日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

FNACでうろうろ

2005-09-04 08:26:54 | パリ右岸
フォーラム・デ・アールのFNACに
DVDと本を買いに行く。いつもはメトロ1号線で
シャトレまで行くのだが、乗り換え通路が長かったり、
車内の込み方が半端じゃないので、趣向を変えて
14号線など利用してシャトレに行ってみる。

慣れないもんだから、メトロのホームから出口までの
間で迷ってしまった。出口を示していた表示に従って
歩いていたのだが、途中で表示が消えてしまった。
気がつくと、RERの近郊電車に乗る人々の行きかう
通路に出てしまっていた。おいおい、もうフォーラム
デアールはもうそこにあるのに、地上に出られないってか。
引き返すと、今度は通路で大音量で南米のバンドが
「コンドルは飛んでいく」なんかを演奏していて、そりゃあ
大変なことになっていた。

FNACはバカンス時期も終わり、人の賑わいがまた
戻ってきたようだ。二週間に行った時に見た、閑散とした
店内はガラッと変わって、老若男女でごった返している。
ものぐさしていて結局見ることのなかった、『ロングエンゲージメント』と
『王と女王』(アルノー・デプレシャン)のDVDを購入。
あと、エドガー・アラン・ポーをフランス語で読んだら
どんなんだろう、と思い、ポーの作品集を買い求めようと
したがあまりに分厚かったので断念。その代わりに
エーリッヒ・フロムの『愛するということ』なんて買ってしまう。
フロム、実は日本語でもちゃんと読んだことなかったのだ。

週末にかけて仕事の関係でLE MONDE紙の記事を
翻訳しないといけなかったんだけど、今日は結局何も
しなかった。明日、やろうっと。実は翻訳とか
通訳とかひどく苦手なのだ。仕事だから苦手とか言ってられないがな。