“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「データサイエンス」(生田目 崇著/創元社)

2022-12-12 10:00:29 |    情報工学



<新刊情報>



書名:データサイエンス

著者:生田目 崇

発行:創元社(やさしく知りたい先端科学シリーズ)

 ビッグデータから「価値」を引き出すチカラ。ICTやIoT技術の発展によって社会にあふれる「ビッグデータ」を活用して、有用な「価値」を引き出す学問分野「データサイエンス」は、ビジネスから行政、医療、スポーツなど、あらゆる分野で注目されている。データサイエンスの基礎となるデータ処理(情報学)やデータ分析(統計学)手法の基本やあらまし、さまざまな分野での活用実例などを、図版や写真、イラストを使ってやさしく解説するシリーズ第10弾。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2022-12-12 09:59:42 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




コズミック フロント  NHK‐BSプレミアム  毎週木曜日 午後10時~11時00分

12月15日(木) スターゲイザー 〜受け継がれる星の記憶〜

 日本の中でもひときわ異彩な星文化を持つのが、北海道と沖縄県「八重山地方」だ。アイヌの民と八重山の民は星に何を重ねていたのか。受け継がれる星の記憶をたどる。

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

12月17日(土) ロッキー山脈 子育て奮闘記 〜成長編 秋から冬へ〜」

 ロッキー山脈に生きる動物に密着!季節は秋から冬。春に生まれた子どもたちは、親や仲間と共に、あるいは早くも独り立ちして、初めて迎える厳しい冬に立ち向かう。ヒグマの赤ちゃんは母グマと一緒に冬眠に備え、栄養を蓄える。バイソンは群れで過ごし、熱水によって雪がとけている重要な場所を受け継いでゆく。吹雪の中、狩りに励むのは独り立ちしたキツネ。ピューマは餌を分け合い、ツルは南への長旅に出る。(米豪2021年)

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

12月18日(日) 呪術と妖術と科学(再放送)

 「呪術」や「妖術」と聞いてまず思い浮かぶのは、呪いの藁人形や、まじない師に頼む呪いなど、怪しいイメージだろう。だが呪術も妖術も、れっきとした学問対象として研究が進んでいる。カメルーンの妖術「エリエーブ」は、病気や怪我の原因だけでなく、酒癖の悪さや女たらしといった性癖も説明してくれる不思議な妖術だ。一方、モンゴルでは、近年勃興するヒップホップが、モンゴルの「シャーマニズム」で使われる「呪術の言葉」に源流を持つという興味深い現象が起こっている。現代社会で、いま呪術や妖術を考えることの意味はどこにあるのか?合理化の極みに至っている人間観、自然観からとりこぼされた重要な何かについて、呪術や妖術の研究を通して考えていく。

主な取材先:川田 牧人(成城大学)
      島村 一平(国立民族学博物館)
      山口 亮太(椙山女学園大学)

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

12月18日(日) 富士山 噴火の歴史を読み解け(アンコール放送 初回放送日: 2021年8月29日)

 その美しさで人々を魅了する富士山。過去5600年間に約180回も噴火を繰り返している、おそるべき活火山でもある。昨年、17年ぶりに富士山噴火のハザードマップが改定された。背景にあるのは、過去の噴火を読み解く研究の進歩。江戸時代の巨大噴火の噴出物が「山」を作り麓の村を焼いたこと、飛鳥時代の火砕流がこれまでの想定を大きく上回る規模だったことなどが分かってきた。富士山研究の最前線に迫る。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「連続体力学の基礎<第2版>」(冨田佳宏、安達泰治著/養賢堂)

2022-12-12 09:59:01 |    物理



<新刊情報>



書名:連続体力学の基礎<第2版>

著者:冨田佳宏、安達泰治

発行:養賢堂

 同書は、1995年に大学の基礎科目の教科書として初版が出版された「連続体力学の基礎」の改訂版である。大学の学部講義において、連続体力学の基礎的な考え方を一学期間で修得するための教科書として、著者らが所属する大学などで長年用いられてきた。講義を進めながら毎年のように見出される新たな発見や誤りなどを含めて、この度全体を再度見直し、次なる世代の方々にもしっかりとした古典として学ぶことができる教科書となるよう改訂を進めた。
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