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“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIにはできない」(栗原 聡著/KADOKAWA)

2024-11-21 09:34:56 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:AIにはできない~人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性~

著者:栗原 聡

発行:KADOKAWA(角川新書)

 あなたは“AI的”に生きてしまっていないか? ChatGPTを初めとする生成AIの登場により、その万能性が人間への脅威としても論じられているが、現在のAIは決して万能ではない。AIに何ができ、何ができないかを理解しないことには、正しく恐れることもできない。人工知能研究の専門家が、AIの「現在の限界」をわかりやすく解説し、その先にある「次世代AIの可能性」を探る。【目次】第1章 AI開発の歴史は未来のためにある 第2章 生成AIには何ができ、何ができないか 第3章 AIは経済の浮揚に寄与するのか 第4章 AIを使うか、AIに使われるか 第5章 社会が生成AIを受け入れるための課題 第6章 人とAIの共生 第7章 AIのスケール化と日本の未来
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「東大塾 脳科学とAI」(酒井邦嘉編/東京大学出版会)

2024-11-18 09:49:06 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:東大塾 脳科学とAI

編者:酒井邦嘉

発行:東京大学出版会

 同書は、人間を対象とする脳科学の知見を一般読者と共有すること目的としている。技術開発や産業応用を見据えた脳のメカニズム理解について、人工知能による自然言語処理や学習や適応を支援する技術開発を紹介し、さらに人工知能の医療の応用、また、心の理解、倫理の問題まで幅広く紹介する、脳科学とAIの最前線。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>「デジタル脳クライシス」(酒井邦嘉著/朝日新聞出版)

2024-10-24 09:39:43 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:デジタル脳クライシス~AI時代をどう生きるか~

著者:酒井邦嘉

発行:朝日新聞出版(朝日新書) 

 デジタル機器への依存がもたらす脳への悪影響は、AIの登場でますます高まっている。「タイパ」を重視するあまりデジタル機器による「便利」「楽(らく)」に依存すれば、自分の脳が本来持っている力を衰えさせてしまうリスクがあると、著者は強く警鐘を鳴らす。「紙の本vs.電子書籍」「手書きvs.キーボード入力」――それぞれの記憶定着の差異など、さまざまな研究の成果に基づき、言語脳科学者が提案する「創造的な脳」のための処方箋。【目次】第1章 デジタル機器やAIの、何が危険なのか 第2章 合成AIの脅威 第3章 ペンはキーボードより強し 第4章 脳の仕組みを知る 第5章 紙vs.デジタル、脳活動の差異 第6章 柔軟な脳の可塑性 第7章 マルチタスクの重要性 第8章 非認知能力を伸ばすには
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネスに魔法をかける 生成AI導入大全」(上田雄登著/KADOKAWA)

2024-10-15 09:35:14 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:ビジネスに魔法をかける 生成AI導入大全

著者:上田雄登

発行:KADOKAWA

 同書は、生成AIビジネス導入の決定版マニュアル。2022年11月にChatGPTがリリースされてから、劇的なスピードで進化してきた生成AIも、いよいよ本格的な社会実装のフェーズへ。同書では、元東大松尾研のAIコンサルが、会社の「どの業務」を「どのように」生成AIに代替していくべきなのか、その成功法則を徹底的に解説する。同書の前半では、生成AI導入を積極的に進めるべき具体的な社内業務の解説のほか、導入フロー、リスク管理、プロジェクトマネジメントなどについて紹介。後半では、製造業や金融、製薬・ヘルスケア、不動産など多彩な業種・職種における生成AI活用事例を一つ一つ丁寧に解説。コスト・作業時間の削減、生産性アップ、品質の改善――まるで魔法のような業務改革が可能となる生成AI。同書を道しるべに、生成AIという「魔法の杖」を手にし、新たなビジネスの未来へと旅立とう。【目次】第1章 生成AIとは 第2章 社内への生成AI導入で狙うべき領域 第3章 AI導入への実践的ステップ 小規模から始めて大規模へ 第4章 生成AI導入におけるリスク管理と対策 第5章 効果的なチーム構築と管理 第6章 生成AIの導入プロジェクト進行中の注意点 第7章 業界別・機能別のAI応用事例 第8章 AI技術の最新動向
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン」(小林雅一著/朝日新聞出版)

2024-09-18 09:52:57 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン~なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか~

著者:小林雅一

発行:朝日新聞出版 

 2023年、世界的な大ブームを起こした生成AI「ChatGPT」。開発したのはOpenAIの若きCEOサム・アルトマンだった。2015年に設立したベンチャー企業がなぜ7年でここまでのものを開発できたのか。設立メンバーだったイーロン・マスクとなぜ反目したのか。知られざる開発の裏側とGAFAMの覇権争い、そして天才アルトマンの素顔に迫る。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「人工知能チップ回路入門」(河原尊之著/コロナ社)

2024-09-18 09:52:38 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:人工知能チップ回路入門

著者:河原尊之

発行:コロナ社

 同書は、人工知能の情報処理を支える回路技術を、原理から応用までカバーする入門書。人工知能(AI)の発展が社会に深い影響を与えている中、成長基幹産業である半導体や集積回路に興味を持ち、その知識をもとに特に発展が期待されるエッジ側での人工知能処理に関心のある若手技術者や学生の皆さんへの手頃なページ数の入門書である。人が知的と感じる情報処理を行う技術であるAIによる処理は、深層学習の成功以降、脳の神経回路を人工的に再現することをめざしたニューラルネットワークを用いた処理と一体化して発展している。また、LSIチップ(大規模集積回路)および半導体メモリの技術発展は、より高速、高電力効率、低コストにてAI処理を実行する上で重要である。同書では、このAI処理専用の集積回路「人工知能チップ」について、3つの面から入門レベルの内容を学ぶ。同書によって、より専門的な技術内容の理解や関連論文を読むのに必要な知識を得ることができる。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ChatGPTを使い尽くす! 深津式プロンプト読本」(深津貴之、岩元直久著/日経BP)

2024-09-10 09:37:39 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:ChatGPTを使い尽くす! 深津式プロンプト読本

著者:深津貴之、岩元直久

発行:日経BP

 2022年末に登場して以来、話題を集め続ける生成AIツール「ChatGPT」。その効力を余すことなく発揮するには、動作の起点となる「プロンプト(命令文)」をいかに適切に入力できるかがカギとなる。同書は、生成AI活用の第一人者である深津貴之さんが考案した、効果的なプロンプトのパターン「深津式プロンプト」について、具体的なビジネスシナリオを交えて詳しく解説。【目次】第1章 はじめに:ChatGPTに触れてみよう 第2章 ChatGPTと生成AIの基本理解 第3章 ビジネスシナリオでのChatGPT(基礎) 第4章 プロンプトの力を引き出す 第5章 ビジネスシナリオでのChatGPT 第6章 カスタマイズしたChatGPTを作る 第7章 リスクの認識と管理 第8章 組織での活用とさらなる応用
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「機械学習のための数学」(飯塚秀明著/コロナ社)

2024-08-20 09:50:14 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:機械学習のための数学

著者:飯塚秀明

発行:コロナ社

 機械学習には数学が必要である。同書は機械学習を読み解くための数学を学ぶことができる。同書では、機械学習を理解するために必要な数学分野「論理、集合,線形代数、微分積分、確率・統計、最適化」について章ごとに詳解。例えば、線形代数や微分積分は機械学習に限らず、理工系分野において基礎的な数学として位置づけられているが,それらがどのように関連しているか、結果として、機械学習と数学がどのように関連しているか、について詳解する。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「自然言語処理の教科書」(小町 守著/技術評論社)

2024-08-19 09:32:58 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:自然言語処理の教科書

著者:小町 守

発行:技術評論社 

 深層学習の登場により、人工知能分野の技術が広く注目されている。特に自然言語処理は、我々の生活の中に深く浸透してきた。例えば検索システム、SiriやAlexaなどの音声対話システム、DeepLといった機械翻訳が挙げられる。いまや多くの企業や研究機関が、自然言語処理を用いた様々なプロジェクトを進めている。同書は、どの時代の自然言語処理にも必要となる技術について解説。新しい技術が次々と生み出されていく中で、自然言語処理の実装に関する知識は古びてしまう可能性を孕んでいるが、同書では、自然言語処理システムの開発で必要となる普遍的な知識を中心に掲載。解説の特色として、はじめに開発方法やデータ、評価基準など自然言語処理システムの開発全体に関する内容を載せる。続いて自然言語処理のタスク別に各システムの開発について取り上げ、どのような方針で設計するか、必要となってくる技術は何かを伝える。最後に、類書でほとんど取り上げられていないにもかかわらず、自然言語処理システムの構築には欠かせない知識となる辞書やコーパスの構築方法についても解説する。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生成 Deep Learning<第2版>」(David Foster著/オライリー・ジャパン)

2024-08-16 09:38:31 |    人工知能(AI)



<新刊情報>



書名:生成 Deep Learning<第2版>~絵を描き、物語や音楽を作り、ゲームをプレイする~

著者:David Foster

訳者:松田晃一、小沼千絵

発行:オライリー・ジャパン

発売:オーム社

 生成AIの本格的な解説書。同書はディープラーニングの基礎から始まり、画像、テキスト、音楽を生成する最先端のアーキテクチャへと進んでいく。具体的には、変分オートエンコーダ(VAE)、敵対的生成ネットワーク(GAN)、トランスフォーマ、正規化フロー、エネルギーベースモデル、GPT、ノイズ除去拡散モデルなどインパクトの強い生成モデルをTensorFlowとKerasで開発する。対象読者は、機械学習エンジニアやデータサイエンティスト。読者は生成AIのモデルを理解するだけでなく、同書掲載のヒントやテクニックを通して、モデルをより効率的に学習させる方法、より創造的なモデルを作成する方法をマスターできる。
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