岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある「元祖みそかつの一楽」。まだ先代がやっていた若かりし頃から行っている店だが、こちらでは味噌カツかオムライスしか食べたことが無い。こちらのカツ丼が実はちょっと変わっているということ知って、全国的にも珍しいと信じる岐阜県内の”カツ丼亜種”を食べ歩いている身としては食べてみない訳にはいかない。灯台下暗し。開店した時間すぐに店に入るとすぐに狭小のカウンター席は半分埋まった。代が変わっても変わらず人気。「高校生はいつでもライス3杯まで無料」「ランチ大盛無料」などと先代(その前?)からのサービス精神を受け継いでくれているのがうれしい(よく先代に瓶ラムネをサービスしてもらったなァ…)。という訳で初めて「かつ丼」を注文。
しばらくして渡された「かつ丼」は、普通のカツ煮タイプのかつ丼の上に、こちらの真っ黒い味噌タレが控えめにかけられている。そうきましたか。カツは10切れ位に切り分けられていて、丼ぶり1面カツという感じ。脂身の少ない部位で、サクッと揚がったかつにつゆと玉子が絡み、そこに味噌タレが加わって何とも不思議な感じで旨い。食べ進んでいくとご飯の上にも味噌タレがかけられていた。でも味としては全然味噌カツ丼寄りではないのが珍しい。やっぱり岐阜県内のカツ丼って面白いなァ…。次は「焼飯」、「もやし炒めライス」なんていう(この店としての)変化球を試してみようっと。(勘定は¥850)
一楽本店
岐阜県岐阜市神室町2-2
※休業していましたが、令和2年6月に移転して営業再開しました
( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 いちらく 一楽本店 元祖みそかつ 味噌カツ 味噌かつ オムライス 洋食 再開発 カツ丼 かつ丼 亜種 )
>岐阜のかつ丼
本当に面白いですよね。自分も結構記事にしていますが、まだまだ行けていない
店も多くあります。ただ現存する古い店が廃業してしまうと、その後の味の継承は
なかなか難しそうで心配です。チェーン店に席巻されていますからね。
>野内のかつ丼
ここは恵那の駅からも随分と離れていますから本当に行きづらいです。以前
計画に入れていたものの、結局時間が無くなって断念してしまっていました。
実は岐阜のかつ丼にはいろいろ種類があるということは今のグルメクラブに変わる前の新日本奇行や食べBのころ、、数年前からいろいろ話が上がっていて特に東濃のかつ丼の町ごとの移り変わりは非常に興味深い話でした。(ちょっとマニアックな話ですみません)
ただ、今回の記事はそのころからのつながりを持つ人たちからもかなりの反響があって、よくここまで調べているなぁと話していたところです。
自分も野内のかつ丼は食べてみたいなぁと思っています。ちょっと恵那なので遠いですが、、
今年もよろしくお願いいたします。
>URL
そうそうまさに私が一楽のかつ丼が変わっていると知ったのはこの記事を読んだからです。
この俵慎一という方、長野県の方のようですが、よく岐阜のかつ丼を知っていらっしゃる
なぁと感心しました(長野の方だから中山道に点在するかつ丼をよくご存じなのかも)。
今年は是非この記事の中で唯一食べた事がない「野内」のかつ丼を食べたいと思います。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
>柳ヶ瀬の旨いお店
私もゆめ未来さんの記事で行ってみたい柳ヶ瀬周辺の店がまたいくつも出てきました。
美味しそうなお弁当の記事も楽しみにしています。
一楽かぁ、、ぜんぜん行ってないなぁ。
いつも味噌カツとオムライスだったのでかつ丼は食べてないのでかつ丼を食べてみようかな。
そういえばURLに入れておきましたが岐阜はかつ丼の種類がいろいろあるんですよね。東濃方面のあんかけやデミグラス。西濃のほうでもいろいろ種類があるし。ましてや市内でもいろいろありますもんね。
不思議だなぁと思います。
昨年は、ハリーさんからたくさんの貴重な情報をいただきありがとうございました。
特に、柳ヶ瀬の旨いお店をいろいろ教えていただき、柳ヶ瀬に行く楽しみが増えました。
今年も、よろしくお願いいたします。
ハリーさんとご家族の皆さまのご多幸をお祈りいたします。