“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「サイバーセキュリティ」(松原実穂子著/新潮社)

2019-12-02 09:46:21 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:サイバーセキュリティ~組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス~

著者:松原実穂子

発行:新潮社

 いまこの瞬間にも、「ダークウェブ」の世界では闇情報が高値で取引されている。中国、ロシア、北朝鮮など、サイバー攻撃を国家戦略に組み込んでいる国も多い。巧妙化、かつ増大し続けるサイバー攻撃に対し、何をどう守ればいいのか。世界各地で実際に起きた様々な攻撃事例を挙げ、組織がとるべきアクションを具体的に提言する。

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★科学技術ニュース★ 「チバニアン」、国際層序委員会(ICS)の審査を通過

2019-12-02 09:45:56 |    宇宙・地球

 千葉県市原市の地層「千葉セクション」を、国際境界模式層断面とポイント(GSSP)とする申請が、審査の第3ステップである国際層序委員会(ICS)の審査を通過した。

 千葉セクションは、日本の研究チームが2017年6月に地質時代の前期‐中期更新世境界のGSSPに申請し、同年11月に第1ステップの審査、続いて2018年11月に第2ステップの審査を通過していた。

 今後、最終段階の投票を行うIUGS(国際地質科学連合)に向けて、千葉セクションをGSSPとするよう答申が出される。

 IUGSの投票で60%以上の得票があれば、「千葉セクション」が前期‐中期更新世境界を示すGSSPとなる。GSSPとなった場合、地質時代の中期更新世(約77万4千年前~約12万9千年前)が、「千葉の時代」を意味する「チバニアン(Chibanian)」と名付けられる。(国立極地研究所ウェブサイトより)

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「IT業界の病理学」(司馬紅太郎他著/技術評論社)

2019-12-02 09:45:16 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:IT業界の病理学

著者:司馬紅太郎、秋山浩一、森 龍二、鈴木昭吾、都築将夫、堀 明広、佐々木誠、鈴木準一

発行:技術評論社 

 今日もIT業界のどこかの現場で猛威をふるっている“病気”の原因と背景、そして治療法と予防法を、現場の一線で活躍するエンジニアたちが体系化。開発、レビュー・テスト、保守・運用,マネジメント、業界まで、「あるある」で終わらせず、一歩先に踏み出すためのヒントが満載。なんちゃってアジャイル症候群、「運用でカバー」依存症、永遠の進捗90%・・・IT業界の問題とその原因、対処法を体系化。

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