時16分。 休憩、此所で2組に分かれます。



写真は副ちゃん荘から見える大菩薩嶺に続く稜線「妙見の頭」のようです。



広い尾根をジグザグに登ります。「唐松尾根」は次第に傾斜をまして行きます。





時間的に登山者がいなく成り静かに成ったせいか鹿が群れでやってきた。十数頭の大きな群れだった雌鹿のようで私たちを警戒している様子が判る。



1枚はタイトルと同じ写真ですが、西日に輝くダケカンバが何とも美しい、今はすっかり冬枯れの様に成っている。


時刻はすでに16時に成ろうとしている、後30分程で日没を迎える。



午後からは次第に曇りがちに成り上部がガスッて来ましたが天候が崩れる気配が無いのが救いです。


高度を上げるに従い「大菩薩湖」(人造湖)がよく見える所まで来ました。



標高も可也上がり2,000m近くでは無いかと思われます。気温も次第に下がり風が無いのが救いです。


稜線に出るのも、もうすぐです。ガスが上がったり下がったりしていますが、この後次第に暗くなりガスが目立たなく成ります。幻想的風景が広がります。


「唐松尾根」組のメンバー「雷岩」到着です。





日没に輝く南アルプス。時間は16時33分、日没後5分程過ぎました。
三脚なしで工夫しながら撮影しましたが、なんとかぶれずに撮れました。


写真で見ると明るい感じですが、すでに日没を過ぎている事から肉眼では可也暗く感じます。


南アルプス・ズームアップ写真 南アルプス南部方面と思われます。




稜線を「介山荘」に向けて下ります。賽の河原、此所は稜線上の鞍部に成ります。写真では明るいのですがシャッター速度が出ないので少しぶれています。下の写真はストロボを使いましたが、実際はもう少し明るい感じがします。


富士山がかすかに見えます。冬のこの時間山中を歩くのは初めての経験です。




塩山から甲府盆地、街の明かりが目立つ様に成りました。気温はすでに氷点下と思われ風がない分救われます。


遂に「介山荘」が見えてきました。すでに明かりが点いています。すでに私たちはヘッドランプで足下を照らしながらの下山です。
写真よりずっと暗く岩場の道を用心しながら歩きます。この時、時間は16時58分。


上の写真から7~8分で到着、その後先に到着していたメンバーと合流の酒盛り、その時の夕食です。
この他にカレーライスが食べ放題ですが、すでに酒盛りでつまみを食べていて私は写真の料理も残してしましました。残念! 
尚、写真がぼけていますが結露してしまい写真を撮る事が出来なく成りました。(次回に続く)

大菩薩峠周回コースを歩く「忘年会登山」その2



激混みの八王子市「高尾山」を行く

2018年11月25日 | ハイキング・山登り
2018年11月24日三連休の中日、天気予報では良い天気に成るとの予想、しかし当日は東京23区は雲の多い空模様、前日までに好天を期待して家族ずれでハイキングに行く事にしていた。
候補は埼玉県「日和田山」、八王子市「高尾山」のどちらかにする事にしたが、結果的に「高尾山」となった。
タイトル写真は「もみじ台」から見た「丹沢山塊」午後と成っていた為雲が多く出始め、光も弱く霞んでしまった。先月に此所を通過した時は紅葉はまだ始まっていなかったが今はすっかり色づいていた。



写真は高尾山登山口ケーブルカーの発着駅「清滝」。この日ケーブルカーに乗るには1時間以上待たなければならずこの時間11時40分近いのでのんびり待つ訳に行かない。


小学一年生の孫が一緒なので楽そうな6号路から登る事にした。写真の様に登山道が人で数珠つなぎに成りこの状態が山頂まで続いた。


写真は山頂直下1号路と3号路が交わり建設費一億円以上掛けたと云われるトイレの脇です。1号路は更に激混みでした。



気絶しそうな位の混雑です。この様な状態が土日の最近の状態ですが、今日は紅葉シーズンで連休の中日と重なり更にひどい状態です。上の写真は高尾山山頂標識の場所。




山頂には紅葉の木がが多く紅葉が良い具合に進んでいました。我が家を出発する時は曇り空でしたが高尾山が近づくに従い青空が広がりました。


すでに山頂に到着した時には13時を過ぎていましたので南側の空は霞んでしまい「富士山」がかろうじて判別出来るほどでした。


山頂では食事場所を確保する事も難しそうなので、仕方なく山頂から階段を降り奥高尾「もみじ台」迄行って昼食にする事にします。その後帰りのコースは階段の道を避け5号路で山頂をトラバースして4号路へ出ます。
写真は相変わらず行列が続く登山道(4号路)です。


4号路は日陰沢を見下ろす様な登山道で途中に吊り橋があります。写真はそこからの景色です。



写真は先日の台風24号でなぎ倒されたと思われるもみの大木、登山道をふさいでいる為に邪魔な部分を切り取った様です。(写真の男性は無関係)此所は北斜面で風の通り道となっているらしくかなり荒れていました。


そしてケーブルカー駅近くの展望所、駅付近は立つ場所も無い位の混雑でビヤマウント方面の客とケーブルカー待ちの人でごった返していました。(ビヤマウントは10月15日終了)11月27日追加訂正



ケーブルカーがだめならリフトに乗ろうとリフト乗り場に行きましたが、此所も1時間以上の待ち時間。小学一年の孫に聞いたらまだ歩けると云うので1号路を歩いて下る事にしました。
その時の写真です。この状態が高尾山口駅まで続きます。

こんな混雑は初めてで、歩いている人も外国人らしき人が1/3近くの感じもしました。世界各国の言語が飛び交っていました。
いったい日本はどうなるのだろう(色々な意味で)・・・・・・・そんな感じを抱かせる場面でした。

この後温泉へ入る事も無くまっすぐ帰路につ着ましたがこれも激混みの電車で下車駅で危なく降りられなくなりそうでした。





八王子市「陣馬高原から高尾山縦走」

2018年10月12日 | ハイキング・山登り
この所数ヶ月にわたって山登りが出来なかった。今回の山行はリハビリを兼ねて足慣らしをする。
前日に天気が安定している事が判ったので2018年10月10日ハイキングに出掛ける事にした。このコースは若い頃トレーニングコースとして何回も歩いていますが悲しい事に当時の記憶は全く無い、今回歩いてみて距離は長いが比較的平坦な事に驚いた。

タイトル写真は影信山山頂から見た景色、八王子市街と思いますがごらんの様に雲が多く他の方角など富士山等の姿は全く見えませんでした。


「カシミール3Dマップより」
陣馬高原下~陣馬高原登山口~陣馬山~奈良子峠~明王峠~底沢峠~堂所山~白沢峠~影信山~小仏峠~城山~一丁平園地~高尾山~高尾山口駅
今回、終点高尾山から下りにリフトを使った。すでに膝が痛く下りを歩く事を避けたかった。


写真は陣馬高原バス停でこの時期ウイークデーは1時間に1本のバス便が発着しています。
この日八王子から乗車し終点陣馬高原下バス停に下車したハイカーは十数人。支度を済ませ私は5番目ぐらいのスタートでした。珍しく単独のハイカーがほとんど。(8:23分出発)


20分ぐらい「陣馬街道」(案下街道とも云う)に沿って歩くと「陣馬山」登山口に着きました。(8:43分)


沢に沿ってなだらかに登って行く。




植林帯の枝尾根を登って行く、次第に傾斜もきつくなる。



登山口から1時間ほど登ると「和田峠」方面への分岐道が出てきました。和田峠から「笹尾根縦走路」は2015年11月に行っています。今回の山行で東京都と神奈川県の県境の長い尾根を三頭山手前「西原峠」から「高尾山」までつなぎました。(9:47分)

 


この近辺は「ツリフネソウ」が群生していて沢山咲いていました



キクに似た花は多いのでよく判りませんが「ノコンギク」か「シロヨメナ」と思います。


ヤクシソウ



やがて稜線が見えると、陣馬山山頂もすぐです。登山口からこの辺りまでが一番キツく感じられます。写真の様に稜線に近くなると先日の台風24号の爪痕が現れてきます。


ノアザミ



稜線の分岐標識、右手はすぐ陣馬山(標高854.8m)の山頂です。高尾山への縦走路は左方向です。


陣馬山(標高854.8m)雲が多く展望は今一。少し休んで先を急ぎます。(10:02分)



尾根の縦走路は平坦な所が多く、歩行速度も上がりますが今回は久しぶりの山行で、膝も痛く思う様に速度も上がらず。後から登ってきた方にどんどん追い抜かれて行き、結局同じバス便で来たハイカーで一番最後になったのでは無いかと思います。何しろ登りが遅い!


縦走路は台風の影響か、何となく荒れ気味で。



縦走路は広葉樹林が多いのですが、時折檜の植林地も出てきます。



「関東ふれあいの道」標識が1km毎位に設置されていました。高尾山口まで14km!



明るい縦走路は平坦ですが、立派な木が根っこごと持ち上がっていました。



今年はキノコの当たり年みたいで様々なキノコが登山道脇に見られます。写真のキノコは「ホコリタケ」の様です。


クヌギの木が途中から折れて、登山道をふさいでいました。でもさすがにハイカーの多い場所すぐに迂回路が作られたようです。奥多摩のマイナーな山へ行くとこのように迅速な対応は無理と思い、今回このコースを選択したのでした。


写真は「奈良子峠」左手へ下ると「陣馬高原下」へ下ります。(10:41分)



「明王峠」写真中央左手方面へ行きます。(10:57分)




「明王峠」茶屋の裏手へ出ると大きな木が根元から倒れていました。更にその先も杉や檜の枝などが散乱してかなり荒れています。


営林署か管理組合の方がチェーンソーで倒木を裁断して整理していました。お疲れ様です。


すぐに「底沢峠」に到着。(11時05分)



やがて伐採された明るい場所に出ます。高尾山口まで約11.5km付近この先10分弱で「堂所山」へ着きます。


写真は「堂所山」(標高731m)のトラバース分岐点です。写真で此方へ歩いてくる方の方へ行きます。今回も可能な限りトラバースして行きます。(11:16分)


幾つかのピークが有り小さいピークは登りますが大きなピークは巻き道を使います。この写真も階段を嫌い左の巻き道を行きます。


関東ふれあいの道。丁度半分ぐらい来ました。




「影信山」(標高727.3m)到着。下の写真はアザミに泊まって休んでいるアサギマダラ。(12:12分)





「影信山」山頂から北東~東方向八王子の街。此所で30分程昼食休憩にします。にぎりめしにインスタントワンタン、途中シャリばてでにぎりめしを一つ食べた。


「影信山」から25分程歩いた所だろうか、かなり道がえぐれている場所があった。



写真は「小仏峠」(13:18分)この辺りは中央高速小仏トンネルの上辺りか?



いよいよ「城山」への登りに掛かる、此所の登りもキツいので左手の巻き道を使う、今回はかなりヘタレな感じですね~


途中の「サラシナショウマ」がヘタレを慰めてくれます。



「城山」をトラバースして「一丁平」「一丁平園地」への巻き道の分岐に出ます。
左方向へ行くと「日陰沢林道」です。右方向は「城山山頂」。写真真ん中の道を行きます。此所は木が伐採されていて北側の景色が良い。(13:46分)


「一丁平」の登山道が倒木でふさがれ迂回ルートに巻き道が使われています。



迂回ルート(巻き道)を振り返って撮った物です。




「一丁平園地」へ出ました。写真の○で囲んだ所に巻き道へ出る道があります。(14:08分)


セキヤノアキチョウジ



もみじ台もトラバースして「奥高尾」の入り口へ出ました。此所で休んでいたらTVの旅番組の撮影隊一行に逢い、デレクター或いは女優とおぼしき人にナメコ汁で有名な所は?と聞かれたので「城山」の方ですがここから40分から1時間かかりますよ、と云ったらびっくりしてました。(たぶん行かなかったと思う)オイオイもう少し調べたら!・・・・(10/13日追記)


高尾山山頂もトラバースして1・3・5号路の交差するトイレ脇に出てから高尾山薬王院に向けて歩きます。その途中写真の様な楠の大木が途中から折れて仕舞いチェーンソーで細かくされていました。台風24号のすさまじさが判ります。



参道も通行止めで迂回路に誘導されていましたが、写真の様に此所を注意して過ぎれば問題ないと思い通行禁止を無視しました。他の人たちもかなり無視でした。


高尾山ケーブルカー駅入り口の所から見た都心方面の景色(15:26分)



も~膝は痛いし太ももの筋肉も痛い、足の裏も痛い。今回久しぶりの山歩きで少し無理をした様です。下りケーブルカーは混んでいそうなのでリフトで降りる事にしました。運賃は同じですが待たずに乗れるし他人に気を遣う事も無いので、雨さえ降らなければリフトも良いです。かくて高尾山口駅発16時03分の特急新宿行きに乗り、今回は温泉へ行く元気も無く我が家へ直行します。

合計時間 7時間36分 内休憩トータル45分ほど
平面距離 16.67km 陣馬高原下登山開始地点から高尾山口駅まで
沿面距離 20.68km
  累積標高上り 3651m
 最高点標高  861m 誤差大 (地図では陣馬山が最高点標高854.8m)
 以上山旅データーロガーの記録 尚スマホの電源低下で「城山」から記録がまばらになり精度も落ちてしまいました。ヤマップの地図も同時に稼働しましたが此方の方がもっと精度低下が大きい模様。今回歩数計は使いませんでした。

   

高尾山から大垂水峠・高尾南陵ルートを周回する

2018年06月12日 | ハイキング・山登り
2018年6月8日久々の山歩きだった。当日天気が良いので思い立って高尾南陵ルートを歩く事にした。朝食を取った後空を見る。TVなどを見ている場合では無い、快晴の空だこんな日は山へ行くのが一番!
と、云う訳でお湯などを沸かし30分程で必要な物をザックに詰め込む。家を飛び出したのが8時半頃駅前のコンビニで昼食とペットボトルの水を買い込んで電車に乗る。
タイトル写真は高尾山頂展望台から撮った物で、此処から見るスッキリした富士山は久しぶりだ。すっかり雪が溶けた富士山になった。注(タイトルを小仏峠から大垂水峠訂正と変更を行いました)2018年06月18日記



今回のルートは京王高尾山口からケーブルカーで出発して高尾山頂~奥高尾~大垂水峠~大洞山~中沢峠~三沢峠~草戸山~四辻~京王高尾山口と周回する南高尾山稜を周回するコース。似たようなコースを2014年5月23日に歩いて居ます。

高尾山大垂水峠から南高尾山稜縦走路を行く 2014年5月23日

このコースだと朝の出だしが多少遅い感じです。たっぷり6時間半は掛かると思い、普段は乗らないケーブルーカーに乗る事にした。此で1時間位は短縮出来る。




高尾山のケーブルカー乗車口(清滝駅)到着したのは9時40分頃、この日点検で間引き運転となり10:00時のケーブルカーに乗る。



金曜日ですが相変わらずの混雑で車内は満員状態でした。隣にリフト乗り場がありましたが乗車賃は同じ、良く考えたら此方の方が良かったかも。



高尾山駅を降りると目の前が展望台になる、此処では景色も殆ど見ずに兎に角急いで歩き出します。



ケーブルカーを真っ先に降りてそそくさと歩き出したので人混みを避ける事が出来ました。この辺りは平坦なので早足で歩きます。



いよいよ「厄王院」への階段が始まりました。




「厄王院」本堂、無信心な自分はお参りもせず先を急ぎますが、階段はそんなに早く歩けません71歳と半年。余り無理は出来ない事を実感するこの頃、しかし此処で急いだ事が後で響く事に成る。お参りもせず急いでバチが当たったか?



10時40分高尾山頂着、土日の様な混雑は無い物の相変わらず人が多い。




山頂の展望台から富士山などを撮り先を急ぎます。奥高尾へ向けて階段を下って行きます。



10分程で奥高尾に着きます。何時もは「城山」方面に行くので真っ直ぐに行きますが今回は「大垂水峠」方面へ行くので左手の道を行きます。要するにトラバースルートになっています。



この時期、花が終わって居る事が多い中、このホタルブクロの紫が目立ちました。




やがて「一丁平」方面への分岐に出ますが此方も左手に進路を取ります。この分岐から「大垂水峠」方面へ行くのは初めてです。



「大垂水峠」方面へ行く人はずいぶん少ない事が道の様子から判ります。この辺り位まで激しいアップダウンが無いので楽です。この先「大垂水峠」迄ゆっくりと下って行きます。



高尾山周辺はこうした指導表示が完備して居るので道迷いする事は殆ど考えられませんが、コースが煩雑に別れていて面倒な所が在ります。



途中林道(大平林道?)の様な所を横切ります。




時々急な下りがあります。この辺りへ来ると甲州街道を通る車の音が聞こえる様になります。道は地形に沿って緩やかに下る様に付けられています。



大平林道を横切ります。此処でマウンテンバイクで下ってきた人と出会いました。




上の写真から2分程で「大垂水峠」へ到着です。11時34分ケーブルの駅から約1時間半弱です。



「大垂水峠」で甲州街道を越えて初めて出て来た標識、この先時々見掛ける様になります。



「大垂水峠」は標高398mなので此から又登らなければ成りません。この先のコースで標高が一番高いのは次のピーク「大洞山」(標高536m)この先アップダウンがあります。
写真のピークを越えたら、此からの登りに備えて軽く昼食休憩にします。



高尾南陵は植林帯が多くなります。この辺りは檜が多く時折間伐された檜の香が漂って来ます



12時46分「大洞山」(標高536m)到着。。。。。。それにしても暑い!
この辺りから前半飛ばした影響が出始めたらしい。熱が身体にこもり体温が下がらないらしい、ボーッとして眠気が多少出て来た。



無風状態で風も殆ど無い、日影で風のある所で休みながら歩く様にした。




「大洞山」から先は割と緩やかなアップダウンで次第に標高を下げて行く。




このコースは指導表示もシッカリしていて道迷いの心配も無い、丁寧に巻き道の表示も付いています。



今回は体調が思わしくなく徹底して巻き道を選択します。その為「コンピラ山」「中沢山」などのピークは踏みませんでした。写真は「コンピラ山」からの道と巻き道の合流点で振り返って撮った物です。



写真は「三井水源林」コースへの分岐で急な坂になっているようです。作業中や作業道に入りやすい場所には注意の標識があるので心配は無い。(訂正変更4/15)


漸く津久井湖が見える所へ来ました。(ここは見晴台)



時間が13時半とも成ると、雲がだいぶ出て来て日が陰ってきました。しかし相変わらず暑い、しかし割とこまめに休憩を取ったせいか体調も幾らか回復してきた。



写真に青丸で囲みましたが漸く「草戸山」の表示が出て来ました。此処から約1時間半ぐらいか。いずれにせよこのコース中盤まで来た感じです。



写真は「西山広場」此処から1~2分歩けば「西山峠」だ。歩行中逆コースから来る人が多かったが、この先の神奈川県側「城山湖」に車を停めて「大洞山」辺り迄ピストンする人が多そうだ。



何の変哲もないなだらかな上り坂ですが、写真右手に私設の小さな表示が着けられ「西山峠」と有ります。



だいぶ歩いた感じです。




大小幾つものアップダウンが有りましたがピークを避け巻き道のある所はそちらを使います。こんな小さなピークでも巻き道が付けられた所があります。



「三沢峠」に到着。此処から左手方面へ下れば「梅の木平」へ降ります。しかし梅の木平へ降りても甲州街道のバス便は1日数本でバスに乗る事は難しい、どうせ歩くのなら「草戸峠」越えで山道を高尾山口まで歩いた方が排ガスを吸わないでも済む。



「三沢峠」から10分程歩くと「ふれあい休憩所」に出る。この東屋は神奈川県が設置らしい。



「城山湖」昭和40(1966)年建設発電用のダム「本沢ダム」の人造湖です。遠くに広がる街は「相模原市」。




「草戸山」へ向けて急な階段の上り下りがあり膝に来る所。途中に写真の様な不思議な木を見ました。



写真で見るとそれ程傾斜がキツク感じませんが、左のザレた所へ出るとずり落ちそうになります。



今度は登りです!





そして「草戸山」(標高364m)と松見平休憩所の東屋




時間も15時15分すっかり曇り気味と成ってきました。




写真の、左11時方向へ進路を取ります。右手は神奈川県側「本沢ダム」へ下る道です。




更に10分程歩くと「草戸峠」に到着。そこから見える高尾山~城山の稜線。




「草戸峠」から「四辻」に向けて10分程歩くとフェンスに囲まれた拓殖大学の敷地に接して登山道が続いています。



相変わらずアップダウンの道を行きます。




次第に標高が下がって来ているので写真の様ななだらかな下りも楽です。




やっと「四辻」の分岐表示に出逢いました。この表示を見た時本音でホッとしました。此処から高尾山口までホンの5分程の下りです。地図には下り10分と書いてありますが・・・・



ひょっこりと甲州街道を挟んで高尾山口駅の真ん前の住宅地に出ます。




高尾山口駅でほてった身体を冷やすべく水道で頭を冷やしたり靴の泥を落としたり。
頭に水道水を掛けたら非常に気持ちが良かった。
中盤で熱中症直前の感じでしたが、何とか持ちこたえました。この時期注意しないと身体が暑さに慣れていないせいか危ない時がたまに有ります。
なにせ20歳代の体重は60kg無かったのが今では74kg、いわばどてらを着て山歩きをしている様な物です。

16時59分発の電車に乗り今日はまっすぐに帰ります。。。。。。。

データーロガーの情報 (高尾厄王院手前でON)
 純歩行時間   6時間45分 休憩時間トータル1時間強
 距離      10.45km

スマホ歩数計
 自宅ドアーtoドアー  27,980歩
 距離         20.985km

 







苗場スキー場「ドラゴンドラ」に乗る

2018年05月31日 | ハイキング・山登り
先日土~日曜日に掛け旅に出掛けました。初日に苗場「ドラゴンドラ」に乗車し新緑のゴンドラ遊覧をしようと言う事に成り、調べた所今シーズン最終日1日前と言う事でした。以前は秋の10月~11月の1ヶ月間だけの営業だったらしいのですが春に1ヶ月間だけの営業をする事に成り数年前から始めた様です。
春は4月28日~5月27日までとなっており、運良く乗車出来ました。

タイトル写真はドラゴンドラの中から山頂駅近くになると見えて来る「二居湖」(ふたいこ)この日は生憎の天気で遠くの山脈は殆ど見えなかった。




ドラゴンドラは全長5.481km有り世界最長と言う事です。苗場プリンスホテルの「山麓駅」から「山頂駅」まで約25分程乗車する。ゴンドラは8人乗り「山頂駅」を降りた所は「田代高原」かぐらスキー場で冬場は田代ロープウェーを利用する事が出来ます。
沢山のリフトとゴンドラがありますので冬場のスキーは快適ですが、夏場は余り面白味が無さそうです。



写真はドラゴンドラ山麓駅、予めNetで割引のシートをプリントして居たので2,000円の所1,800円で往復券が買えました。



写真は上の駐車場とゴンドラの乗車口、駐車場は可成りの台数が駐車して居ましたがゴンドラ自体はがら空きでした。



この旗とマークが印象的でゴンドラの正式名称は「苗場・田代ゴンドラ」ドラゴンドラの名称は歌手の「ユーミン」が名付けたとか!何となく意味が理解出来た気がしました。



ゴンドラの最初は水平に移動しますが、暫くすると上り下りが激しくなります。


新緑がまぶしい




下の方を見ると花を付けた木々が結構有りました。写真は野生の「藤とミズキ」



此方は「ホオノキ」ホオノキの花は上に着くので登山道などで下から見ると殆ど見えないが、上から見ると花が良く見える。





ゴンドラの支柱は35本有ります。写真は此から沢へ向けて急降下する所、沢の10mほど上まで下ります。



タニウツギ




漸く山頂駅が近づいてきた。




山頂駅からかぐらスキー場のレストハウスを見た所、右手奥に「田代湖」が有ります。



スキーコースを歩きます。写真は大きくなった「こごみ」遠目にはシダと区別が付きにくい。



此方はフキの花、フキは地下茎でも増えるが種でも増える。




高い所から見るドラゴンドラ山頂駅周辺と田代湖。中央右手に「田代ロープウェー駅」が有りますが運休中です。



送電線がジャマですが「越後三山」と思いますが何とか見えました。




しらかばの緑が綺麗でした。




スキー場のコースにはゼンマイが育って居ました。




写真は田代湖周辺の景色ですが、他に何も見るべき物が無く高山植物や山菜類もあまりみかけませんでした。
再度ドラゴンドラへ乗り戻ります。
山麓駅駐車場から戻る時どでかい苗場プリンスホテルが見えますが人気が余りないので少し寂れた感じに成って居ます。三国街道や国道353号線辺りに道案内が有ると思いましたが、期待外れで殆ど案内が無く入り口が判らず通り過ぎて仕舞いました。
ドラゴンドラも開業当初は通年営業したらしいのですが、こうした状況を見ると真剣に活性化する気が感じられ無いのが残念!

次回のBlogは民宿「休み場」での山菜料理や景色を綴ります。

八王子市高尾山日影沢ルート周回コース

2018年04月12日 | ハイキング・山登り
この所ハイキングに行かず仕舞い、そこでトレーニングがてら高尾山に行く事にした。
天気が良いし季節も良いので平日だけれども、たぶん混雑していると思い、コース選択に迷った。ま~此処は電車に乗ってから考える事にした。
結果的にJR高尾駅からバスに乗り「日影」バス停で降り、日影沢から「いろはの森コース」~「4号路」に入り高尾山山頂に出るコースに成った。

タイトルは「日影沢の入り口」バス停から5分程歩いた所です。
この「日影」バス停、JR高尾駅から「小仏」行きのバスに乗りますが、此が又シーズン中は満員で乗れない事が度々有る。今回も往復使用しましたが、往路はほぼ満員、復路は終点(始発?)の「小仏」ですでに7割程乗車「日影」バス停では最終的に30人以上の人が並んでいて「日影」で超満員に成り何とか積み残しは出ませんでしたが、それ以降の乗車は数人のみ、乗れない人がずいぶん出た模様です。沿線住民の方は大変な負担だろうと思います。
以前Blog記事でも書きましたが私も積み残された事が有りました。

この季節平日でも老若男女が数多く、今回も「日影」バス停でも団体の方が多くいました。又ツアーで来ている方も居たようです。京王バスも臨機応変に臨時バスの手配が出来る体制を取って頂けると有り難いと考えます。

八王子市「高尾山」バリエーションルートを行く 2014年04月16日

高尾山稲荷山コース~4号路~日影沢へ 2017年09月10日


黒い文字と青丸で囲みを入れました。今回のコースは時計回りで日影バス停~日影沢キャンプ場~いろはの森~4号路~高尾山頂~奥高尾(もみじ台)~一丁平園地~城山(トラバース)~破線ルート~日影沢~日影バス停・・・・・JR高尾駅
いろはの森~4号路は結構登り概の有るコースで静かですが、4号路へ出た途端人が多くなります。
今回は「もみじ台」で昼食休憩した後、長い階段を下りその後「城山」まで階段のアップダウンを避けトラバースルートを歩き直接「破線ルート」へ出る事にしました。
当初日影沢キャンプ場から日影沢林道をのんびり歩こうと思いましたが地図を持参しなかった為林道方向と「いろはの森」コースとを間違えて仕舞いました。



日影沢に沿って歩き5分程で「破線ルート」の入り口を通り過ぎます。今回は此処に下山しました。沢沿いのコースはスミレやニリンソウなどの花が咲いています。その花等を目当てにカメラを持った方達が沢山居ました。



スミレが何種類か咲いていましたがまとめてみました。




写真は「シャガ」開花はまだでしたが日当たりの良い所ではすでに開花しています。



ニリンソウの花




途中で日影沢林道方面では無い事に気が付きましたが、予定を変更して「いろはの森」から周回するコースにしました。「八王子山の会」の建物を過ぎるとゲートが現れます。



更に進むとビジターセンター関連施設が有ります。




林道に成った道を進むとやがて林道は行き止まりに成り登山道になります。




高尾山口方面から登るのと違い、此方は静かな物です。始め道は緩やかに登りますが、次第に傾斜が増します。



樹林の木の種類など確かめながら50分程歩いた所で「NHK日本百名山」のチームが撮影している所に出逢いました。丁度休憩している様でした。6人程のチームでしたが声を掛けるのも申し訳ないのでそのまん通り過ぎました。



上の写真から10分程で「4号路」へ出ました。高尾山のメインルートの1つなので途端に人が多くなります。若い人も多く途端に追い越されて行きます。。。。。。



ウイークデーですが若い方も結構多くさすがシーズン、15分程歩くと1号路・5号路との分岐点へ出ます。



立派なトイレの脇に設置して有る看板です。この看板に向かって左手に数分歩けば高尾山頂上です。



相変わらず人が多い。時間は12時38分山頂で昼食にしている人が多い!




山頂のビジターセンターの脇にこんな看板が有りました。結構事故が多いのに驚きました。それも60代~70代が圧倒的に多い、ハイカーの年代もこの世代が多そうなので件数が多くなるのも必然ですが他人事では無いので自分も注意します。



展望台からは丹沢山系の向に「富士山」が薄らと見えます。この写真は可成り見える様に加工しましたが此が限界でした。



混雑する山頂から早々に立ち去り、階段を下り「奥高尾」領域に入ります。
此処を上り「もみじ台」で遅い昼食休憩にします。



もみじ台から長い階段を下って行きます。この階段はとても長く逆コースの場合一番苦しい上りとなります。



この階段はメインルートですが、奥高尾入り口から両サイドにトラバースルートが付いていますのでそちらを選択するのも有りです。



ミミガタテンナンショウ




此処の「シャガ」は良く咲いていました。




写真は鞍部へ出て一丁平への上り階段とトラバースルートです。




この分岐を右手方向へ行きます。階段が無いだけ楽ですが緩やかな上りです。





途中に咲いている「ミツバツツジ」このツツジはもみじ台から一丁平に掛けて見られます。



植林帯の縁を緩やかに登り、一丁平園地のトイレ脇に出ます。




少し登り左手の一丁平展望台への階段を避けトラバースします。
今回は徹底的にトラバースに拘りました。



城山方面へ向けて幾つかのピークがありますがトラバースルートがある所はそちらの道を選択します。この場合右方向の道です。



やがて写真の様な伐採した所へ出ます。東京方面が良く見えました。




伐採された縁に従って登るとメインルートへ出て階段を登ります。




いよいよ「城山」へ至る道とトラバースルートです。




道は可成り緩やかで左手が「城山」の斜面と思われますが、標高差50m程で山頂への階段を登る事を考えると可成り楽をしている感じです。



緩やかに登ると再度伐採された縁に出ます。




「城山山頂」への分岐を右方面に行くと、いよいよ破線ルートの下り方面へ出ます。山頂へ行く場合この階段を登る事になります。



写真は日影沢林道との合流点、その先は左「影信山」方面への道。右方面へ50m程行くと破線ルート入り口になります。



破線ルートを少し行くと写真の様なたぶん遅咲きの「オオシマザクラ」と思える大きなサクラが満開でした。



このルートは静かなので良く歩きます。ただ私の持っている昭文社の地図(2011年版)ではバリエーッションルートとなっています。これは以前のBlog記事にも書きましたが、私有地の為指導表示が設置できないための処置と思えます。



登山道自体は整備された様な感じです。写真の先へ行くと「東京農工大学同窓会記念林」と云う看板が設置されています。割と手入れされた檜の植林帯となります。



急な尾根を下って行くと左手に中央高速道が見えてきます。




次第に急斜面になると登山口も近い。




登山道は山の斜面を回り込む様に横切る様に成ると、すぐに日影沢に出ます。



この沢を渡ると午前中歩いた道へ出ます。

この後日影バス停から15時13分のバスに乗ります。バス停に到着したのは14時50分位でその時は1グループ3人程並んでいましたがバスが来る頃になると30人以上に膨れあがり、たぶん酷い状況に成るな! と思っていたら案の定「小仏」の始発からすでに7割程の乗車でした。何とかぎゅうぎゅう詰めで発車する事が出来ました。
このJR高尾駅~小仏間のバスはシーズン中、時間にもよりますが酷い混雑が良くあります。こんな状況は何回か経験しています。
リタイアした高齢(自分もそうですが)の方が多いせいでしょうか団体で来る方が多いのでウィークデーでも安心出来ません。






ゲレンデスキーを楽しむ「丸沼高原」にて

2018年03月31日 | ハイキング・山登り
2018年3月30日(金)二十数年ぶりでスキーをする事に成った。場所は群馬県「丸沼高原」スキー場、このスキー場は5月の連休位まで営業しているので、春とは云えこの所の気温の上昇でもまだまだスキーが出来る。
今回日帰りの日程で、早朝5時前に我が家を車で出発8時には現地に到着した。
メンバーは昔からの山仲間の男3人、車で我が家へ迎えに来て貰った!

タイトル写真はゴンドラ山頂駅から西方向に見える「武尊山」この日終日快晴で非常に好天に恵まれた。今回デジタル一眼レフは持参しないでコンパクトデジカメを活用した。それと云うのもカメラを持ちながらスキーをすると言う事に成るとカメラを壊す危険が有る、要するにスキーが下手な為、そんな訳で多少画質が落ちるが横640ピクセルでは何の問題も無い。



意外と早く「丸沼高原」スキー場に到着した。ゴンドラやリフトが動き出しスキー場がオープンするのが8時15分と云う事なので落ち着いて身支度が出来た。駐車場はこの日無料で、すでに多くの車が駐車していた。



リフトが動き出し、早速リフトに乗る、写真は未だ誰も滑っていないゲレンデ。
しかし夜中に気温が下がり、前日ゲレンデ整備車が整えた斜面はバリバリのアイスバーンに成っています。



滑り初めなので、1本目のリフトで降ります。このゲレンデはスノーボードと一緒なので注意しながら滑ります。
何しろバリバリに凍ってスキーのコントロールが難しい、20数年ぶりなのでおっかなびっくりです。後ろからスノーボーダーがバリバリとけたたましい音を立てて近づくと非常に焦ります。



それでも何とか「感」を取り戻し滑ります。何本か滑るとスネや太ももが痛くなり、休憩します。3人ともシニアで今回運良くシニアデーと云う事で通常料金より1500円近く割安で利用出来ました。食事券とサービスドリンク付き、車で来たのでビールとは行かずノンアルコールビールで喉を潤します。



さて今度はゴンドラリフトへ乗り最高点まで行きます。此処は昨年も来た「日光白根山」の登山口とも成っています。
写真は快晴の好天に恵まれた「日光白根山」山頂部。雪もだいぶ溶けて黒い地肌が広がっています。



写真はズーム・ワイド側で撮った物ですが、ゴンドラの山頂駅が標高2,000m前日より気温が下がりこの場所で1~3度位の気温と思えます。



写真はやや北西方向に見える「尾瀬至仏山」




タイトルと同じ「武尊山」




足湯の「天空の湯」まで上りそこから「日光白根山」




ゴンドラリフトから下を撮影




右手には「丸沼」が見えます。半分以上凍っています。




真下にコブコブの急傾斜のゲレンデが見えます。このゲレンデ一度転ぶと10~20m程滑落気味に落ちます。勿論私は怖くて滑りませんでした。



午前中ゴンドラで山頂駅まで3回程行きます。もう一度「日光白根山」をパチリ!




スキー場のレストハウスで昼食にします。
写真は「田舎ラーメン」ノンアルコールビール
このラーメンはトッピングがもつ煮込みを中心に出来ていますが値段は1,000円高いか安いか・・・・・矢張り高いですよね!



此の後1時間程休憩して、午後から稼働しているリフトを全部乗る事にしました。
一本ずつリフトで上がり、スキーで降り又別のリフトで上がる、繰り返す事数回。
午後は気温が上がりアイスバーン状の所はすでに粗目状の雪で非常に重たくなっています。
これは此でコントロールが難しく轍に引っかけ転倒する事数回、身体の筋肉全体が悲鳴を上げ始め。最後にゴンドラリフトで最高点へ行き、下まで降りた所で本日のスキーは終了にしました。

14時40分終了。この後国道120号線から沼田ICから関越道・圏央道と運転を交代しながら行き、大きな渋滞にも入らず京王線高尾山口で車を降ろして貰い帰路に着きました。


埼玉飯能市「天覧山」ハイキングとおでん・猪鍋パーティー

2018年03月12日 | ハイキング・山登り
2018年3月10日何時ものSNSイベント開催で「天覧山」ハイキングに行きました。
「天覧山」は標高194m程の山です。登山口から30分も歩けば山頂に到着です。今回は超ゆるゆる登山? いや裏山の散歩と言ったところです。
この日の主な目的はおでんと猪鍋を食べるのが主目的・・・・と言っても良いかと思います。飯能駅で10時待ち合わせ。総勢男女12名、時間通りに集合、何時もの様に自己紹介の後若干のコースの説明で出発します。
タイトルは西武池袋線「飯能」駅から30分程歩くと「天覧山」が見えてきます。写真の小高く盛り上がったところが「天覧山」です。
「能仁寺」の裏手にあり江戸以前の昔は「愛宕山」と言われていた様ですが、その後元禄年間に将軍綱吉の時代に「羅漢山」と言われ、明治時代に「天覧山」と呼称が変わった奇妙な山です。



この地図はハイキングコースの至る所に設置してあります。
右下に「飯能」駅があり、そこから赤いライン上を歩きます。ラインに沿って写真中央の中央公園に沿って「能仁寺」(のうにんじ)境内を通り「天覧山」の登山口へ出ます。
「能仁寺」の境内から15分程で「天覧山」の山頂に着いて仕舞います。



写真は「天覧山」へ向けて歩く途中振り向いて撮った「飯能駅」、今回のハイキングはほとんど街中の散歩と言った感じですので、飯能の町外れになるとすぐに丘陵地帯になります。



駅から10分程歩くと入間川に掛かる「われいわ橋」に到着します。この橋を渡り川原へ降ります。「天覧山」に登った後、この「飯能川原」で本日のメイン・イベントおでん・猪鍋パーティーを行います。



写真は川原へ降りた所です。左側の対岸が「飯能川原」です。此処で昼食のイベントを行います。
この川は「入間川」と成っていますが、地図によっては「名栗川」とも書かれています。この上流に「名栗湖」が在りその辺りで合流し上流側が「名栗川」。横倉(よこくら)山(標高1197m)東腹の源流とする入間台地で「入間川」と成る模様。
いずれにしてもこの川は荒川水系、荒川の源流は奥多摩の分水嶺「笠取山」(標高1,953m)と成ります。



写真は飯能駅から25分程「飯能中央公園」に到着、この坂を上ると「能仁寺」に出ます。



タイトルと同じ写真です。小高く盛り上がった山が「天覧山」(標高194m)。明治時代に「天覧山」と名前が変わったのですが、明治16年明治天皇がここで行われた近衛兵の演習を視察する事になりその時に天皇が山頂に登り絶景を称えた事からの銘銘という事らしい。何箇所かにそうした説明看板がありました。



「能仁寺」の山門。此処から「天覧山」の山頂まで30分も掛かりませんので、マッタリと境内に入り参拝します。



山門両端に仁王像「阿形像」と「吽形像」がにらみを利かせています。




山門を潜り振り返って撮った物です。




「本堂」。ホームページによると「本堂」の見学には拝観料が必要との事です。




お参りするメンバー2人




境内には「ロウバイ」が未だ咲いていました。




さて、境内から「天覧山」登山口へ向かいます。




登山口までは舗装された道を緩やかに上り、やがて舗装が切れて広場となり、頂上直下に来ると岩場が出て来ます。写真の右手は「十六羅漢」



岩場と言ってもクサリと柵で危険な事は全くなく5分も登るとすぐ山頂です。




山頂に到着です。北側は木で展望は悪く、東から南、西と展望が開けています。




南東方向の景色で都心方面が見えますが、この日は春霞で霞んでいます。画面内赤枠で囲んだ所をトリミングします。



スカイツリーや東京タワーが見えます。しかし南から西方向は山が隠れていまい、目印と成る山が見えないので、各山の特定は出来ませんでした。



山頂の展望台で鉄筋建ての立派な物です。狭い山頂を広げた展望台の感じです。




さて、山頂を後にして下山します。途中コンビにで飲み物などを買い求め「飯能河原」へ向けてブラブラと中央公園など見ながら下って行きます。
写真は「飯能河原」へ降りて、本日のメイン・イベントのおでんです。



此処で一人と犬一匹が途中参加合流して。一緒に食べます。此方は「猪鍋」。
イノシシは今回の主催者であるS氏ハンターが自ら猟銃で仕留め解体し熟成させたイノシシ肉です。
各自で具や道具・飲み物を持ちより鍋にします。



呑んで食べてお腹いっぱいで、リラックスしている様(さま)です。
Sさん、美味しいシシ肉とイベントの計画有り難う御座いました。



たらふく食べて呑んでから、腹ごなしと酔い覚ましに予定に無かったのですが「入間川」の河原を遡り「吾妻峡」まで行きます。この辺りは渓谷と行っても河原は広く歩きやすく整備されています。



写真では鎖があったりして険しそうですが、川原なので大きな岩がゴロゴロしているだけで危険な場所はありません。



写真は歩いて渉れる「ドレミファ橋」。この橋を渡り飯能方面へ戻ります。この辺りが「吾妻峡」の中心部のようです。



写真のように増水時以外は子供でも渡れる橋? 道となっています。此処から県道70号線を飯能方面へ向けて戻ります。
30分程県道を歩き飯能駅近く迄来て一応解散となり、反省会参加希望者で「そばや」さんにて反省会を行います。お昼に呑んだお酒もだいぶ抜けて来て、腹ごなしも出来ましたが酔った勢いでキャンプ道具などを背負ったまんま「入間川」遡上往復するのも疲れますが此処で一休み・・・・・



写真は蕎麦やさんで注文した特大のオムレツ! 此れを全員で小分けにして食べましたが結構おいしくその他ラーメン、もり蕎麦などをおつまみに6時ごろまで飲み食いして
帰路に着きますが、最終的に沿線者同士で新宿でカラオケで終了!!

この日歩いた歩数、自宅からドアーtoドアー
 21,557歩
 16.167km
天覧山へのハイキングより、入間川を「吾妻峡」迄往復した方がきつかった感じです。
 



青梅市青梅丘陵「雷電山~辛垣山~三方山」ハイキング

2018年02月19日 | ハイキング・山登り
2018年2月17日今回も某SNSイベントに参加しました。この所1ヶ月以上山登りには出掛けていませんでした。久々のハイキングです。朝10:00青梅線「軍畑」駅(いくさばた)集合、全員が各方面から来て同じ電車に乗り合わせ、全員男女9人が集合、初顔合せの方も居て自己紹介の後コース・スケジュールの確認後出発。

タイトル写真は今回縦走路最初の「雷電山」(標高494m)の少し手前、北側に開けた場所から見える採石場。途中発破の音がしていました。今回純歩行時間は約4時間程、距離は12km強アップダウンの多いコースですがそれ程激しいアップダウンでは無いのですが微妙に疲れました。

今回歩いた地図です。左中央左端「軍畑」駅から歩き、赤い線のコースを歩きます。此の地図では等高線が消えてしまいアップダウンの様子が解りませんが低山と云えども上り下りが結構有るのでキツく感じます。全行程(平面距離)12.3km程、最後の「青梅鉄道公園」に着く位には足が痛くなる感じでした。



軍畑駅の写真です。9時55分到着の電車を降りた所です。私達グループの他に降りた方は少なく。「髙水三山」へ行く方も多いと思いましたが土曜日なのに意外と少ない人数の感じです。



簡単な自己紹介など終えた後出発です。此処から「雷電山」登山口まで一般道を30分程歩きます。



県道193号線を緩やかに登って行きます。




路傍に鎮座する道祖神。「髙水三山」に行く時何時もこの前を通ります。




写真は「髙水三山」方面へ行く道です。「雷電山」は右手に県道193号線を更に進みます。



「雷電山」登山道入り口(榎峠)に到着です。ここら辺りは標高350m程




此処からいきなり急登が始まります。




写真は7分程登り、最初の急登から少し平坦な所へ出る所です。




写真は階段の付け替え工事が行われている所で「雷電山」山頂まで続いていました。10分程階段を登り、少し平坦な道になり、又階段を登るという繰り返しが「雷電山」山頂まで続きます。



時に木の階段も「壁」の様に感じます。




タイトルと同じ写真ですが「雷電山」山頂(標高494m)到着です。そこからの眺望、僅かながら眺望が利きます。この辺りも秩父と並んで石灰石の採石場が有ります。この時作業中で発破の音がしていました。



登山口から40分程で「雷電山」山頂。此処で全員の記念写真を撮ります。




登山道はやや緩やかになり、写真の様な巻き道状の所を行きます。




やがて「辛垣城跡」(からかいじょうあと)入り口に出ます。此処から城趾跡と思われる場所に沿って登山道が付いています。写真左手は巨大な石灰岩の岩場。



こんな看板が設置されていますがそれ程急坂ではありません。
「辛垣城」は青梅地方の豪族「三田氏」が立て籠もった要害、近くの「勝沼城」に対して「西城」と呼ばれ、永禄6年(1563年)八王子の「滝山城主」北条氏照の軍勢に攻められ落城・・・・・・・云々という説明看板が有りました。



30分程で城跡を過ぎ「辛垣山」へ到着です。写真だけ撮り先に行きます。




10分程で「名郷峠」へ到着。此処で昼食タイムになりました。30分程休みます。
しかしこの辺りは全行程の未だ1/3程で、縦走路の前半と云った所でしょうか!



日が陰って来て、風も冷たくなり、寒いので短めの昼食時間で歩き始めます。道は北側の日当たりの悪い所には未だ溶け切らない雪が残っています。アイゼンを着ける程でも無いのですが、油断すると滑ります。



時折植林帯の見晴らしの良い所からは街が見えます。写真は吉野梅郷と思えます。




道は次第に緩やかな所も多くなります。




天気はどちらかと言えば下り気味で、霞が濃くなってきています。写真中央の山は奥多摩「大岳山」です。



行く手には厚い雲が出て来ました。「名郷峠」から30分程来た所です。




更に30分程来ました。いつの間にか「三方山」を通り越していていました。全体的に標識の数が多く青梅線に沿ってコースが有りますので、エスケープルートが沢山有ります。トラバースルートも付いていますが其処には「巻き道」と云う案内表示が無く、初めて歩く場合判りにくい。この辺り迄来て「青梅鉄道公園」迄は4km程有ります。



更に20分程歩きます。道は平坦な所が多くなります。この当たり一帯は青梅丘陵「永山公園」の一部と成っているようです。



この写真は「矢倉台」の展望所少し手前、街に近いせいか街の喧騒の音が聞こえます。



写真は「矢倉台」の展望所(物見櫓)からの眺めで、天気は曇りと成って仕舞い東京方面が霞んでスカイツリーは全く見えませんでした。



写真は「永山公園」に有った看板ですが、ハイキングの所に点々が書かれていて「バ」イキングに成ってしまってる! 現在位置から歩いた所を赤い線と○で囲み黒で書きみを入れました。



この写真の右手は「青梅駅」のホームがすぐ側に見えます。左上の東屋は此のコースの休憩所で、所々に有り、青梅駅側から歩く場合休憩する場所には困らないようです。



上の写真の右方向の景色。「青梅駅」に丁度電車が来た所です。




漸く「青梅鉄道公園」に到着です。14時51分。朝10時から歩き始め休憩を含め5時間弱これから青梅駅迄10分程掛かるので約5時間のハイキングでした。

データーロガーの記録(軍畑駅から)
合計時間  5時間13分(スイッチを切ったのが電車内、東青梅付近なので不正確)
歩行距離  約12.3km
最高点の標高  493m(割と正確)
累積標高(上り)1259m (アップダウンは多かった)

万歩計(スマホ)自宅から
歩行数 23,613歩(自宅ドアーtoドアー)
距離   17.709km
平均時速  4.4km 

此の後希望者7名で青梅線「河辺駅」にて下車して第一次反省会(バーミヤン)、その後希望者4名で温泉「梅の湯」へ入り次に第二次反省会(とんでん)。此処で一応散会。
次に中央線沿線者同士「荻窪駅」にて一名入れ替わり同じ4名でカラオケ。1時間程で本日の日程終了!











海辺を歩く「城ヶ島」編

2018年01月20日 | ハイキング・山登り
新年から出不精気味で山登りにも出掛けていない、寒さのせいも有るがこの所膝の具合が今一良くない、単独登山が多い為不安が残る事が多く出掛けるにしても、体力的に楽な所ばかりになる、今回も同じ歩くのでも不安の無い海辺を歩く事にした。
タイトル写真は、城ヶ島東端に在る「安房崎灯台」の岩礁地帯と灯台。



地図は「城ヶ島」赤い線が今回歩いた軌跡、データーロガーを起動させるのを忘れ途中から入れので「安房崎灯台」付近から始まっています。世田ヶ谷の自宅から第三京浜経由で横浜横須賀道路を走り、一般道へ出て県道26号線から、「城ヶ島大橋」を渡ります。今回は息子を連れて車で行く事にしました。

以前この「城ヶ島」手前の【神奈川県「荒崎シーサイドコース」を歩く】をBlog記事にしました。




写真は「城ヶ島公園」駐車場、写真右手に地元農家さんが野菜類の販売をして居たので到着早々売り切れになる前に買い求める。東京での価格よりずっと安く買えたのでキャベツ、三浦大根、ブロッコリー、銀杏、たくあん、結構な買い物でした。



公園の入り口(無料・駐車料金は取られる)から入ると手入れされた松並木が目に入る、根元には「スイセン」が沢山植えられていた。



八重系の日本水仙らしい、島全体に同じ種類のスイセンが植えられている。




写真の様な感じで、島の殆どの道端両側に植えられていて、今が満開でした。




写真は島の東側の高い所から「大島」が辛うじて見えます。もう少し天気が良いと思いましたが、思った程天候が回復せず。雲が多い日でした。



南方向の写真、今日は風も殆ど無く、気温も高めで、歩くと暑くなってくる。




タイトルと同じ写真ですが海岸に降りると荒々しい岩場が広がります。砂岩の様な柔らかい岩らしく独特の模様に浸食されてる、滑る事は全くなく帰って転ぶと怪我をしそうで慎重に歩きます。



潮だまりなどを見ながら「安房崎灯台」に近づきます。作業員の方が丁度道を修理していて、岩場を少し回り込んで近づきます。



高さは10m位の無人のこぢんまりとした灯台です。




戻る途中に「セグロセキレイ」が逃げもせずに居ました。




「安房崎灯台」から今度は海岸沿に歩き、もう一つの「城ヶ島灯台」へ向けて歩きます。その途中に有った奇岩ガメラか?



上空にはトンビが旋回しています。




一端此処から島の上部に上がりこの写真の向う側の入り江に降りて、荒々しい海岸線を突端まで歩いて行きます。



海水に浸食された痕、名前は付いていませんでした。




駐車場入り口のスイセンの花壇。此の後スイセンロードと名の付いた道を歩きます。




先程の写真からは見えませんでしたが、此処は「ウミウ」が営巣している所で、白くなった部分が巣のある所です。



ズームアップ




更に突端をズームアップ




そして又海岸に降ります。此処は「馬の背洞門」と名が付いています。




写真は降りてきた道です。




「馬の背洞門」から写真の海岸線に沿って左端の突端まで歩きます。




1km程海岸を歩くと「城ヶ島灯台」です。山歩きと違い途中砂地の道で平坦ですが歩きにくい。
「城ヶ島灯台」は島の西端に在り標高30mの崖上に立っています。1867年(慶応3年)諸外国の灯台建設の求めに、観音崎・野島崎・品川第二砲台・城ヶ島の4ヶ所に灯台建設を計画・・・・・中略。関東大震災で設置当時の灯台は完全に倒壊し、現在の灯台は1926年(大正15年)再建。パンフより



写真は「城ヶ島灯台」から海岸に降りた所の岩畳。此の後断崖の上の道を戻ります。




「馬の背洞門」と房総半島。




駐車場まで島の上の道を戻ります1,5km位有るでしょうか。写真は「スイセンロード」海岸から上へあがれば平坦な道となります。

駐車場へ戻り、昼食を食べる為に「城ヶ島大橋」を渡り返し「三崎漁港」へ行きます。
この辺りは昔とスッカリ様変わりし、完全に観光化されて食事処は殆ど「マグロ」一色で別な物が食べたくても中々見つからないので諦めて、場末の食堂で「マグロ丼」を食べました。
その前に有料駐車場に車を入れましたが、産直センター「うらり」で買い物をすると駐車料金1時間無料と成るとの事ですが2,000円以上の買い物が条件! 仕方なしに帰りがけに買い物をしました。。。。。。。なんだかな~!

歩いた距離  5.13km  時間2時間と少々
歩いた歩数  6,683歩(約)


山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース【後編】

2017年12月17日 | ハイキング・山登り
前回「赤鞍ヶ岳」(朝日山)(標高1,299m)山頂から引き続き、激しいアップダウンの稜線を行く所からBlogが始まります。
この先のアップダウンの標高差は前にも書きましたが50m~100m位有ります「ブドウ岩ノ頭」から「菜畑山」の標高差は100mを越えます。それに各ピーク付近は傾斜もキツくスリップしない様に注意します。
タイトル写真は「菜畑山」山頂から間近に迫る、丹沢山塊、左端は「大室山」(標高1,587.6m)大きな山塊が印象的です。すぐ右隣には「加入道山」(標高1,418.4m)が続いています。



前回と同じ地図ですが、中央下に黄色線で囲んで有りますが、行くはずの道が見つからないばかりに余計に歩く事に成りました。林道起点の場所でウロウロと下山道を探しましたが、荒れた急斜面で道と標識は見当たりません、更に林道を下りながら探しましたが判りませんでした。



さて「赤鞍ヶ岳」からの続きです。時には写真の様な気持ちのよい平坦な尾根道も出ますが極僅かで大方は急峻なアップダウンです。



写真は次のピーク「岩戸ノ峰」(高丸)(標高1,288m)私設の標識が有りましたが、これも三角点を簡単に見付けられませんでした。(存在不明)



写真は「岩戸ノ峰」から急な下り道を降り、振り向いて撮った物ですが岩と落ち葉が混ざった所で可成り神経を使いました。



さて写真はこれから登る「菜畑山」(なばたけうら)と思えます。写真は下りの途中ですが、更に下り鞍部から標高差100m以上在りそうなピークを登ります。
登り途中でトラバースルートと思える分岐が有りましたが、道が不鮮明で標識も無い為ピークを登りましたが、下ってみると矢張りトラバース道らしき分岐が付いていました。



やがて幾つかのアップダウンを重ね漸く「ブドウ岩ノ頭」(標高1,224m)へ到着。此処から稜線は90度方向転換して南方向へ進みます。此処で30分程昼食休憩にします。
休憩している間も、登山開始から終了まで誰とも逢う事は無く、静かな山旅でした。



写真に黄色線を入れましたが左手から登って来て、右手方向へ下ります。カメラの位置が上の写真の所です。



写真は木が邪魔して見にくいのですが、今まで歩いて来た稜線でアップダウンの激しさが判ります。



「ブドウ岩ノ頭」から15分程下った所ですが、大きな岩が登山道を塞いでいます。写真右手から降りた所で振り向いて撮影しました。



相変わらず急な下りです。この辺りは風の通り道らしく強い北西の風が吹いていました。冬型の気圧配置の為、冷たい風に晒され一変に体温が低下します。写真には写りませんでしたが遠く雪を被った山脈が見えました。写真の稜線は「菜畑山」から続く稜線で「二十六夜山」につながります。



先程の写真より歩いて来た稜線が良く見える様に成りました。時間も13時30分を過ぎ次第に日が傾き始めました。



幾つかのアップダウンを越し、「菜畑山」への最後の登りです。




「菜畑山」(なばたけうら)(標高1,283.3m)山頂。14時08分到着。
更に先へ進む稜線は前出の様に「今倉山」から「二十六夜山」へ続きます。今回は此処で道志渓谷へ下ります。「今倉山」は2,013年2月20日に登っています。




時間も14時を過ぎると富士山も霞んできました。逆光に近いのでなおさらです。左手は丹沢山塊が控えています。



スマホのGPSナビゲーション画面(ヤマップ)コースタイムも殆ど同じで歩けました。軌跡も綺麗にトレースしていました。これから画面右上の方へ向けて下山します。



写真はタイトル写真と同じ物ですが道志渓谷を挟んで向い側にそびえる丹沢山塊の「大室山」(標高1,587.6m)と「加入道山」(標高1,418.4m)14時を過ぎてだいぶ雲が多くなりましたが乾燥しスッキリした景色は安定していました。



東から南へカメラを向けると霊峰富士200mmにズームアップします。その左手には御坂山塊がチラッと見えました。



さて20分弱程休み下山に掛かります。国道413号線「曙橋」迄1時間15分程の下り道です。



あとは大した登りも無く下って行きますが、まだ安心出来ません、写真の様な道を慎重に下ります。



15分程下ると電波塔が出て来ました。此処から林道が始まっています。しかし登山道は標識の通り真っ直ぐ方向に有るはず・・・・・ですが探したのですが見当たりません。



写真は電波塔の点検に来ている作業者の車で、正面真っ直ぐは林道です。点検の作業員に方に聴いたが登山道は判らないとの事!
結局諦めて林道を歩く事にしました。登山道の降り口らしき場所を探しながら歩きましたが、最後まで判らず仕舞い。



普段一般車は通らない林道なのでこんな感じの道をチンタラ、チンタラと歩きました・・・・・



時間は3時を過ぎました。山の陰は長く伸び始め日が落ちて来ました。眼下には道志村の人家が時折見えます。




漸く国道413号線「曙橋」に出ました。15時36分「菜畑山」山頂からほぼ時間通りで到着。



しかし登山道を歩けなかった分、一つ別の谷を降りた結果可成り大回りする事に成った。写真は国道413号線をテレンコ、テレンコ歩いて、写真は本来此処へ下る予定の所です。
昭文社の地図2011年版では赤の実線でハッキリ書いてありますが。



更に国道を歩きます。この写真にも「赤鞍ヶ岳」への登山口標識が見えます。
「水源の森駐車場」まであと1kmチョット、此が又長く感じる・・・・疲れた!

と云う訳で今回のデーター
歩き始めから合計時間(データーロガースイッチON) 8時間44分 
駐車場着 16時33分 下山完了(データーロガースイッチOFF)
総休憩時間 1時間半前後
距離   16.82km
累積標高(上り)2,119m(誤差大)
最近では可成り強行軍な山行でした。

時間も16時30分を過ぎ、此の後車で少し戻り「道志の湯」へ行きます。ついでに此処で夕食を摂ります「ソーキ浸けソバ・¥850なり(手打ち)」。酒類が飲めないのが残念!!

これで山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コースシリーズ 【完】
最後までお付き合い有り難う御座いました。

山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース前編






山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース前編

2017年12月15日 | ハイキング・山登り
今回2017年12月13日は前から天気は良い事が判ったので、前日に山行の計画を組み朝5時に起床、何とか6時には出発出来た。場所柄、車で行く事になる。
中央高速道相模湖インターで降りて一般道を走り「道志道」(国道413)に入る、丹沢山塊と道志山塊の谷間を走る国道だ。この道はやがて「山中湖」へ通じる。
道志道には各登山口が沢山有るのですが、交通の便が悪くバス便が極端に少ない。車で行くのが合理的だがピストンか周回コースとなる。
タイトル写真は「赤鞍ヶ岳」への稜線に近い所から漸くスッキリと富士山が見えました。




今回歩いたデーターロガーの軌跡です。赤い線で示してありますが、黒い字で書き込みなどを入れました。
最後の所で下山の道を間違え結果的に林道歩きと国道を2時間程歩く羽目になりました。下山時の林道・国道歩きは可成り堪えます。最も林道で登山道が寸断されて、標識が整備されていない所から登山道の入り口が判りませんでした。



我が家を出たのが6時、現地「水源の森駐車場」に車を止めたのが8時。そこから国道を歩いて登山口へ行く時の写真。予め調べてあった駐車場は「道志水源の森」。
此処はそば打ち道場で、今は休業中なのでこの駐車場に停めさせて貰った。



駐車場から1km程歩くと道志村役場のすぐ側に「竹の本」と云うバス停が有り、その脇が登山口と成って居た。バス停と登山口標識を赤丸で囲みました。こんな小さな標識では見落としそう!!この辺りの案内表示は大方こんな状況です。



標識の所の道を上って行くと村の生活道路に出ます。道に沿って登って行きます。




富士見平と書いた小さな標識の場所から見えた富士山、撮影時間は8時22分、スッキリした富士山の写真が撮れました。



上の写真の場所から集落のお墓の前を通り過ぎると、やがて写真の様な動物除けのフェンスが現れロープを外して中へ入ります。



アスファルトも途切れ、砂利道になりました。次第に山道らしくなって行きます。




漸く本来の登山口に出ます。写真左手の道を上って行きます。これが初っぱなから急斜面の連続になります。



送電線や電波塔の巡視路と重なっている様で道が枝分かれしています。




檜の植林帯をつずら折りに登り、場所によっては急な尾根を直登する事になります。写真で見ると真正面から撮っているので傾斜が判りませんが壁の様な感じを受けます。



殆ど尾根を直登する感じで、アキレス腱を伸ばすリハビリをやっている感じです。道はイノシシがほじくった跡が頻繁に出て来ます。イノシシも登山道を利用するらしく至る所が掘り返されています。



山へ来たら兎に角、雲が出る前遠景が撮れる時は何でも撮る!・・・・・そんな感じで出来る限り富士山を撮って行きます。木の間を狙ってズーミングします。



手前右手の山はこれから行く「菜畑山」(なばたけうら)と読みます。の様です。




写真は「入道山」(標高979m)三角点は見当たりませんでした。広い場所で落ち葉で登山道が不鮮明です。



今度は植林帯の急傾斜を直登して行きます。植林帯、広葉樹林帯共に落ち葉で登山道が不鮮明に成り注意して歩きます。



写真は恐らくイノシシの糞と思いますが何カ所かこうした跡がありました。それ程新しい物では無くだいぶ前の様です。しかし単独行なので熊鈴を鳴らし、落ち葉の踏み音を聞こえる様に歩きます。



急な岩場も時には出て来ます。登りなので手を付ながら登ります。しかし足場が枯葉で隠されていますので注意が必要です。



次第に富士山方面に雲が多くなり始めて、気になります。




相変わらず壁の様な急傾斜が出て来ます。此処は未だ落ち葉があっても道が何となく判りますが判別が難しい場所がかなりあります。



漸く主稜線へ出た模様で、此処は「秋山峠」と思われます。この稜線を左手方面へ行きます。右方向はもう一つの「赤鞍ヶ岳」(ワラビタタキ)(標高1,257m)方面へ行きます。



タイトルと同じ写真ですが、稜線へ出て漸く木がジャマに成らなく成って来ました。
途中雲が湧いてきましたが、空気が乾燥していて雲がそれ程厚くは成らないようです。しかし良く見ると富士山の斜面から雪煙が上がっています。猛烈な風が吹いていると思われます。



この写真を撮ったのが10時38分天候は安定しています。ベストショット!!




北斜面の笹藪には先日降った雪が溶けずに残っています。歩くとバリバリと音を立て、霜柱と共に今日の寒さを感じさせます。気温は氷点下に近いと思います。



やがて「赤鞍ヶ岳」(標高1,299m)昭文社の地図では「朝日山」と併記されています。それと前出の様にもう一つ「赤鞍ヶ岳」が隣に有り此方は(ワラビタタキ)と括弧書きに成って居ます。此処でも三角点は近くに見当たりませんでした。



「赤鞍ヶ岳」(朝日山)(標高1,299m)山頂から進行方向を撮った物ですが、此処から「菜畑山」(なばたけうら)迄大きなアップダウンを繰り返します。標高差50m~100mを何回も上り下するのでうんざりします。

今回は此処までで前編は終了。
次回は此処からの続を綴ります。

山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース【後編】



山梨県「白州町」尾白川渓谷を行く

2017年11月18日 | ハイキング・山登り
我が家を出発した時が10時を廻っていた。中央高速を走り「須玉」で降りる。その前に「釈迦堂」パーキングエリアで昼食にした。今日は山梨県「白州町」尾白川渓谷を散策する。山道具を殆ど持たず、紅葉の写真を撮りたいと思いカメラと三脚、防寒着、万が一に備えヘッドランプ、をザックに突っ込み我が家を飛び出した。

タイトル写真は「須玉」インターを降り国道20号線へ出る手前「釜無川」から「甲斐駒ヶ岳」を撮った物です。
時間的に12時を廻っていますので、だいぶ霞んでいます。しかし天候には恵まれています。



今回白洲町「竹宇駒ヶ岳神社」手前の駐車場まで行きます。そこから「駒ヶ岳神社」の脇を通り吊り橋を渡り「尾白川渓谷」沿いに歩きます。
しかし渓谷沿いの道は通行禁止となっていて、尾根道を歩く事になりました。渓谷沿いの道は直ぐにロープで通行止めに成って居て、その先迄行くかどうか迷いましたが1人なので危険な事は止めにしました。



駐車場に設置してあった看板より。昔この辺りは何回も来ていますが30年前位とずいぶんと変わりました。その頃は「尾白川林道」も建設中だったと思いました。勿論渓谷沿いの道も不動滝迄行けました。しかしこの駐車場はありませんでした。



トイレも真新しい立派な物が出来ています。




国道20号線を白州町で「竹宇駒ヶ岳神社」方面へ左折して少し行くと、写真の様な開けた景色が展開します。写真正面突き当たりを少し左へ行くと駐車場です。



「竹宇駒ヶ岳神社」です。この雰囲気は昔と変わっていません。この神社本殿左脇から登山道は始まります。



この吊り橋を渡り「尾白川」を越えます。




結構頑丈な橋に見えますが可成り揺れます。




写真の様に「警告」のお知らせがあります。左手に進路を取ると「黒戸尾根」への登山口となり「甲斐駒ヶ岳」へ行きます。この尾根を登る勇気は今はありません!・・・・



試しに沢沿いの道へ下りて行きます。行ける所まで。




少し歩くと通行止めに成って居ました。「千鳥ヶ淵」と思います。
此処から引き返します。



先程の分岐に戻り「尾根道」を行きます。いきなり急登が始まります。




この季節落ち葉が道を隠し、何処が登山どうだか判らない所が多く要注意です。ウッカリすると浮き石や木の根っこの上に乗ると危険な目に遭います。



「日向山」の方に日が差し込み紅葉が光ります。しかしこの辺りは歩いてみると紅葉は殆ど終わって冬枯れ状態です。



次第に高度を上げ、流れと下の方に清流の流れが見え始めます。




道はV字谷の中腹を地形に沿って回り込んでいます。その為アップダウンもあり沢筋では登山道が寸断されたりしています。



写真の様に何処が道だか判らないような所を登ります。




途中殆ど葉が落ちたカエデなど、紅葉の名残を撮ります。




南斜面は日の光がさすとダケカンバなどが黄色に輝き出します。






「渓谷道」と「尾根道」の合流点に在る「神蛇滝」。此処で一番見応えの有る所で、パンフレットなどにも良く使われています。





更に「尾根道」を登ります。写真の様な大木が沢山有ります。此ノ木はモミと思います。




何やらやらしい道が出て来ました。右手は谷底まで落ちています。岩自体は余り滑らないのですが道は湿っていて落ち葉も濡れています。



このロープも何となく頼れなくて私は使わず三点支持で登りました。




高度を上げたので「白洲町」が見えてきました。




あと一息で「不動滝」なのですが、写真の様に道が崩壊しています。良く見ると左上の方へ回り込むように行けば何とか行けそうなのですが、時間が迫ってきて「不動滝」迄は後15分程掛かると見込まれ往復30分近い、現在時14時32分 此処から戻っても1時間は掛かる・・・・・と、言う事で此処から引き返す事にしました。
先日の「奥牛の雁ヶ原摺山」の時と同じく時間切れです。思い付きで登るのでこうなるのは仕方有りません。



写真は返す道すがら撮った物ですが、この様な鉄の「桟橋」が幾つも在ります。




上の「桟橋」から下を撮った物ですが、各「桟橋」には定員が有り3名~5名位が多い感じでした。



此ノ木々はすでに冬枯れてしまって居るようでした。




又出て来ました。





次第に日が陰り谷筋は冷え冷えとして、この時間帯一人で歩くと特に寂しさが来ます。写真では判りませんが次第に暗く感じ始め寂しくなります。



先程の登る時と同じ場所ですが、下りの時は要注意です。下りはローブを利用しました。



桂の木の幼木カモ知れません。




カエデの葉も古くなると色あせて何となく秋の寂しさを感じさせます。




駒ヶ岳神社が見えてきました。




尾白川の河原に降りて川の写真を撮ります。




この吊り橋を渡り返します。




駐車場到着です。
全行程往復 約3時間、休憩全くなし。
沿面距離 8km
GPSデーターの標高データーは誤差が多く累積標高は省きました。
最高点の標高 1,142m
以上データーロガー情報

12,800歩 距離9.6km  ←歩数計データー(歩幅0.7m山道の為誤差大)



再度国道20号線から須玉インターへ向けて、途中釜無川から夕暮れの「甲斐駒ヶ岳」

今回の「尾白川渓谷」散策は食料も山道具も持たず、渓谷に分け入ったのと、時間切れで不動滝まで行けませんでしたが、谷筋の日暮れは早くヘッドランプは持参した物のスニーカーという出で立ちでは多少問題がありました。


大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その2(続き)

2017年10月30日 | ハイキング・山登り
前回「大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その1」に引き続きその2をアップしました。後半も難儀の連続が続きます。後半は「黒岳」から「大峠」方面分岐まで戻り「牛奥ノ雁が原摺山」~出発地「大峠」迄を往復する行程です。
タイトル写真は「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」から「富士山」を撮った物、前回の富士山写真より時間も経っている為可成り霞んできています。




前回と同じ地図です。今回の記事は「黒岳」からの往復と「大峠」へ戻るまでです。
矢張り「黒岳」から「牛奥ノ雁が原摺山」へ向かう此の稜線上も倒木が沢山有り、可成り体力を消耗する歩行が続きます。
傾斜は比較的穏やかですが荒れた原生林の中を歩いて行きます。



「黒岳」から稜線上を「大峠」方面分岐まで戻ります。更に北方向に連なる尾根を行きます。この尾根は笹子付近から大菩薩峠に至る長い尾根です。



この稜線は少し狭くなり倒木もあり、岩場も在ります。広い場所では落ち葉で登山道が不鮮明になり要注意です。



稜線西側には甲府盆地が垣間見えます。遠くの山は金峰山や甲武信ヶ岳でしょうか?



写真は痩せ尾根に立ちはだかる岩場で後から判ったのですが、道を間違えこの岩を上り下りしました。正規の道はこの写真左手に巻き道として付いているのです(帰り道で判りました)登山道が不鮮明で間違えて怖い思いをしました。



この写真が岩を越えて反対側へ降り、振り向いて撮った物ですが、クサリも無く足場も余りなく苔でスベルのでドウして降りようか迷いました。この写真の位置から右手に薄く巻き道が付いているのが帰りがけに判りましたが後の祭です。



そんな荒れた登山道を過ぎると、やがて穏やかなクマザサの登山道になります。




後方を振り向くと「雁が原摺山」が見えます。現在の立ち位置が「雁が原摺山」山頂標高(1,870m)を上回った感じです。



写真は「川胡桃沢ノ頭」(かわくるみざわのかしら)です。クマザサの台地で西側が開けていて甲府盆地が見えます。東側は木が邪魔して余り展望は良くありません。





明るく平坦な場所で、南側は「黒岳」の右隣に富士山の頭が顔を出して居ます。登山道は北へ延びていて前方の林を抜けると漸く「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」らしき山が見えてきます。



登山道は一端下って「賽ノ河原」と云われるクマザサの鞍部に出ます。キャンプをした跡があり地図を見ると少し下った所に水場もあるようです。
この奥の山が「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」なのですが、山頂は一番高い所の向う側で、ピークを超さないと見えて来ません。写真は偽ピークと云った所でしょうか?



上の写真前方の林を抜けると笹原の斜面を直登気味に登ります。そこに一輪だけ「リンドウ」が咲いていました。苦しい直登の登りで目の前に現れた一輪の花!!



こんな感じで直登します。




直登きみでキツく、休み休み登りますが、振り向くと「富士山」が顔を出しています。



写真の所が頂上と思い込み必死に登りましたが、前出の様に前方の林を抜けないと頂上は見えてきません。(期待外れで折れそうな感じになります)



写真が林を抜けた所で漸く頂上が見えてきました。



そして「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」山頂(標高1,990m)日本一長い名前の山(うしおくのがんがはらすりやま)12時48分登頂完了!!



タイトルの写真ですが、山頂からの「富士山」の姿。前にも書きましたが500円札の絵柄は 「雁ヶ腹摺山」からの物ですが、この「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」からの眺めも方角はほぼ同じなので富士山自体の裾野などの感じは同じに見えますが手前の山塊などが若干ジャマになります。



写真は山頂から北方向を撮った物ですが「大菩薩嶺」方面です。木が邪魔していて「大菩薩嶺」は全く見えないようです。この稜線を「小金沢連嶺」と呼ぶそうですが笹子辺りから大菩薩嶺までこの長い稜線を縦走するのも面白そうです。



山頂で35分程遅い昼食休憩をした後、来た道を戻ります。その時に東方向を撮った物で下の広葉樹林帯は紅葉が綺麗です。目一杯ズームしてみました。



途中左手に樹林の間から何やら見覚えのある山の形。だぶん奥多摩の「大岳山」の様です。



山頂から1時間程戻ると再度「倒木帯」に出ます。来る時と若干違い不明瞭な道も1回通過しているので様子が解ります。



倒木を避ける時写真の様な場合またぐ事は出来無いので回り込みますが数m左右どちらかに行き、跨げる様になったら倒木を越え直ぐに元の道に出ないと、登山道を見失います。来る時はそれが上手く行かず、道無き道を歩く羽目になりました。



難儀しながら漸く「大峠」の分岐に到着。この道を真っ直ぐ行き「黒岳」を越え見晴らしの良い「白谷丸」迄行く予定でしたが、今回昼食後非常に体調が悪く、歩く速度も上がらずアップダウンの登山道を休み休み歩いた為可成り時間を食い、この時点で14時45分程に成り時間的に諦めざるを得ませんでした。



下山道、第二の「倒木帯」の写真ですが、上で書いた様にこのまんま「白谷丸」迄往復すると、秋の日暮れは早く。下手をすると日没後の登山道を歩く羽目になりかねません、「白谷丸」からの「富士山」の景色をカメラに収める事が出来ず残念な気持ちで下りました。



相変わらずの倒木。この先何年かこの状態が続くのでは無いかと思います。整備するのは大変と思いますが地元山岳会、関係自治体の努力を望みたい所です。



それにしてもすさまじい風の威力です。こんな太い赤松が見事に折れています。
意外とダケカンバやクヌギなどは風に強い様で、シラビソや唐松などの針葉樹は木の粘りけが無いらしく幹の途中からポッキリと折れていました。
昨日も台風22号が関東近海を通過しました。21号の直撃と2週連続で台風の風を受けて更に被害が出たのでは無いかと想像します。



同じ道を引き返すと行っても矢張り途中で道を見失い、この写真の標識を右方向にピークを登らなければ成らないのですが、トラバースルートと勘違いして標識の向きのまんまに左手方向に進んだ結果、次第に急斜面をずり落ちながら歩く事に成り何とか元の登山道迄たどり着きました。登山道が不明瞭なので往路はピークを越えましたが復路は間違えたようです。進むべき方向が判っていましたので不安は有りませんでしたが。。。。。。。



「倒木帯」を抜けると後は普通の登山道で、日没になる前に急ぎます。写真は漸く「大峠」に到着15時35分。辺りは山の陰なのでだいぶ暗くなり始めていました。
今回の歩行データーを見ると歩いた距離往復約9km、歩行時間6時間12分(休憩含む)、登り累積標高差888m、大休止35分その他の休憩トータル6分程(まとまった休憩はなかった)



「大峠」からの富士山はもう少し時間が経つと、夕焼けに沈む富士山が撮れそうですが時間もすでに16時に近いので今回諦めて帰路に着きます。



駐車場はすでに空いて来ています。中にはキャンピングカーの様な車も居て、写真を撮る為か居残っていました。

帰りがけに、地元の温泉「真木温泉旅館」有るのですが、時間も迫っている事から今回は駐車場の確認だけして帰る事にしました。
今回の山行は1ヶ月ぶり。登ってみて体調が思わしくない事が判明、何時もの様にグループで来たら皆さんに迷惑を掛ける所でした。単独登山も良否両面があります。

それにしても天気を見て思い付きで登ったので時間的に出だしが遅く余裕が無い登山でした。後一時間早ければ・・・・と悔いが残りました。

二回にわたりBlog記事にしましたが、長々とお付き合い有り難う御座いました。

大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その1




大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その1

2017年10月28日 | ハイキング・山登り
朝起きて朝食を取る間天気予報は今日一日晴天の見込みという予報だった。天気は快晴その物、このチャンスを逃す手は無い!
急いで山行きの支度を始める・・・・7時45分我が家を出発する事が出来た、それでも少し遅いが何とか成りそうだ。今回は場所柄車で行く事になる。中央高速「大月インター」で降り県道510号線を行く。
タイトルの写真は「黒岳」に連なる尾根筋から漸く見えた「富士山」時間が経つに従い次第に霞がかって仕舞い出来るだけ早い時間の撮影が良い。



今回登った「地図」赤い線が太くなっている所がデーターロガーと重なっています。この地図にも「雁ヶ腹摺山」が2座記載がある。この地域には3座の「雁ヶ腹摺山」が有り、地図左上の「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」は日本一長い名前の山として知られている、その他に「笹子雁が原摺山」が有る。
今回「大峠」迄車で行き、そこから登る、現地に到着したのが午前9時30分、9時45分に登山開始、地図に気が付いた事を書き入れました。
大峠~黒岳~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大峠分岐~大峠 往復登山

前回登った「雁ヶ腹摺山」




写真は「大峠」から南方向を撮った物で、ウイークデーだがこの富士山の写真を撮る為か三脚にカメラをセットした方達が富士山を狙っていた。9時30分時点の写真で前日までの悪天候で富士山はスッカリ雪化粧をした様です。



紅葉も始まりこの辺りは可成り色付き始めた様です。駐車場から西方向を撮った物です。



写真は「黒岳」への登山口です。右側は「雁ヶ原摺山」の登山口になります。




登山口の東屋に行き先方面の「カウンター」が4つ有り牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面のカウンターをポチします。非協力な人が多いみたい。帰りがけに私が押した数値と同じでした。
最も10人程の方と会いましたが、1人を除き全て逆方向からの方でした。
最初は穏やかに登りますが、直ぐに急登になります。



大峠の標高は1,560m有り、付近は広葉樹林帯で針葉樹の植林は見当たりません。ダケカンバ・カエデ・ブナ・栂などが入り交じって、上部は原生林に成って居ます。



次第に傾斜が増しますが、快晴の天気で非常に気持ちが良い。




標高が上がるにつれて隣の山「雁ヶ腹摺山」が樹林の間から見えてきます。




更に登ると南側も樹林が切れた所から「富士山」が見えました。樹林の間からズーミングします。



広角側で撮ります。500円札の絵柄は 「雁ヶ腹摺山」からの物ですが、この写真も方向的には余り変わらず富士山の裾野がとても美しく撮れます。



タイトルと同じ、時間的にもう少し早ければもっとスッキリした絵が撮れると思いますが暗い内にこの場所に到着して居なければならないので可成り拘りが必要そうです。



時たま思い出した様に表示板が現れます。結構急登の道です。




「黒岳」迄の尾根筋、中間点標高1,792mの「赤岩の丸」です。




三角点は無い模様。




「赤岩の丸」を過ぎた辺りから原生林の感じが強くなり、次第に倒木が多くなり始めます。



太い唐松が途中から折れています。登山道をふさいでいるので跨ぐ事も出来ず回り込んで行きます。



シラビソなどの針葉樹も地上から1m程の所からポッキリと折れて居ます。
この辺りは風の通り道らしく先日の台風の強風でやられたようです。



登山道の傾斜はそれ程キツくないのですが、枯葉などで登山道が非常に不鮮明と成って居ます。



写真の様に何本ものシラビソが倒れて登山道をふさいでいます。このまま跨いで歩く事が出来ないので木の端を回り込む様に歩きます。こんな感じで何十本もあるので非常に体力を消耗します。



広い尾根の場合は良いのですが、狭い尾根をふさがれると迂回するのが非常に危険になります。



ただでも登山道が不鮮明なのに倒木によって更に不鮮明になり迂回して戻る時登山道を見失わない様に注意します。



風の威力をまざまざと見せつけられる思いです。




登山道は傾斜を増すと同時に強風帯から抜けた様で、倒木が少なくなりました。




林床にはコケ類が繁茂しています。




稜線までもう少しです。




漸く稜線へ出ました。左方向へ進路を取り4分程で「黒岳」の山頂を踏んだ後、又戻り「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」へ行きます。



「黒岳」山頂、標高1,987.5m、山頂の見晴らしは殆ど無く、この先「湯ノ沢峠」方面へ15分程行くと開けた場所「白谷丸」に出ると言う事を聴いて(後から登って来た地元の方に)、帰りに寄ろうと思いましたが、結果的に時間が足りなくなり諦めました。

これで第一部 「大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その1」を終わります。
次回その2をアップしますので引き続きご覧頂ければと思います。

大月市「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を登る その2(続き)