名古屋のカレーうどんの元祖「鯱乃家」へ。創業は昭和51年(1976)とのこと。先日、驚いた事にいつも客でいっぱいだった出来町通りの「清明山店」が閉店し、これでこの店の系譜を正当に引き継いでいるのは「犬山店」と小牧の「歩々亭」のみとなってしまった模様。店に入るとカウンターに座っている先客はひと組。でも様子から見ると主人のご家族かな。もちろん「カレーうどん」を注文。この系譜に来るといつも”冷たいの”(水で締めたうどんに熱いカレーがかかったもの)ばかりだったが、この日は普通のカレーうどん。他に客がいないのと、下茹で済みの麺があったのであっという間に提供された。
カレーの中には葱、肉片、蒲鉾、揚げが入っている。麺は茹で置きをゆがいただけだったがしっかり角が残ってダレていないので印象はいつもとあまり変わらなかった。寒くなってきたこともあって熱くてもスルスルと入っていく。餡のとろみも辛さもちょうど良く、いい感じ。いつも店に入ると、つい自動的に「カレーうどん」と言ってしまうが、次こそは「絹カレー」か「カツカレーうどん」、あるいはカレーでない「さしみたぬき」か何かを頼んでみようっと(←きっとまた「カレーうどん」と言うな…)。(勘定は¥700)
以前の記事はこちら
系譜の店の記事はこちら 「犬山店」、「清明山店」(※平成29年10月閉店)
鯱乃家
愛知県名古屋市北区田幡2-14-1
( 名古屋 なごや 黒川 しゃちのや 本店鯱乃家 若鯱家 わかしゃちや 清明山店閉店 カレーうどん 元祖 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます