goo

29回目

 昨日は私たち夫婦の29回目の結婚記念日だった。
 結婚記念日と言えば、まず「今年で何回目だったっけ?」と二人で話し合うことから始まる。
「確か昭和59年だったから、西暦にすると1925を足して1984年。今年が2013年だから2013-1984=29・・。29回目だね」
「そうなの・・。ふ~~ん・・」
「来年は30回目だから、記念にどこか旅行に行こうか?」
「どこに?」
「そうだな・・」
結局、昨日は何も決まらなかったが、ちょっと気張ってみようかな、という思いだけは固めた。

 その後は、毎年定番のサンマルクへ。1年に一回、4月29日だけの常連だが、嬉しいことに、昨日は例年以上に美味しかった。

 

 


 毎年こうやって写真を撮ってくるのも恒例だが、これもよい記念になるだろうと思い込んで、シャッター音を気にしながらも出てきた料理全てを写真に収めてみた。(ゴボウのスープは思ったよりも美味しかった)

 もちろん恒例のバラの花束も妻に贈った。


 別にケチったわけではなく、「3本もあれば十分」という妻の意向に従ったまで・・。死ぬまでに、部屋の中がバラの香りでむせかえるほどの数をプレゼントしたいという思いは持っているのだが、果たして実現できるだろうか。
 「そんなバラよりも、私をどこにでも行かせて」
と妻は言うだろうが、私としてはいつでも、
 「どうぞご自由に」・・・
 でも、今年はSMAPのライブはないという話だから、いったいどうするつもりだろう?適当にガス抜きしてくれなきゃこちらが参ってしまう・・。

 ともあれ、これからもお互い元気で仲良くやっていきましょう!!
 

 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お出かけバッグ

 ちょこちょこ出掛けるときに、携帯やらキーやら財布やらでズボンのポケットを膨らませるのも何だか恥ずかしくなってきて、カバンのような物に纏めて入れておいた方がいいんじゃないかと思うようになってきた。かと言って、セカンドバッグのような物を持ち歩くのも趣味じゃないし、できれば肩掛けで持っているのを意識しないでもいいような物がいいな、と思っていた。具体的にどんな物が欲しいと思っていたわけではなく、漠然とこんな物、というイメージしか浮かんでいなかったが、今月初めに、レゴ時計を幾つか買ったアウトレットモールでたまたま迷いこんだBALLYで幾つかの肩掛けバッグを見たとき、「ああ、こんなのが欲しいな・・」と具体的な像が初めて浮かんだ。
 だが、レゴでいい加減散財を繰り返している私であるから、いくら何でもさっさと買うわけにもいかず、少なからず悶々としていたところ、
「じゃあ、誕生日のプレゼントに買ってあげようか」
と妻が言ってくれた時は、心から嬉しかった。しかし、ちょっとは我慢強いところを見せねばいけないと思い直し、
「ありがとう。でも、誕生日まで待つよ」
と6月になるまでは己を律するふりをしてみた・・。
 だが、世の中、私に散財をしろ、しろ、と促すようにできているらしく、10日ほど前に妻が、
「BALLYからメールが来て、GW中は全品20%OFFだって」
と、嬉しいような辛いような情報を教えてくれた。
「それはラッキー!」
と思わず本音を漏らしてしまったが、「いつ買うの?」「今でしょう」と少々鮮度の落ちたセリフをブツブツ言ったら、自分の中での言い訳はできあがった・・。
 
 で、昨日出掛けていって、買ってきたのがこのバッグ・・。


 右肩から掛けたときは、何だかしっくり来なかったが、左肩に掛け直したら、スパッと決まった。それは、中学校3年間、校章の印刷された布鞄を左肩からだらんと掛けて学校に通ったからだろうと、少し後で気づいた。
 
 出掛けるときは、このバッグに携帯など必要不可欠な物を入れていこうと思う。肩から掛けていれば落とすことはまずないだろう・・。だが、問題は、飲食店などの席に座って、このバッグを外したときだ。うっかり忘れてしまわないだろうか・・。大事な物を入れるバッグだけに、自分の不注意でなくなったりしたら、取り返しもつかない。
 それだけは最大限注意せねば!!!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウクレレ(2)

 ウクレレが届いた。もっと時間がかかるだろうと思っていただけに、頼んでから2週間ほどで着いたのには驚いた。


 さっそく箱から出してみたが、どうやって弾けばいいのか見当も付かない。弾き方のちょっとしたアドバイスでも同封してくれればいいのに、そんな物はまったく見たらなかった。仕方なく、ネットで検索してみたら、懇切丁寧に弾き方を説明してくれているサイトがあったので、忘れないように、以下に引用しておく。

 先ずは、ウクレレ各部の名称と役割について。

ペグ・・・弦を巻き、チューニングを行う部分、がたつきのないものを選びましょう。
ナット・・・弦と指板とのクリアランスをつくるものです。振動する弦の端の部分になります。
フレット・・・このフレットとフレットの間を押さえて音階を決めます。
指板・・・フレットを打ちこんである部分です。
ホール・・・ボディ内で共鳴した音を外に出します。
サドル・・・ブリッジの上についているもので、弦から伝わった振動をブリッジに伝える役目をします。振動する弦の端の部分になります。
ブリッジ・・・サドルから伝わった振動をボディに伝え、共鳴させます
弦・・・ウクレレは一般的にどれが1弦か決まってないので、ここでは構えて下から1,2,3,4弦とします。

 次に弾き方。
『とりあえず、キーCの循環コードというのを弾いてみます、これだけでかなり多くの曲が弾けます。
下のように左手指先で(指の腹ではなく)弦を押さえ、右手人差し指でホールよりネック寄りのところを「ジャカジャカ」とやります。このとき、手首を返す(回転させる)感じで弾くといいと思います。 「ジャカジャカジャカジャカ」と4回弾いたら次のコード、というように弾いてみましょう』



Cの循環コード C > Am > F > G7

実際にコードで弾いてみる
「キーC(ハ長調)の3コード C F G7を使って練習してみましょう。

■われは海の子
C          F  C  G7 C
われは海の子 白波の さわぐ磯部の松原 に
G7 C    F   C
煙  たなびく とまやこそ
F   C   G7 C
わがなつかしき 住かなれ

 ウクレレどころか、ギーターも弾いたことがない私であるから、簡単にはできそうもないけれど、折角だから頑張ってみよう。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大塩平八郎」

 私立中学受験生のために、歴史の穴埋めの問題を作っていたら、「大塩平八郎の乱」のところになった。

( ➀ )の乱・・・1883年におこった( ② )は全国におよび、米価が急上昇したために( ③ )や( ④ )が多発した。このような中でもと大阪町奉行所の( ⑤ )であった( ⑥ )は、( ⑦ )と米価の上昇に苦しむ人々を救おうと、( ⑧ )に大阪で乱をおこしたが、半日でしずめられた。幕府が直接支配している大阪で、もと幕府の( ⑨ )が乱をおこしたということで、幕府は大きなショックを受けた。

 この答は
➀大塩(平八郎) ②天保の大ききん ③打ちこわし ④百姓一揆 ⑤役人 ⑥大塩平八郎 ⑦ききん ⑧1837年 ⑨役人
だが、私はこのくだりをワープロに打ち込みながら、「大阪で乱をおこしたが、半日でしずめられた」という記述が気になった。大塩の乱は「1837=イヤミな(おっさん大塩平八郎)」と年号を覚えるようにいつも言っているのだが、実際のところ、大塩がどういう考えで、どういう乱を起こしたのか、ほとんど知らないでいたのに気づいた。「これはちょっと調べるべきだなあ・・」と、このところ復活気味の読書欲と相まって、「そう言えば森鴎外に『大塩平八郎』という小説があったはずだから、あれを読んでみよう」と思い立った。「鴎外全集」を持っているくらいだから、『大塩平八郎』くらい読んでいてもいいはずだが、なにせ怠惰な私だけに、この小説を読むのは初めてだった・・。

 しかし、鴎外の小説ってこんなに面白かったっけ?鴎外の歴史小説は史実に即するあまり、資料の羅列のような記述が多くなり、途中で閉口してしまうこともよくあるが、この「大塩平八郎」は、大塩が兵を挙げるまでは、場面転換の妙と緊迫した臨場感が伝わってきて、鴎外の小説では初めてと言っていいくらいワクワク感が味わえた。残念だったのは、兵を挙げてからの記述が資料をなぞるようになってしまったため、人名や地名の列挙に辟易しながら読んでいるうちに、肝心の乱の次第がよく分からなくなってしまったことだ。豪商を襲う細かな描写などなく、いつの間にか挙兵が終息してしまっていたような印象しか残らなかった・・。
 しかも、大塩平八郎がまるで魅力的ではない人物として描かれているのにも少なからず驚いた。彼が乱を起こさずにいられなかった義士としての思いは、次の文から伝わってくるのだが・・。

『己は王道の大体を学んで、功利の末技を知らぬ。上の驕奢と下の疲弊とがこれまでになつたのを見ては、己にも策の施すべきものが無い。併し理を以て推せば、これが人世必然の勢ひだとして旁看するか、町奉行以下諸役人や市中の富豪に進んで救済の法を講ぜさせるか、諸役人を誅し富豪を脅かして其私蓄を散ずるかの三つより外あるまい。己は此不平に甘んじて旁看してはをられぬ。己は諸役人や富豪が大阪のために謀つてくれようとも信ぜぬ。己はとう/\誅伐と脅迫とによつて事を済さうと思ひ立つた。鹿台の財を発するには、無道の商を滅さんではならぬと考へたのだ』

 「あの先生は学問はえらいが、癇癪持で困ります」といった大塩評を門弟だった男に語らせ、乱が失敗に終わった後も潔く死なずに逃亡した挙げ句に大阪に舞い戻って市中に潜伏する姿まで描いているのだから、ひょっとしたら鴎外は大塩のことが嫌いなのではないのか、と思わせるほどだ。
 鴎外は、大塩はの中に「イヤミなおっさん」を感じとったのかもしれない・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかしいだろう!!

 昨日の朝9時のNHKのニュースはかなり衝撃的だった。
 先ずは、「日本 NPTの核不使用声明に署名せず」という見出しで伝えられた次のニュース。
『スイスのジュネーブで開かれているNPT=核拡散防止条約の会議で、核兵器は非人道的なものだとして、いかなる状況でも使用すべきではないなどとする共同声明が提出されましたが、唯一の被爆国の日本はこの声明に署名せず、NGOなどから批判の声が上がりました。
 この共同声明は、ジュネーブで行われているNPTの再検討会議に向けた準備会合で24日、南アフリカの代表団が提出しました。
声明では「核兵器の使用によって、直接に人が死ぬだけでなく、社会や経済の発展は停止し、環境は破壊され、将来の世代は健康や食糧や水を失うことになる」として、核兵器の非人道性を強調しています。
 そのうえで、「いかなる状況でも核兵器を二度と使わないことこそが人類生存の利益につながる」として、核兵器の不使用を訴えています。
 共同声明には74か国が名前を連ねましたが、唯一の被爆国である日本は署名しませんでした。
これについて、軍縮会議日本政府代表部の天野万利大使は、記者団に対し、「核兵器が使用された場合の影響が非人道的なものだという点では賛同している」としたうえで、「いかなる状況でも使用しないとしている点が、日本の安全保障政策と相いれない」と述べました。
 日本がアメリカのいわゆる「核の傘」で守られていることを、署名をしない理由の1つにしたものですが、会議に参加しているNGOなどからは批判の声が上がり、ジュネーブの軍縮会議日本政府代表部の建物の前で、およそ50人が抗議活動を行いました』

 その次に伝えられたのは、『日本 2か国と原子力協定締結へ』というニュース。
 『政府は、安倍総理大臣が、大型連休中に中東を訪問するのに合わせて、原子力関連技術を輸出できるようにするための「原子力協定」を東京電力福島第一原子力発電所の事故後では初めて、トルコとUAE=アラブ首長国連邦との間で締結することになりました。
 政府は、おととしの福島第一原発の事故後、原子力関連技術を輸出できるようにするための「原子力協定」を巡る各国との交渉を一時中断しましたが、その後、当時の野田内閣が「日本からの原発の輸出や技術移転への各国の期待は高い」として交渉を再開し、日本企業も折衝を続けてきました。
 その結果、トルコでは、日本とフランスの企業連合が原発建設を受注する見通しとなり、UAE=アラブ首長国連邦でも、一部の原発について韓国の企業がすでに受注を決めているものの技術協力を巡る調整が整い、安倍総理大臣が大型連休中に両国を訪れた際に、「原子力協定」を締結することになりました。
 福島第一原発の事故後、原発の輸出には慎重論もありますが、菅官房長官が、24日の記者会見で、「相手国の事情や意向を踏まえながら、世界最高水準の安全性を有するわが国の技術を提供していく必要がある」と述べるなど、政府は今回の協定の締結で日本企業による原子力関連技術の輸出に弾みをつけたいとしています』

 日本は「唯一の被爆国」であり、「福島第一原発の事故」は事故から2年経った今も収束の目処も立っていないのに、どうしてこんなニュースのようなことができるのだろう。どう考えても理解できない!
 おかしいだろう!! 
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「奇貨」

 松浦理英子「奇貨」を読んだ。これは昨年の秋に、新聞の文芸欄で見つけた小説だが、松浦理英子という作家については、「親指Pの修行時代」という小説の題名を知っている程度の知識しか持ち合わせていなかった。最近は、読んだことのない作家の小説を読もうとするほど意欲的な読者ではなくなった私があえてこの小説を読もうと思ったのは、その新聞に紹介されていたあらすじが面白そうだったためというよりは、松浦理英子が私と同じ年生まれだということを知ったからだった気がする。それくらいのことはとうの昔に知っておくべきことだったのかもしれないが、この年になって同い年の作家を新たに発見するというのは、私にとってちょっとした刺激を与えてくれた。そこで、すぐにAmazonで注文したのだが、もうそれで満足してしまったのか、半年近くも手つかずのまま階段に放置してあった・・。
 階段を上る度に、「ああ、読まなきゃ」と思ったものだが、受験シーズンが始まり無茶苦茶忙しくない、かと言ってレゴに割く時間も何とか確保せねばならなかったから、畢竟読書に充てる時間などまったくとれず、埃が被るままにしておいた・・。

 が、先日読書のリハビリのつもりで読んだ、村上春樹の「色彩のない・・」を読んだときに、思ったよりもすらすらと読み通すことができたのが呼び水になったのか、敢えてもっと本を読もう!などと意気込んだりもしなかったわりには、ごく自然な感じで階段から「奇貨」を拾い上げて読み始めることができた。
 だが、小説の内容は、もう私と同年代の女性がこんなことを書くの?と思わず吹き出してしまうような、生々しいものだった。私とて、枯れたふりをするにはまだまだ抵抗があるから、この小説から性的刺激を受けなかったと言えば嘘になるかもしれないが、それよりも人間の存在の奥底にある「業の深さ」というものを垣間見たような気がして、
  「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」
という芭蕉の句を思い出してしまった。

 変な小説と言ってしまえばそれまでだろうが、それだけで言い尽くせない何かが感じられるのもこの小説の魅力であろう。その辺りを端的に纏めてあるのが、帯に書かれた次の文言だろう。

 「男友達もなく女との恋も知らない変わり者の中年男・本田の心を捉えたのは、レズビアンの親友・七島の女同士の恋と友情。女たちの世界を観察することに無上の喜びを見出す本田だが、やがて欲望は機械にねじれ---。濃く熱い魂の脈動を求めてやまない者たちの呻吟を全編に響かせつつ、男と女、女と女の交歓を繊細に描いた友愛小説」

 「友愛小説」というものがどんなジャンルなのかは詳しくはないが、この小説がそれに充たるとは余り思えない。「変態小説」と読んだ方が色んな意味でぴったりだと思うのだけど・・。 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

#4999

 オークションで落札したレゴの発電所が届いた。
 これは新品ではなく、出品者が組み立てたものを落札した中古品だから、送られてきたものも簡単に解体しただけで、ほぼ完成品受け取ったと言ってもいいくらいだった。
 今までにもエッフェル塔や観覧車のように中古品を買ったものは幾つかあるが、送られてくるとすぐに洗濯機にかけ、汚れを落としてから組み立て直すという作業をしてきた。
 だが、この風力発電所は、かなりの美品で、全くの新品の見紛うばかりのものであったので、「もう洗わなくっていいか・・」と思って、大まかに解体されたパーツを組み立て直してみた。
 だが、「これはおかしいだろう?」と思う箇所が幾つかあって、細部まで解体する必要があって、完成するのに思いがけない時間がかかった。
 

 大きい。
 一枚一枚の羽が大きい。
 高さもかなりあって、迫力満点の風力発電所だ。(実物を見て、ちょっと驚いた)
 だが、一番問題だったのは、ちゃんと動くか、ということだった・・・。
 組み立て終わって、「さあ、動かそう」とスイッチに触れてみたのだが、どう動かしたらONになるのか、よく分からず、しばらくゴニョゴニョしていた。
 「電池がないのかなあ・・」などと思ったりもしたが、たまたま思いもかけない方向にスイッチを動かしてみたら、いきなりブレードが回り始めた。



 「おお、すごい!!」
 私の声を聞きつけた妻が走ってきた。
 「大きいねえ。いいじゃん!!」 
 「電池じゃなくて本当に風で回って発電したら最高なんだけどなあ」
 「そりゃそうだけど、ちょっと無理でしょ」
 「いや、分からんぞ、LEGOならできるもよ」

 そうだ、何て言ったって、LEGOは無限の可能性を秘めたものだから・・。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラえもんのバッグ

 ペットボトルのオマケを集めてコレクションとしてきた私にとって、この頃は寂しい限りだ。とんと、オマケを見かけなくなった。販促しなくてもよくなったのか、それとも経費節減のためなのか、企業の論理には疎い私だけに、その理由を推測するのは難しい。でも、私のように寂しさを感じている人は、日本中にたくさんいるだろうから、企業ももう少し太っ腹なところを見せてくれればいいのに、などと甘えたことを言いたくなってしまう。
 そんな気持ちでスーパーの中を歩いていたら、こんな物を見つけた。


 サントリーの500㎖ペットボトルを4本買うと、このドラえもんのバッグがオマケとして付いてくる、と説明書きが添えてあった。
「欲しいの?」
と妻が訊くから、
「別に欲しくもないけど・・。でも、どうせ4本くらいすぐ飲んじゃうから、4本買ってオマケをもらった方がいいよね」
「いいよね、って訊かれても困るけど・・」
「じゃあ、4本買ってよ」
「4本でいいの?全部で4種類あるよ」
「全部で16本になるぞ。そこまでするか?」
「そこまでするのがあなたでしょ。今買っておけば、4種類全部揃うよ。後から後悔するよりいいじゃない」
「まあねえ・・。そこまで言うなら16本買ってくか」
「それがいいよ」
などとバカみたいな話し合いの結果、上の4種類のバッグが家にあることになった。


 大きなものではないが、ドラえもんのイラストがなかなかいい感じだ。かと言って、どこかに持ち歩くことなどしないだろうけど・・。

 しかし、このペットボトル、なんと1本78円だった。自販機で買えば150円だが、コンビニだと120円、スーパーならば98円から88円、もうこれだけでもかなり安いと思っていたのに、さらに上を行く70円台まで登場した。驚き・・。
 これだけ安売りに慣れてしまった私たちには、物価上昇は耐えられるはずがない。デフレ脱却を錦の御旗にしている安倍ちゃんって、少しでも安い物を求めてやり繰りしている者たちのことがどれだけ分かっているのだろう?強い者をもっと強くすることにしか頭が回っていないようにしか思えない。
 きっとペットボトルに時々オマケが付くなんてことも知らないだろうな・・。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風力発電所(2)

 3日前に記事にした、レゴの風力発電所を自作するためのパーツをすべて集めることは不可能だと判明して、結局ヤフオクで落札してしまった。どうしても必要なものでもないように見られるかもしれないけど、私のレゴタウンには必要不可欠な物と思い込んでしまった以上、どうやってでも手に入れなくてはならなくなったのだ。そこに何の論理の整合性は見いだせないだろうが、そんなものはとうにどうでもよくなっている私だから、「即決」をクリックするのに些かの逡巡も感じなかった。
 でも、一応言い訳は考えてある。
「私のレゴタウンは自然エネルギーを基にした町だ!」 
 安倍ちゃんが総理大臣になって以来、なし崩し的に原発OKの風潮が主流を占めつつあるが、その流れに些かなりともNO!を突きつけよう、などと大上段に構えてみようという思いもある。アベノミクスも一時のブームに過ぎず、危ういと私は思っているが、そんなものとは別の次元でエネルギー問題は論ぜられねばならないだろう。私のレゴの町に風力発電所が加わったところで、世の中の大勢に何らの影響もないことぐらい重々承知の上で、それでも何らかの楔は打っておきたいのだ。

 だけど、正直な話、風力発電てどうやって電気を起こすのだろう??風でプロペラを回して、そのエネルギーを電気に変えるってことくらいは把握しているつもりだが、もっと具体的なことが知りたくなった。そこで、あれこれ検索してみたところ、分かり易く解説してあるサイトを見つけたので、そこから以下に引用してみる。

 「風力発電とは、大気の流れである風を動力として発電する仕組みです。自然のエネルギーである風力エネルギーを風車を利用して回転エネルギーに変換。さらにそのエネルギーで発電機を回し、電力エネルギーを得る方法です。動力源の風力エネルギーは、風速の3乗に比例するので、風力発電には、少しでも風況のよい立地が望まれます」

さらに細かく言えば、次のよう、
 「風力発電は、風車のブレード(羽根)が風を受けて回転すると、ブレードから伝えられた回転運動を増速機で一定の回転数に上げて発電機を動かし発電する仕組みになっています。また、低速でも発電可能となるよう、風速により発電機を切替え、幅広い風速領域で発電が行えるようになっています。風力発電システムには、常に風の方向を向くようにするヨー制御や、強風の時に自動的に風車を停止させる機能などが備わっており、より多くの安定した出力が得られるような工夫がなされています」


 発電機を動かして電気を起こすのは、自然エネルギーでも水力・火力・原子力でも同じ原理だが、何によって発電機を動かすか(回すか)が違う。火力・原子力では、石油を燃やしたり、核分裂によって発生したエネルギーによってつくられた「蒸気」で発電機を動かすのに対して、水力・風力は水や風で直接風車や水車を回して発電機を動かす、という点に違いがある。こうまとめてしまえば、さほどの違いはないように見えなくもないが、実際の安全性に関しては雲泥の差があるのは誰の目にも明らかだろう。

 実を言えば、レゴの発電所は、風ではなく電池で回るらしい・・。それが最大の弱点だが、そのあたりは実物が送られてきてからにしよう・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レゴ 警察署

 警察署を作った。
 

 これは"Brick City Depot"というサイトからインストラクションをダウンロードして組み立てたものだが、パーツの関係で、細部までは組み立て図通りにはできなかった。だが、あるだけのパーツでやり繰りした割には、まともな建物になったのではないか、と自負している。
 内部は次のよう。
 先ずは1階。

 

 受付と交通管制センターのような場所。相談事があってやって来た市民の話を丹念に聞く警察官と、刻々入ってくる情報を無線でパトカーや白バイの乗務員に知らせるオペレーター。

 2階は、取調室と留置場。

 

 人相のよからぬ人物が警官から不審な点を詰問されてしどろもどろになっている場面。留置場には、昨夜深夜に泥酔して路上で眠っていたのを保護された人物がベッドに起き上がったところ。「ここはどこ?」と言いたげに周りをキョロキョロ見回すヘルメット姿の男・・。警察署にはよくある光景。

 裏庭には花が咲いている・・。

 

 しかし、もうかれこれ1年以上、毎晩レゴを組み立て続けていることになる。日によって時間の幅はあるものの、ブロックにさわらぬ日はない。なんだか「レゴ依存症」になったような気さえする。深夜、いい年扱いたおっさんが一人でブロックを厭きもせずに組み立て続けている、というのは余り自慢できるものではないが、自分が楽しいのだからそれでいいと開き直っているのがいけないのかもしれない・・。
 ただ、建物をどんどん増やすだけでなく、街並みをきちんと整理するようにしなければいけない。展示台の上はもうグチャグチャで決して見栄えのいい状態ではない。一旦新しい建物を組み立てるのは休憩しにして、レゴタウンの整備に本腰を入れるべきだ。
 少し前にも同じことを書いた気もするが、もう限界を超えている。そろそろ真剣にならねば!!


コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ