ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ひろみ屋菓子店 @愛知県瀬戸市 (※閉店)

2018年12月22日 | 愛知県(尾張)

瀬戸市内の散策途中でおやつを食べに向かったのは蔵所町にある「ひろみ屋菓子店」。地理が全然分からないのでスマホの助けを借りて近くまでやってくるとかなり細い路地が入り組んだ場所。坂もあるので登ったり降りたりを繰り返し、店の近くまでやってきた。そして最後の坂を上るとその先に店が。こんな入り組んだ場所なのにちゃんと駐車場も用意してあるようだ。店先に自転車を停め、中に入る。棚には多くない菓子類が、その奥には鉄板付きのテーブルがあり、お母さんが1人、客の相手をしている。その女性客も結構な御歳のように見えるが、店主の事を「お姉さん」と呼んでいたので主人はかなりのご高齢だろう。でもかくしゃくとしていらっしゃる。自分は菓子の並んでいる側のテーブルに腰掛け「玉子入りお好み焼」をお願いした。鉄板の上におでん鍋ものせてあったし、缶ビールもあってそそられたのだが、このあとまだ自転車でウロウロする予定だったので自粛。

「兄さん、キャベツでええ?(いいかい?)」と訊かれたので「ハイ。」と返事(ねぎ焼きも出来るよという意味のようだ)。お母さんの調理が始まる。女性客とよもやま話をしながら「あのよー」「…でよー」という言葉遣いが特徴的(方言なのかな)。出来上がった「お好み焼」は平皿一面のしっかりとした大きさ。半分折りではなく、コテでカットされている。玉子の黄色が映える生地は下面がサクッと、上面はふわっと、そして紅生姜をのせて焼いてあった。ソースの銘柄は分からなかったがサラッとしたもの。なんだかホッとする味で旨かった。目の前のガラスケースの中に「ししゃもくらげ」と書かれた佃煮のようなものが売られていた。どんなものか分からなかったので店を出てから調べたら、ししゃもの玉子を加えた”きくらげ”の佃煮だそうだ。買ってみればよかったかな。次は味付けに醤油とソースを両方使うという「焼そば」を食べてみよう。(勘定は¥350)

↓ この坂を上がったところに店がある

 


 

 ↓ 蛭子町にある「旧・蛭子湯」(建築詳細不明)。中がどんな構造か分からないが表から見ると3階建てに見える堂々とした木造建築。門柱も雰囲気。焼物で栄えたこの瀬戸市内には昭和30年代には40軒近くの銭湯があったのだとか。

 

 

↓ 陶生町にある「ノベルティギャラリー・ピアフ」(建築詳細不明)。開いておらず入れなかったが骨董品屋なのだとか(外からではよく分からない)。

 


 

 

ひろみ屋菓子店

愛知県瀬戸市蔵所町86

 

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