今年の冬のオリンピックは本当に楽しかった。
毎日、毎晩、日本選手の活躍に一喜一憂しました。特にも、
一関から初(多分)のオリンピック選手となった、岩渕麗楽さんの
パブリックビューイング(予選)は、本当にドキドキしながら、手に汗を
握りというか、二本の棒風船?を必死にたたいて応援しました。
日本選手の大活躍は素晴らしく、ほぼ金というような銀メダルも数個あった
ような気がしています。
そのような中、個人的に楽しかったのが「カーリング」でした。
「そだね」が話題になりましたが、僕だったら「んだ、んだ」だったなぁ
と思い、競技を楽しみました。帰ってきてからの吉田選手の
「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢は叶わないんじゃないかと
思っていました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」
という言葉に私はとてもうれしくなりました。
今、3月議会が開催されていますが、一般質問や総括質疑において、枕詞のように
使われているのが、「少子高齢化と過疎、人口減」です。2014年に「日本創生会議」
が、発表した将来推計による地方の自治体の「消滅」という言葉は、非常にショッキング
であり、予算審議においては、この少子化、高齢化、人口減少を前提に議論をしている
のが現状です。
私は、「ディスカバー一関」に取り組んで、もう一度一関の魅力を再発見していこう。
と、今様々な提言をしています。若い人と話すことがあれば、「一関」はとても
暮らしやすいまち、住みやすいまちと言いながら、ここで生活することを進めています。
ディズニーランドはありませんが、裏山にはカブトムシやクワガタ、川には
イワナやヤマメがいるし、海も遠くありません。スカイツリーはありませんが、
日本一の紅葉と思っている須川(栗駒山)があって、高層マンションは無くても、
住環境の良さは都会とは比べ物にならないくらいリーズナブルです。
それでも、東京に行って遊びたければ、2時間ちょっとで行けますし、仙台空港や
花巻空港は、近くて広くなくて迷わなくて便利です。温泉もいっぱいあります。
いつも私は、子供たちに「自分が産まれた育った町一関を愛して大切にして、このまちを
誇りにしてほしい」と言っています。
今すぐ止める事が出来ない、人口減少と少子高齢化ですが、「ここで暮らしたい、ここで
子育てを楽しみたい」とみんなが思うなまちづくりが重要だと思っています。