今日は文化遺産の日。日ごろは市民に閉ざされた
公共機関や美術館が無料で開放される日。
その中には大統領府や外務省、内務省といった
メジャーなものから、政府刊行物印刷所のような
マイナーなものまでカバーされる。歴史的建造物
なのに、普段はオフィスとして使われ、市民には
縁遠い建物を皆で訪問して、その芸術的価値を
みんなで評価しよう、という極めてヨーロッパ的な
イベントなのだ。
ということで僕が友達と訪れたのは
エリゼ宮に近い、イギリス大使邸。
既に中に入るまで長蛇の列。1時間も待たされる。
中に入ると、これはコンピエーニュのナポレオンの城、
かと思うぐらい豪華絢爛な内装の建物。
食堂、舞踏の間など数々の豪華なサロンが
市民に公開されていた。
食堂では、1970年代に実際に行なわれた
大使邸の食事会が再現。食事会のメニューと
招待客の名前がそれぞれの席に記載されている。
その中にはポンピドゥー大統領の名前も見えたっけ。
一歩、公邸の庭に出ると、そこにはすばらしく
刈り取られた気持ちのいい芝生と、こんもりとした林。
これがシャンゼリゼのすぐ近くにあることが
信じられないくらい、喧騒から離れた、美しい
秋の初めの夕暮れが影を落としていた。
公共機関や美術館が無料で開放される日。
その中には大統領府や外務省、内務省といった
メジャーなものから、政府刊行物印刷所のような
マイナーなものまでカバーされる。歴史的建造物
なのに、普段はオフィスとして使われ、市民には
縁遠い建物を皆で訪問して、その芸術的価値を
みんなで評価しよう、という極めてヨーロッパ的な
イベントなのだ。
ということで僕が友達と訪れたのは
エリゼ宮に近い、イギリス大使邸。
既に中に入るまで長蛇の列。1時間も待たされる。
中に入ると、これはコンピエーニュのナポレオンの城、
かと思うぐらい豪華絢爛な内装の建物。
食堂、舞踏の間など数々の豪華なサロンが
市民に公開されていた。
食堂では、1970年代に実際に行なわれた
大使邸の食事会が再現。食事会のメニューと
招待客の名前がそれぞれの席に記載されている。
その中にはポンピドゥー大統領の名前も見えたっけ。
一歩、公邸の庭に出ると、そこにはすばらしく
刈り取られた気持ちのいい芝生と、こんもりとした林。
これがシャンゼリゼのすぐ近くにあることが
信じられないくらい、喧騒から離れた、美しい
秋の初めの夕暮れが影を落としていた。