ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

煉瓦 @岐阜県岐阜市

2020年03月31日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の宇佐にある人気洋食店「煉瓦」へ。以前には営業開始時間に到着したにも関わらず1巡目に入れず「1時間ほど後になりますが…。」と言われて断念したことがある。この日はちょうど営業開始時間の少し前に近くに居たので車で寄ってみた。もう店前には数台車が停まっている。道を挟んだ斜め向かいの駐車場に車を入れて店が開くのを待った。時間になるとわらわらと車の中や路上から人が出てきて席が埋まっていく。自分はカウンター席に案内された。調理は主人1人で給仕は女性が2人。この後も子供連れで断られたり、席が空いておらず断られる客が続出。すごい人気だなァ。洒落た感じの店なので当然の如く女性客とカップル客ばかり…。オッサンはさっさと食べて席を空けなければ。注文したのは「オムライス&カニクリームコロッケ」を単品で。他の客も注文はオムライス率がかなり高い。

カウンター席から主人の所作がよく見えて楽しめる。客の殺到には慣れっこといった感じで主人の落ち着いた調理が始まった。注文が集中しているようで下ごしらえされたカニクリームコロッケが揚げ鍋に投入され、揚がった後にオムライスの調理が始まる。中のチキンライスはすでに炊飯器の中に出来上がっており、型に入れて皿に盛られる。テフロンのフライパンで玉子の調理開始。こちらのオムライスは日本橋「たいめいけん」で有名な、いわゆる”タンポポ・オムライス”。シミひとつなく綺麗に紡錘形に巻かれたオムレツがライスの上にのせられ、カニクリームコロッケが2個添えられ、周囲にトマトソースが注がれて完成。

一瞬、手順に反してそのまま食べてやろうかとも思ったが、初訪なので大人しくオムレツにナイフを入れ、ハラリと開いた。家で自分で作る時にはこの”タンポポ”タイプのオムライスも作るが、外食する時にはまず選ばない。なので外で食べるのは久しぶりだ。皿に注がれたトマトソースはハーブが効いてしっかりと酸味のあるタイプ。冷凍庫に常備してある畑のバジルを使ったうちのトマトソースと風味がそっくりだったので驚いた。カニクリームコロッケは浅い揚げ加減で細目の衣。とろっとした中身には強くはないがしっかりと蟹の風味。1個はそのまま、もう1個はトマトソースをつけながらいただいた。並ぶことがなければ、次は「ハヤシライス」か「ビーフシチュー」、夜のみの「牛舌シチュー」あたりにしてみようかな。(勘定は¥1,070)

 

きになる洋食屋 煉瓦

岐阜県岐阜市宇佐南1-17-5

 

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