“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書<新刊情報>●「世界ドローン総覧」(日経BPクリーンテック研究所調査/日経BP社)

2015-08-06 07:10:52 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:世界ドローン総覧~50用途、173製品、開発企業124社を分析~

調査:日経BPクリーンテック研究所

発行:日経BP社

 ドローンが社会に急浸透しつつある。ビジネスでの活用が勢いづき、日本のビジネス用途の市場は年間1000億円に成長する見通しとなっている。日経BPクリーンテック研究所は、世界のドローンの製品ラインナップ、各国の取り組みを調査し、ドローンによる“空の産業革命”がどのように進展していくのか、今後のシナリオを含めてまとめた。ドローン活用に関心のある企業に必携のレポート。

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★科学技術ニュース★省電力型スパコンランキングで日本勢が上位3位を独占

2015-08-06 07:10:26 |    情報工学

 このほど発表されたスーパーコピューター消費電力性能ランキング「The Green 500 List」において、世界第1位が理化学研究所の「Shoubu(菖蒲)」、第2位が高エネルギー加速器研究機構(KEK)の「Suiren Blue(青睡蓮)」、第3位が同「Suiren(睡蓮)」が獲得し、上位3位までを日本勢が独占した。

 なお、「The Green 500 List」にランクされた上位20台のうち、8台が日本からのシステムが占め、日本の低消費電力についての関心の高さが示された結果となった。

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★炭素ニュース★カネカ、ナノ炭素材料の多層グラフェンで初の商品化

2015-08-06 07:09:43 |    ★炭素ニュース★

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトにおいて、単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC)は、組合員であるカネカが中心となって、これまで作製が困難だったナノ炭素材料である高品質多層グラフェンの開発に成功し、大型粒子加速器のビーム形状測定センサー材料として実装されることとなったことを明らかにした。

 今回開発した多層グラフェンは従来の金属材料に比べ非常に薄く、ビーム損失が小さい、丈夫で耐久性が高い等の特徴があり、強いビーム測定に最適な材料。

 カネカはこの材料を製品化し、今年8月から大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)へ販売を開始するが、これは、多層グラフェンの初めての商品化例となるもの。

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