<新刊情報>
書名:環境学入門~法学・経済学・自然科学から学ぶ~
編著:青木淳一、一ノ瀬大輔、小林宏充
発行:慶應義塾大学出版会
編著:青木淳一、一ノ瀬大輔、小林宏充
発行:慶應義塾大学出版会
同書は、3つのテーマ、文理の双方から考える環境問題を扱う書。「本書を手に取ったみなさんは、どのような「環境問題」を思い浮かべるでしょうか。「環境」ということばそのものはニュートラルで、対象となるものの周囲を意味しますが、「環境問題」というときの「環境」は、人間を含む生物の周囲を指します。そして、人間の活動が影響を与えている、あるいは、人間の活動に影響を及ぼしている自然や社会の変化が、見過ごすことのできない状況に至ると、それが「環境問題」として人びとに認識されるようになるのです。本書は、20世紀終盤から問題がより顕著にあらわれはじめて、現在も継続している環境問題である、「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」をテーマとして、それぞれを法学、経済学、自然科学の観点から解説しています」(同書「はしがき」から)