BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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夢見たんだよ

2006年07月22日 | 凡日記

 今朝ね、夢見たんだよ。
 なんかヘンな夢。
 尤も、
 印象に残っている夢といえば、
 ヘンなことしかないか。

 その夢がね、
 広島かどこかで、
 バスに乗ったり列車に乗ったり
 していたわけよ。

 そしたらね、
 ちょっと行っただけで、
 目的の駅を過ぎたのに気付いたの。
 仕方が無いから
 最後まで乗って、
 その後戻ればいいやと、
 高をくくっていたの。

 でも着いた先が、
 なぜか城崎温泉だったわけ。
 何で城崎なの?と
 目が覚めた後に思ったけど、
 城崎にはなんだかんだで、
 4回くらい行っているから、
 仕方が無いかとも思ったわけ。

 夢の話に戻って。
 そこまでの運賃が、
 たった160円だったことに、
 何も疑問を持たなかったわけよ。
 しかしそこはケチなバックパッカー。

 目的の駅じゃないんだから、
 余分に払うわけにはいかねぇ。
 このバスはすぐに折り返す。
 だからこのまま乗っておけばいいやと
 思っていたわけ。

 しかしそのような不正は許すまいと、
 不気味な笑顔を作る運転手が、
 後ろの降り口(なぜか後ろだった)の
 ところに立って集金する。

 160円かぁ、
 痛いなぁと思いつつ、
 支払ってバスを降りる。

 次は列車で向かおうと、
 近くの駅まで歩いていき、
 餘部駅のようなところにたどり着き、
 列車に乗って戻る。

 結局、その目的地は不明のまま、
 そのまま目が覚めたのかも覚えておらず。



 ものすごいヘンな夢の割には、
 オチが寂しい話でございました。

 さてここで、
 起きた後にその夢を振り返って、
 改めて己の深層心理に
 向き合うのでございました。

 まず一つ目にいえることは、
 自分は、
 今旅することを欲しているということです。
 一つの病気なのかもしれません。

 1,2年の夏、一人海外へ飛び出していた興奮が、
 脳裏に染み付いて離れないのです。
 この病気を加速させたのが、
 昨年海外にいけなかったことへの悔いだと
 分析しているのです。
 そして今年も見事に発症してしまいました。
 寝苦しい夜に見る夢は、
 決まって旅をしている夢なのです。
 夢の中でも、
 しんどいけれど楽しい旅を繰り広げ、
 目が覚めてもなおその余韻に浸って
 いることがしばしばなのです。

 最近の日記に、
 「海外行きてぇ」とかいう
 叫びが頻繁に見られるのも、
 そのためなのです。

 そして次にいえる深層心理。
 それは、
 夢だと分かっていても、
 無茶をしない、
 堅実に行動する。

 これは昔からよく見られた現象です。
 夢を見ている途中、
 「あ、これは夢の中だな」と、
 途中で醒めた意識が
 入ってくることがあるじゃないですか。
 普通、こうなったら夢の中では
 やりたい放題になるわけですよ。

 しかし自分の場合はなぜかこうならない。
 夢の中でも無茶は控えるし、
 意識が入ってきても、
 やっぱり無茶をしない。
 お金をいくら持っている設定でも、
 なぜかケチる。

 160円でもケチる、
 という話をしましたが、
 実際に海外に行ったときは
 もっと悲惨で、ケチです。
 1元(約14円)でも、
 1バーツ(約3円)でも、
 ケチろうと努力する。
 バスを使わない、
 タクシーにも頼らない。
 おかげで、
 時間ばかり損しているのですがね。

 不思議なものです。
 夢の中でも、
 自分は自分なのです。
 空を飛ぶ夢は見ない、
 泳げるといった夢も見ない、
 ものすごい頭が良くなった夢も見ないし、
 絶望的な状況に置かれた夢も見ない。

 自分でもおかしいのは、
 自分が出ない夢を見たりします。
 それはあたかも、
 テレビ番組を見ているような感じです。
 もしくは、テレビロケで
 カメラマンになったような感じです。
 完全に、他人の夢を見ているような感覚です。

 ノーマルな自分、そして不在な自分。
 これは何を意味しているのだろうかと、
 考えたりしています。
 夢を見た後、
 そのような夢を見たのかと思い出し、
 そしてその夢を見た経緯について、
 自分の深層心理がどのように
 反映されて出てきた夢なのかを
 しばしば考えています。

 それで考えた結果、
 ノーマルな自分とは、
 今の自分はベストな状態であると
 満足しているのかもしれません。
 無茶をしないのは、
 ただ臆病だったりしたわけではなく、
 夢の中でも現実と同じような
 信念と正義感を持って、
 暮らしているようなのです。

 不在な自分とは、
 つまりテレビで言うカメラマンのような自分とは、
 本当に、カメラマンのような仕事をしたいと
 欲しているような気がします。
 常に自分はカメラを持ち歩いては
 1日平均32枚撮影していますし、
 最近はハイビジョンカメラを欲して、
 色んなものを撮影したいと思っていますし。

 「深層心理」とかいいながら、
 自分の欲していることは
 随分とと単純明快であるな、と、
 己の実に単純な神経回路に
 恥ずかしさを感じております。

 でも、夢を見るのは楽しいし、
 見た後もそんなことを考えるのは
 実に楽しいものですよ。
 自分と向き合える機会を作れるからね。

 夢ばっか見ている人間ですよ。
 そして夢のことしか考えない人間ですよ。
 やーね。


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