ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大正庵 (3) @岐阜県岐阜市

2019年04月12日 | 岐阜県(岐阜)

JR岐阜駅の南にあるうどんの「大正庵」へ。まだまだ寒の戻りがあるこの季節、この日も結構な寒さ。一度暖かくなってからの寒さは堪える。温かいものをと駅から歩いて店へ。昼時を外したので先客は2名のみだったが、通し営業は本当に有難い。席に着いてすぐにお願いしたのは、以前から食べてみたかった「味噌煮込みうどん」を玉子入りで。こちらは生麺か茹で麺を選べるのだが、実態を知らぬまま「生麺で。」と告げた。この地方の味噌煮込みうどんは基本的につゆと麺を一緒に煮るので、通常のうどんのように塩が使ってあると塩辛くなってしまう。それ故に煮込み用のうどんは塩を使わずに打つのが定石(店によっては別に茹でてつゆと合わせる所もある)。”生麺”なのでこちらも塩を使わず打った麺だろうか。

しばらくして木の蓋をした鉄鍋で「味噌煮込みうどん」が運ばれた。蓋を開けてビックリ、麺が細い。太めの中華麺よりも細いくらい。これは予想外だった。味噌煮込みでここまで細い麺は初めてかも。水面には沢山のネギと飾り切りをした蒲鉾、それにかしわ、ごぼうが見える。もちろん玉子も。早速うどんを手繰ってみる。縮れが入っていて若干のコシは残るものの、やはりこの地方でイメージするゴワッとした麺の味噌煮込みうどんとは大きく違う。つゆも出汁感がかなり弱め。なのでガツンとは来ず、あっさり。この麺はつゆに合わせたのか、つゆを細い麺に合わせたのか。この店のつけつゆは古(いにしえ)の東海地方仕様で、濃いめ、甘めのものだったと記憶しているが、この「味噌煮込みうどん」はなぜか…、不思議だなァ。さあ、こうなると”茹で麺”ではどうなるのか、興味が沸いてきたゾ…。(勘定は¥820)

以前の記事はこちらこちら

釜揚げうどん 大正庵

岐阜県岐阜市加納清水町1-10

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (満月姫)
2019-04-12 08:15:53
ここ、店主の、足踏み仕込み(?!)の手打ちの儀式が見れますよね!
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Unknown (ハリー)
2019-04-12 15:42:58
満月姫さん、こんにちは。

>足踏み仕込み

足で踏んでいる所は見たことがありませんが、この日も昼遅い時間だったからか
自分が帰る頃に麺打ちが始まっていましたよ。
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