日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ソフィー・マルソーの現在

2005-09-16 06:59:10 | パリ左岸
ソフィー・マルソーといえば、
彼女のデビュー映画『ラ・ブーム』がまず
思い起こされる。フランスはおろか
日本でもブームになったこの映画。新人にして映画初主演
のソフィー・マルソーはこの映画で一躍スターダムに
上り詰める。まだ幼い、思春期の入り口に立った
ばかりの彼女のあどけない表情が印象的だったっけ。

その後、彼女は数々の映画に出演し、挙句には
ハリウッド映画に進出。いまや、世界的に有名な
フランス人女優として、押しも押される立場に。

そんな彼女の新作映画、「A CE SOIR」の
ポスターを見た。影絵のシルエットになっている彼女が
何か急いでいるように、街を足早に歩んでいる絵柄だ。
その暗い影と、ペシミスティックな奥行きに、
心惹かれてしまった。
映画評を読んでみると、新人映画作家の描いた、
「死」をモチーフにした映画らしい。そんな映画に
ソフィー・マルソーが出演するのも、なんだか
奇異な感じはするけれどね。
ソフィーのほうはまったく真面目にインタビューに
答えていて、「生」と「死」の境目や、
それをテーマにした映画に出演することを
真面目に自分なりの意見で語っていたっけ。
見に行こうかなあ。