日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

アラン・スーションという人

2005-09-28 04:26:53 | 音楽(種さん以外)
アラン・スーションのアルバムを
久しぶりに買った。前回の
『FOULE SENTIMENTALE』
を買ったのは、もう10年近く前になる。僕はまだ
留学生だったかも。その間にアルバムが出ていた
かもしれないけれど、フランスにも全然来ていなかったし、
フランスの音楽を追っかけてもいなかったの省略。

今日買ったのは新作、『LA VIE THEODORE』
ちょっとアートっぽい、崇高さの香りのする
とぼけた味のブックレットがついていた。
一曲、一曲にどう関係するのか分からないけど
イラストが添えられている。
そういえば、THEODOREという名前は「神を愛する人」
を意味するってどこかで聞いたことがあったけ。
THEO、は「神の」という意味の接頭語なんだよな。
神学のことをTHEOLOGIEとかっていうし。

フランスワーズ・サガンに対して贈った
「悲しみよ、こんにちわ」という曲が入っていた。
一番美しいのは、「もし、そのうえ誰もいなくなったら・・・」
という曲。アラン・スーションらしい、美しい
アコースティックなメロディに乗せて韻をやたら踏む
フランス語歌詞が踊ってます。
メランコリックな、
アラン・パーソンズ・プロジェクトみたいな感じ。