洗濯機を回しているときや、
洗濯物を干している時って、
何だか心が落ち着く様な、
安堵というか幸福感を
感じるのでございます。
初めての独り暮らしで
初めての洗濯の時や、
初めての海外独り旅で
洗面台で洗濯した時は、
殊にそんな心境でした。
洗濯をすれば、
古い物若しくは汚れたものを
一掃し、新しい綺麗なものが
入ってくる、
この両方がいっぺんに
出来るから幸福感を
抱くのだろうか。
いやちょっと違うなぁ。
洗濯行為そのものに、
心の鎮静効果があるように
思えるのです。
そして休む間もなく
働き続けたこの2週間程、
いよいよ洗濯物が溜って
履く靴下がなくなって
しまった中で、
ブワッと洗濯が出来ると
いうのは至極の贅沢と
感じられる程に、
今朝の洗濯は
清々しいものでした。
まぁ、また午後からは
会社へ顔出し程度に
出掛けたので、
休日の幸せな時間は
その午前で終りましたけれどもね。
そして今夜になって、
部屋干しした洗濯物を眺めて、
また暫しの幸福感を
噛み締める様に
味わっている有り様です。
洗濯物がぶら下がるその下の
6畳の乱雑な部屋のなかで、
6年間愛用の、でも
年末に捨てるつもりの
布団に寝っ転がって、
ジャパハリの曲を流しつつ
溜め込んだ日報を書いては、
幸福感や不安感、悲愴感を
ごちゃごちゃと抱きつつ、
明日を迎えようと
しているところなのです。
要は、心が不安定なのね、
心の洗濯でも出来ないか知ら。