BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

どないかせなあかん─

2007年12月15日 | 凡日記

「ブロードキャスター」を
後半から見ていたんですがね、
色んな話題が
わぁっと入ってくるから、
よいですね。
面白いし、
ニュースもさくさく
伝えてくれるし。

でね。
動物ネタ(業界では
「暇ネタ」というらしい)
を好く取り上げて
下さるのですよね。
それがおもしろい。
仁王立ちの鰐(ワニ)君に、
書道をする鯔(トド)君。
一筆したのは「偽」と
いうのがまた。

そして少し
泣いたりもしましたね。
『余命1ヶ月の花嫁』
の「生きる」幸せを
訴える姿というのが、
心に突き刺さりましたね。
「明日があるというのは
 凄く幸せなこと」。
もうその「花嫁」は
5月に他界されたというのが
非常に惜しいところです。

スポーツニュースも
面白かった。
普段全くスポーツの話題に
疎い人間ですから、
ACミラノvs浦和レッズ
の組み合わせが何かもう
理解の外でしたね。
世界的に有名なチームと
さ い た ま ですか。
えぇ興味の無いことは
トコトン分からないんです
ワタクシの場合はね。

電子マネーが
物凄い普及しているそうで。
いいなぁ便利そう、とは
思うのだけれども。
お金の有難みや大切さ、
そして「実感」を
忘れそうだから
何だか怖いのですよねぇ。
にしても
参拝料も電子マネー
というのは、
…寧ろ面白かった。

大阪知事選、
いよいよ本格始動ですな。
何か、誰かさんが
「大阪をどないかせなあかん」
的なことを言っていたのが
印象的なのですが。
コレを言ったのは
弁護士じゃないよ。

世の中色々と
あるもんだなぁと
思った次第ですよ。


【探険ロ】分かち合う

2007年12月15日 | テレビ

 今回「探険ロマン世界遺産」(NHK)で取り上げられた遺産は、オマーンの「アフラージ灌漑施設」(2006年登録)。

 灌漑施設など水利施設の世界遺産は他にも色々とありますけれども、その利用の仕方や、自治管理については、フィリピンのイフガオの棚田(「コルディリェーラの棚田群」)のような感じに見受けられました。
 灌漑施設の規模の大きさや、高度な土木技術につい目がいきがちなのですが、それらを人々が長い間管理してきた継続力や補修技術、そして知恵というものこそ、世界遺産の価値そのものではないだろうかと思いました。

 平等に、不公平の無い、労働力と対価となるように、争いの起こらないように。
 日本の棚田だって、そうではございませんか。かつて日本の農村にあった、「コモンズ」という考え方そのものではございませんか。


 ちなみに「アフラージ」とは「ファラジ」の単数形、「ファラジ」とは「分かち合う」という意味を持つのだそうです。
 地理の授業で習いましたよね、砂漠に点々と、一直線に並ぶ「穴」。「フォガラ」とか「カナート」という別の呼び方を思い出しました。

 参考:ミツカン水の文化センター「貴重な水を運ぶカナート」