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モリコロパーク

 今日7月15日に、旧愛知万博会場の一部がモリコロパークという愛称で開園される。地元に住みながら、結局一度も行かなかった私のようなものがあれこれ言う筋合いのもではないかもしれないが、万博の跡地をどのように活用していくかを見るのは興味深い。元々が、愛知青少年公園だった場所だから、元に戻ったと言ってしまえばそれまでだが、新聞発表などを見るといろいろな工夫がなされているようだ。
 
 
まず、なんと言っても目玉は、「サツキとメイの家」だろう。映画「となりのトトロ」の主人公たちが暮らす昭和30年代の民家を再現したものだ。木造2階建て、延べ床面積108㎡が、有料で公開される。1日あたりの制限入場者700人に対し、7月の応募は平均2580人、8月も1587人と相変わらずの人気だが、いつか入ってみたいと思っている。
 


「県児童総合センター」は、子供たちの遊びのためのフィールドであり、遊びや子育てなどさまざまな情報を提供する場所でもある。チャレンジタワー・あそびのスタジオ・あそびのラボ・ロボットシアターなどソフトの充実が図られたと言われる。(有料)

 
「愛知国際児童年記念館」は、万博会場で活躍したロボットたちが集結し、会場の入り口で、「コンニチハ」と出迎えてくれる案内ロボット「アクトロイド」などが来場者を楽しませてくれる。おもちゃコーナー・絵本図書コーナー・アドベンチャーボックスなどの施設もそろっている。(一部有料)
 

高さ約88mと東海地方いちの高さを誇る「大観覧車」は、万博当時と同じように有料で乗ることができる。13分で一周し、東部丘陵の森が一望できるという。さぞや素晴らしい眺めであろうが、私は高くて狭い密室に13分も閉じ込められるのは苦痛だ。乗りたい気もするし、いやな気もする。
 
 他にも、「森・水・風」をテーマに遊びながら自然の仕組みを体感できる遊具が設置された広場、「自然体感遊具」や、水や緑に囲まれた「日本庭園」の一部が無料で開放される。
 
 私が万博に行かなかった大きな理由は、車で会場に行くことができず、公共交通機関を使わなければならなかったことだ。会場までたどり着くのがどうにも面倒で、とうとう行かずに終わってしまったが、このモリコロパークには企業パビリオンが並んでいた公園北側に約740台分の駐車場が新設されている。これで、私にはずいぶん行きやすくなったように思われる。
 ここまでされたなら一度は足を運んで見なければならないだろう。モリゾーとキッコロには会えるのかな?
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