“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数はふしぎ」(今野紀雄著/SBクリエイティブ)

2018-12-17 09:45:20 |    数学

 

<新刊情報>

 

書名:数はふしぎ~読んだら人に話したくなる数の神秘~

著者:今野紀雄

発行:SBクリエイティブ(サイエンスアイ新書シリーズ)

 「数」の概念は、エジプト文明、メソポタミア文明の時代にまでさかのぼるといわれ、その後、世界的に普及するようになった。ただ、ひと口に「数」といっても、その性質によって「素数」「自然数」「整数(ゼロは整数)」「有理数」「無理数」などと分類できる。そのほかにも「数」にまつわるテーマとして「図形数」「魔方陣」といったものもある。ちなみに、「円周率π(パイ)」も数の一種である。同書では、「数」そのもの――特にふしぎな性質――に注目して「数」の本質に迫る。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2018-12-17 09:45:00 |    ◆TV番組◆


 <テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                  再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

12月20日(木) 地球という星をつかめ 伊能忠敬(選)

 江戸時代に詳細な日本地図を作り上げた伊能忠敬。実は地図作りよりも、宇宙に憧れを抱く無類の天文マニアだった。中でも最も関心を持ったのが地球。日本で初めて「地球の大きさを測る」という途方もない調査に挑んだのだ。いったいどのような技術で星を観測し、地球の大きさを導き出したのか。忠敬の私設天文台や観測の様子を再現ドラマで詳細に解析。今から200年近く前に体を張って地球の計測に挑んだ忠敬の奮闘に迫る。

BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行    毎週金曜日午後9時~9時54分

12月21日(金) 極北のラップランド トナカイと目指すオーロラ

 オーロラは世界で最も壮大な自然現象のひとつ。野生動物撮影のスペシャリスト、自然写真家のゴードン・ブキャナンは北欧のラップランドの荒野へ向かった。そこには厳しい自然の中を生きるサーミ族がトナカイを放牧して暮らす姿があった。ゴードンはサーミ族がリスやクマ、アナグマなどを追いかけて狩りに出かける様子を追う。何世代にもわたって培われた氷に覆われた水辺での魚釣りのやり方や、トナカイを世話する最善の方法を学ぶ。すべてがこの過酷な土地で生き残るために必要な能力。この地球上で最もオーロラを見るのに適した極北の地で繰り広げられる光の競演の撮影をする。

NHKテレビ Eテレ ダイアモンド博士の“ヒトの秘密”  毎週金曜日 午後9時~9時30分 

12月21日(金)  第12回「“格差”をのりこえて」(終)

 シリーズ最終回は、拡大する文明格差について。今、世界の富は一部の富裕層に集中し、貧困層との隔たりが大きな社会問題となっている。また、国家間の経済格差は、国際社会をきわめて不安定にしている。博士は、ヒトの社会が抱える矛盾を示しつつ、未来を担う生徒たちにメッセージを託す。来週は、質問スペシャルとして、日本の視聴者の皆さんの疑問を博士にぶつける。博士はどのように応えるのか。

出演:進化生物学者…ジャレド・ダイアモンド

地球ドラマチック  NHKテレビ Eテレ 毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

12月22日(土)  ガラパゴス体験記~家族で楽園に住んでみた~

 太平洋の赤道直下に位置するガラパゴス諸島は、数多くの固有種が生息する、野生動物の宝庫だ。長旅を経て、イギリスから到着したホームズ一家は、早速、島の探検に出発!アシカやゾウガメなど、動物を身近に感じられる環境に子どもたちは大喜び!同時に「野生動物とは2メートル以上の距離を保つ」といった島のルールも学んでいく。さらに海岸沿いの調査に出かけた母親のタムは、島の厳しい現実を目撃する。(2017年イギリス)

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

12月23日(日) 宮大工 千年の技 失われゆく工匠の知恵を守れ

 2018年、日本政府は、宮大工などが継承する「伝統建築工匠の技」をユネスコ無形文化遺産の候補として申請した。なぜいま宮大工の技術が、高い評価を受けているのか?そこに注目すると、目の錯覚を利用し建築する驚くべき“技"が浮かび上がってきた。その一方で人手不足に悩む宮大工の厳しい現状も見えてきた。 一体、宮大工の技とはどんなものなのか?そして、その技を如何にして守っていくのか?宮大工の“技"と“今"に迫ることでその可能性を探る。

主な取材先:千葉大学
        小由製作所
        竹中大工道具館
        金田社寺建築

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                 再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分

12月23日(日)  日本人成立の謎。弥生人のDNA分析から意外な事実が判明

 日本人はどのように成立したのか?遺伝子学や考古学、言語学などさまざまな研究分野の専門家がチームを結成、謎に迫るプロジェクトが動き出した。研究の柱は弥生人のDNA分析。舞台は、鳥取などで出土した人骨だ。40体に及ぶ弥生人のDNA分析は史上初めてのこと。弥生人はどこにルーツをもつ、どんな集団だったのか?縄文人からどのようにして、現代日本人になったのか?謎に包まれてきた弥生人を最新科学で解き明かす。

ゲスト:国立科学博物館研究主幹…篠田謙一

司会:小島瑠璃子、森田洋平

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「問題解決力とコーディング力を鍛える  英語のいろは」(鈴木達矢著/技術評論社)

2018-12-17 09:44:32 |    語学

 

<新刊情報>

 

書名:問題解決力とコーディング力を鍛える  英語のいろは

著者:鈴木達矢

発行:技術評論社

 「最新の技術を勉強したいけど、苦手な英語とどう向き合えばいいのかわからない」「とにかく効率的に必要な英語力だけを身につけたい」「もっと端的なクラスの命名ができるようになりたい」など,英語を勉強する際に悩んだことはないだろうか。 同書では、英語の苦手な人でも読み始められるように、日本語と英語を比較しながら「エンジニアが本当に使える英語」を紹介。かんたんな文法の復習をはじめ、インプット/アウトプットの方法、OSSに参加する際の英語の使い方を解説。コーディングのスキルを上げるための、文法と変数名の関連性やTDDへの応用まで扱うので、一歩踏み込んだ力も身につく。

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