科学技術振興機構(JST)は、未来社会創造事業の実施にあたって、科学技術によって達成すべき将来像、すなわち社会・産業が望む新たな価値の提案を広く求め、応募の提案を踏まえつ「重点公募テーマ」を設定した上で、当該テーマにおいて、大学、企業、公的研究機関等から研究構想を公募し、研究実施者を選定することとなった。
「未来社会創造事業における研究開発」の特徴は、①5~10年程度、最大20億円程度(総額)の規模の研究開発を実施②研究実施者は大学、企業、公的研究機関等③実用化が可能かどうかを見極められる段階(概念実証:POC)を目標とし、研究成果を企業や社会に積極的に引き渡す。
未来社会創造事業の研究開発では、「社会・産業が望む新たな価値」とは何かを明確に見据えることが重要。そこで、JSTは、重点公募テーマの設定に向けて、文部科学省が設定した以下の4つの領域に基づいて、広く「社会・産業が望む新たな価値」の提案を募ることとした。個人・団体のいずれでも提案が可能であり、年齢・所属、法人格や業種等は問わない。
① 「超スマート社会の実現」
② 「持続可能な社会の実現」
③ 「世界一の安全・安心社会の実現」
④ 「地球規模課題である低炭素社会の実現」
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募集期間:2017年1月30日~3月6日(平成29年度分)<2017年3月7日以降に受領した提案は平成30年度以降の重点公募テーマ検討の対象とする>
提出方法:提案申込みフォームより受ける。
問合せ:E-mail: kaikaku_mirai@jst.go.jp