<新刊情報>
書名:ハビタブルな宇宙~系外惑星が示す生命像の変容と転換~
著者:井田 茂
発行:春秋社
系外惑星の相次ぐ発見により急速に進展する地球外生命探索。「ハビタブル(生命居住可能領域)」の定義は変容し、いつのまにか我々は太陽系中心主義・人間原理から解放されていた。日常からかけ離れた宇宙(天空)と我々の生きる世界(私)とをつなぐ視座をもつ系外惑星研究から見た、地球の一系統の枠組みにとらわれない「生命」の有り様とは。
<新刊情報>
書名:ハビタブルな宇宙~系外惑星が示す生命像の変容と転換~
著者:井田 茂
発行:春秋社
系外惑星の相次ぐ発見により急速に進展する地球外生命探索。「ハビタブル(生命居住可能領域)」の定義は変容し、いつのまにか我々は太陽系中心主義・人間原理から解放されていた。日常からかけ離れた宇宙(天空)と我々の生きる世界(私)とをつなぐ視座をもつ系外惑星研究から見た、地球の一系統の枠組みにとらわれない「生命」の有り様とは。
富士通は、理化学研究所と共同で開発し、文部科学省が2021年から2022年頃の共用開始を目指し推進している、スーパーコンピュータ「富岳」の理研への出荷を12月2日より開始した。
今回出荷される第一号機は、高性能CPU15万個以上を接続して構成するスーパーコンピュータシステムである「富岳」を成すコンピュータラックのひとつであり、同社は今後も順次、兵庫県神戸市にある理研の計算科学研究センターに向け出荷・納入し、設置・調整を行う。
スーパーコンピュータ「富岳」は、同社がArm命令セットアーキテクチャーを採用して開発した高性能CPU「A64FX」15万個以上を高速ネットワーク「TofuインターコネクトD」で接続する超大規模システムで、高性能・高信頼を追求し、先端技術を結集して、理研と共同で開発を行った。OSはLINUX。
「富岳」は、「京」と比較し、最大で100倍のアプリケーション実効性能を、約3倍程度の消費電力で実現することを目指し、開発されている。
同社は、2021年から2022年頃を目指す共用開始に向け、順次「富岳」の出荷および設置と調整を行う。(富士通ウェブサイトより)
<新刊情報>
書名:グリフィス 電磁気学 I
訳者:満田節生、坂田英明、二国徹郎、徳永英司
発行:丸善出版
同書は、中級レベルの電磁気学のテキストとして抜群の定評をもち、北米を中心に広く使われている。語り口の味わいや、わかりやすさは勿論のこと、その真価は脚注で引用されている文献とそれに密接に関連づけられた内容が本文や演習問題にさりげなく反映されている点にある。最近議論される内容までも意欲的に反映され、改訂のたびに新しい視点を取り込んでいる、まさに生きた電磁気学のテキストともいえる。さらに、演習問題は単なる章末問題としてではなく、例題とともに本文中に内容の理解を促進させるかたちで埋め込まれていることが特徴であり、周到な学習過程デザインがなされている。第I巻では、真空中および物質中の静電場と静磁場の基本法則について取り扱った後に、時間変動する電磁場を記述するマクスウェル方程式を導入する。