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日誌より

 小学5年生の夏休みの日誌に「なんもん 解ける?」という題名でパズルが3つ載っていた。生徒と一緒に考えてみたが、そうは簡単に解けなかった。「何問」だと思っていた題名が、実は「難問」だったと気づいたときには、かなり泥濘にはまっていた。
「たかが5年生だろ?」
と小馬鹿にされる方もきっといるだろうから、以下に問題を載せてみる。案外冷や汗ものだと思うのだが・・。

1.下の図の中に、大小合わせて三角形はいくつあるでしょうか?




2. の中に、+-×÷ の記号を入れましょう。記号は、何度使ってもかまいません。ただし、(  )は使えません。

      4□3□2□1=10
   4□3□2□1=9
   4□3□2□1=8
   4□3□2□1=7
   4□3□2□1=6




3.16本のマッチ棒で、正方形が5つできあがっています。マッチ棒を2本動かして同じ大きさの正方形を4個にしましょう。




おまけ・・・6年生の日誌より。

4.正三角形があります。これを同じ形の8つの三角形に分けたいと思います。どうやって分ければいいでしょうか?図示しなさい。

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ハードル

 夏期講習が始まり、1週間以上経ったが、今までのところ大過なく進んでいる。当たり前だと言ってしまえば確かにそうだが、私としては精一杯の努力をしている成果なので、「よく頑張っている」と甘めの自己採点をしたいと思っている。

 だが、今年の夏、例年よりも乗り越えねばならないハードルが例年よりも高いように思う。
 先ずは、時間に余裕が全くないこと。夏期講習が始まる前にある程度は予想していたが、こんなにも厳しいとは思っていなかった。9時に家を出て、夜中12時近くに戻って来るまで、5分の休憩もない。昼ご飯はバスの中で食べるし、夕ご飯は深夜12時頃からだ。例年なら授業と授業の間に若干の空き時間ができるのに、今年はまるでない。バスで生徒を送迎するのに時間がかかるのが一番の理由だが、少子化の現在、転々と離れたところから生徒を呼び集めて来なければならないから、それも仕方のないことだ・・。睡魔に襲われることのないよう、少しで睡眠時間を長くするよう心がけるしかない。
 第2のハードルは、ガソリン高。これだけ市内を走り回っていると、ガソリンの消費はかなりのもので、週に2回は給油しなければならない。そんな状況でガソリン価格が急騰したのはかなりの痛手だ。夏休みに入った瞬間、1L当たり10円近くも値上がりしたのだから堪らない。2年ほど前の嵐のようなガソリン高と比べればまだマシだろうが、原油価格も1バレル当たり100ドルを切っているし、円高差益もあるはずなのにどうしてガソりン価格が上がるのか、まるで理由が分からない。
 「責任者出てこい!!」
と叫びたくなる。


 
 第3のハードル、それはゲリラ豪雨。今週は大気が安定せず、激しい雨にしばしば襲われた。雷もよく鳴った。それでも、塾で授業中なら大した影響は受けないが、バスを運転している最中だと全く困る。バケツをひっくり返したような、とはよく使われる表現だが、今週襲ってきたゲリラ豪雨にはぴったりだった。


 信号待ちをしている時に撮った写真だが、道路の端が用水路のようになっている。ものすごい勢いで流れているので、対抗車線を走っていく車もかなり走りにくそうだった・・。
 塾に戻ってきたら、塾舎の横を流れる川は奔流となっていた・・。



 なかなかハードなハードルばかりだが、これ以外にも様々な難敵が待ちかまえている。転ばぬよう、絶えず注意しなければけない。
 ひたすら頑張ろう!!
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行け!!松井!!

 松井がまた打った!!

松井秀喜、9号3ラン! 2安打4打点と大暴れ!
<4回裏 アスレチックス4"0レイズ>27日(日本時間28日)
完全復調を思わせる痛烈な打球だった。アスレチックス松井秀喜外野手はオークランドでのレイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場すると、4回2死一、二塁の第3打席にレイズ先発右腕・シールズから右翼スタンドに弾丸ライナーで突き刺さる今季9号3ラン。打った瞬間に大きな歓声が沸き起こるほど、痛烈な打球だった。松井秀は3回の第2打席でも先制点となる中越え二塁打を放っており、この試合3打数2安打4打点。主砲の活躍でチームを3連勝へ導く!



 これは試合途中の成績であり、この日は結局5打数3安打、1HR、5打点と猛打爆発、試合も13-4でレイズに3連勝!実に気持ちの良い結果だった。とは言え、これで47勝57敗、借金10で、地区首位のレンジャーズとは11.5ゲーム離れていて、プレーオフ進出はかなり厳しい状況に変わりはない。だが、何となく希望の光がほの見えなくもない、と言う気になってきた。若いチームだけに勢いに乗れば爆発的な力を出すこともあるはずだ。松井という軸がこれだけ打てるようになってくると、他の選手が安心して打席に入ることができる。元々ピッチャーは良いチームだけに打てさえすれば連勝を延ばすことは十分可能だ。ひょっとしたらひょっとする、そんな予感がそこはかとなくしてきた。とにかくこれからの一試合一試合を大切にしていかねばならない。それには百戦錬磨の松井がぐいぐい引っ張って行くのみ!!久しぶりに野球でワクワクしてきた。

 
 しかし、これだけ打つとちょっと心配になる面もある。まさか「白鳥の歌」でもあるまいが、オールスター前の松井とは人が違ったようだ。これが松井の真の姿だと思い込みたいが、長年の経験が「待った」をかける。この調子が少しでも長続きしてくれればいいが・・、などと弱気の虫が顔を出してくる。
 だが、今回ばかりはちょっと違うような気がする。今の松井は、「松井の最終形、完成形」に限りなく近い状態ではないだろうか。もう打てない球種やピッチャーなどいないのではないだろうか、そんな幻想も真顔で話せるような気さえする。まったく映像で見ていないから当てずっぽうだけど、長年松井を応援してきた私の勘がそう言うのだから、きっとそうに違いない・・。
 週間MVPどころか、月間MVP、さらにはシーズンMVPさえも夢ではないような・・。

 8月が楽しみだ!!!
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ジャングル部屋

 タンスを無事移動させたことは記事にしたが、その後来る冬に向けて温室とすべく、着々と準備を整えている。
 あまりに雑然と鉢を並べていたので、歩くことさえままならなくなってしまった。水遣りにも不便だし、せっせと集めた葉っぱたちを落ち着いて愛でることもできない。そこで、板を買ってきて、乗せ台としてみることにした。土台はレンガと、百円ショップで買ってきた新聞入れ。これが案外具合が良かった・・。


  

 今数えたら、全部で40鉢あった。いつの間に・・、と思ったりもするが、欲しくなったら制御がなかなか効かない私であるから、これも当然の結果かもしれない・・。
 最近はヤシに凝っていて、やたらヤシばかり買っている。ウチワヤシとキングパームまではこのブログで紹介したが、新たにホワイトパームとショウジョウヤシ、フォックステールヤシが仲間に加わったのでお披露目したいと思う。

 まずはフォックステールヤシ。葉がキツネの尻尾のような形をしているので名付けられたと言う。天井にも届きそうな大きさで、ちょっとびっくり・・。


 
 次はホワイトパーム。これもかなり大きいが、特長は白い幹。名は体を表すというか、実に綺麗な幹である・・。



 最後はショウジョウヤシ。これは幹が赤い。よく日に当てるとさらに幹が赤くなるようだが、急に強い日差しに当てるのは厳禁で、徐々に慣らしていくことが肝要だそうだ・・。



 困ったことに、整理したところ部屋に余裕ができてしまった。これならまだ増やせそう・・。クロツグヤシ、ビスマルク、クジャクヤシ、ケンチャヤシ・・、まだいくらでも欲しい物はある・・。

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ポケモンスタンプラリー

 日曜日、レンブラント展を見に行った帰りに立ち寄ったセブンイレブンで、小学生低学年のくらいの少年が、レジ横に置かれたエーブルの上で熱心にスタンプを押していた。見ていると、なかなか難しいようで綺麗に押せない。二重三重になるまで力一杯押しているので、「難しいね」と声をかけてみた。見も知らぬおっさんから声をかけられて反応してはいけないと教育が行き届いているのか、私の方など一切見ることなく、押し終わるとさっと出て行ってしまった。無視されたようで少し寂しかったが、彼の反応が正しい。世の中には危ない人がいっぱいいるのだから今の時代子どもでいるのも大変だ。逆に言えば、変なおじさんだと私のことを通報しなかっただけ、彼が優しかったのかもしれない・・。
 でも、いったい何をそんなに一生懸命押していたんだろう?気になった私は、テーブルの上のスタンプを調べてみた。するとすぐ横にスタンプ台紙が置いてあって、「ポケモンスタンプラリー2011」と書いてあったので、中身を読んでみた。


 スタンプラリーの参加方法 
ステージ1 セブン-イレブンのお店を4つまわってスタンプを4種類あつめよう!
   あつまったらお店の人に台紙を渡して 「セブン-イレブン限定 ポケモンBW『ブラック&ホワイトシール』」をもらおう。
ステージ2 「ステージ1」と合わせて8種類あつまったらお店の人に台紙を渡して 「セブン-イレブン限定 ポケモンBW『ブラック&ホワイト イッシュ地方全キャラポスター』」をもらおう  

 何だかよく分からなかったが、とりあえずスタンプを4つ集めれば何かがもらえるんだろう。ポケモンなんて欲しくはないが、ひょっとしたら生徒の中には欲しがる者がいるかもしれない。その子のために集めてみるのも面白いかもしれない・・。などと言い訳が自分の中で出来上がったので、正々堂々と集める旅に出ることにした。と言っても、家に帰るまでの道すがら、セブン-イレブンに寄って行くだけのことだが・・。

 ここ数年で市内にセブン-イレブンが大増殖したおかげで、難なく4種類のスタンプを集めることはできた。


 少年と同じく綺麗に押せなかった店もあって、あまり良い出来映えではなかったが、店員さんに渡したら、認め印を押してくれた。それと同時に、「セブン-イレブン限定 ポケモンBW『ブラック&ホワイトシール』」をゲット!!!



これが果たしてすごい物なのかどうか、私には分からないが、コレクター心を刺激されたのだから、ステージ2まで進んで「セブン-イレブン限定 ポケモンBW『ブラック&ホワイト イッシュ地方全キャラポスター』」をもらおうではないか!と意気込んでいる。頑張るぞ!!!(スタンプを押せるのが、朝7:00~夜7:00までとなっているから、平日は無理だ。日曜日が勝負!)

 でも、いい年こいて子どもに混じってスタンプを押すのには、なかなかの蛮勇が必要だ・・。

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レンブラント展

 名古屋市美術館で開かれている「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」を見に行ってきた。


 レンブラントと言えば、かつてこのブログで何枚もある彼の自画像を集めたことがある。その時以来、もしレンブラント展が日本で開かれたら、ぜひ行きたいものだと思っていただけに、やっとその思いが叶ったことになる。
 今さっき美術館のHPを見たら、この展覧会の概要が次のように説明されていた。

 『レンブラントの魅力―それは何といっても光と闇の圧倒的な表現力です。この展覧会は、天才レンブラントが極めた明暗表現のすばらしさを伝えるべく企画されました。レンブラントは生涯を通じて、白と黒の芸術である銅版画に取り組み、明暗表現の可能性を追求しました。代表作である《病人たちを癒すキリスト》の高い完成度は、もはや版画の限界を超えた神業の域に達していると言ってよいでしょう。展覧会には93点の版画が展示され、中には、当時まだオランダに輸入されたばかりの貴重な和紙に刷られた作品が含まれています。そして、レンブラントが得意とする肖像画を中心に、11点の油彩画が展示されます。像主の威厳や憂いまでも表現する、光と影の巧みな演出は、静かな感動を呼び起こします』

 これを先に読んでおくべきだった・・。展示室に入って出るまで、その9割以上が銅版画だった。レンブラントがこれほどまでに銅版画の名手であったことをまるで知らなかった私は、少々面食らってしまった・・。黒と白ばかり・・。日本の浮世絵のように多色刷りではなく、モノトーンの版画であるため、如何に余白を明るい面として使うかに心を砕いたかが、見ていくうちに伝わってきた。光の魔術師とも呼ばれるレンブラントは、こうやって光を自分のものとしていったのかな、と分かったような感想をもてたのも自分としては嬉しかった。
 しかし、全体としての印象は、「これくらいだったらわざわざ見に行くまでもなかったのかな、向かいの科学館で開催されている恐竜展見に行った方が良かったかな・・」、という実も蓋もないものだった・・。でも、せっかくだから記念品を一つくらいは買っておこうと、自画像がプリントしてある葉書を買った。


 「私は恐竜の方がいいって言っていったのに・・」
 「絵はやっぱりダメだわ、私・・」
 美術館を出て、ブツブツ言う妻に、「じゃあ、来週の日曜は恐竜展だな」
と言ってみたら、
 「でも、『大鹿村』も見に行きたいんだけどなあ・・」
 「8月になるからお千代保さんにも行かなきゃねぇ・・」

 さあ、どうする?
 1週間ゆっくり考えよう!!

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ヤンスタで

松井秀喜、思い出の場所・ヤンキースタジアムで今季8号ソロ!
<ヤンキース2"3アスレチックス>23日(日本時間24日)
松井秀が古巣・ヤンキースを相手に本塁打を放った。「3番・指名打者」で先発出場すると、3"2と1点リードした7回先頭の第4打席。左腕・ローガンが投じた初球、真ん中やや外寄り93マイル(約150キロ)の速球を右翼スタンドに放り込む、今季8号ソロ本塁打。熱狂的ファンが多いヤンキースタジアムでは珍しく、09年にチームを世界一に導き、自らもMVPを受賞した松井秀へ本塁打を祝う拍手と歓声がプレゼントされた。

 GOGOメールが間を置かずに届くのは気持ちが良い。確認したのは早朝、寝ぼけ眼で確認して、気分良くまた寝入った・・。
 
 数時間後に目覚めて出かけた喫茶店で読んだ中日スポーツの記事には胸が熱くなった。

 『NYを愛した男がまたNYに祝福された-。アスレチックス・松井秀喜外野手(37)が22日(日本時間23日)、今季初めて古巣のヤンキースタジアムに登場。日米通算500号達成後の初試合で、ヤンキースからメモリアル弾を祝う“サプライズ演出”を受けた。昨季は同じ場所でワールドシリーズ優勝リング授与式、そして今年は500号の祝福…。敵軍の選手として破格の扱いに、松井の胸に万感の思いがこみ上げた。
 見慣れた光景、熱狂的なファン…。松井にとって今も“特別な場所”ヤンキースタジアムで、今年は予期せぬ祝福の嵐が待っていた。
 まずはかつての同僚が試合前に駆け寄る。7年間ともに戦ったジーターとポサダの生え抜きコンビだ。特に3000本安打を達成した親友ジーターとは、お互いの快記録をたたえ合い握手と熱いハグ。その様子は大型画面にも映し出され、球場はお祝いムード一色だ。松井は「おめでとうと言ってくれ、ボクも同じことを言いました」と満面の笑み。一方、ジーターは日米通算500本塁打について「500本を打つには長い間安定した活躍をしなければならない。マツイは大舞台で力を発揮してきた本物のプロ。一番好きなチームメートだ」と手放しで偉業を喜んだ。


 古巣からの祝福はこれだけで終わらない。1回の第1打席。松井が打席に入ると観客から割れんばかりの大拍手。さらにサプライズが待っていたのは1回終了直後だった。突如、500号達成の映像が大型画面に流れ始め巨人、ヤンキース、エンゼルス、アスレチックス時代の本塁打の映像が次々と登場。最後に「CONGRATULATIONS 500 CAREER HOME RUNS!」(おめでとう日米通算500号!)の文字も映し出され、また観客席から歓喜の声が響く。サプライズを演出したヤンキースの関係者は「観客の反応を見ると彼がここで愛されていることがよく分かるね」と感激。もちろん、松井も胸に熱いものがこみ上げた。「それはもう感謝の気持ちだけ。ありがたい」。短い言葉に古巣への思いが凝縮されていた。


 試合は3打数無安打ながら左翼の守備にも就き、NYのファンに元気な姿をアピール。松井にとって昨年のワールドシリーズ優勝リング授与式に続き、今季のニューヨーク凱旋も思い出深い最高の1日となった』


 涙があふれてきて、前の席の妻に見つからないか、ハラハラした・・。
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「太」と「大」

 夏休みになると、一学期までのまとめ教材を使うため、中学校の社会では全ての学年と言っていいほど、世界地図の問題が出ている。大陸名や海洋名、国名・山脈名・河川名などを答える問題は、基礎的知識の確認をするためには必須の問題であるが、毎年必ず気になるのが、「太平洋」と「大西洋」の「太」と「大」の書き間違いである。「大平洋」と書いたり、「太西洋」と書いたりする生徒が必ず何人かいる。そのたびに、「たいへいようは太平洋と書き、たいせいようは大西洋と書くんだぞ」と間違いを指摘しているが、昨日「なんで太平洋は「太」で、大西洋は「大」なんですか?」と訊いてきた生徒がいた。私も一瞬「何でだろう?」とひるんだが、少し考えて、
「太平洋は英語でPacific Oceanって言うんだけど、Pacificっていう単語は「平和」の意味があるから日本語に訳すときに「太平洋」としたんだと思うよ」
と答えた。
「じゃあ、大西洋は英語で何て言うの?」
「Atlantic Ocean」
「その意味は?」
「う~~ん・・、アトランタの海かな・・」
「大西洋って意味じゃないの?」
「そりゃそうけど・・」
と若干しどろもどろになってしまった。その場は生徒が納得したようだったので、それ以上つっこまれなかったが、少しばかり冷や汗ものだった。また同じような質問をいつされるかもしれない。その時また答えに詰まるようでは、塾長の沽券に関わる。授業が終わった後、早速ネットで調べてみた。いくつかの説があったが、読んでみて一番納得のいく説明が以下のものだった。

  『太平洋は英語で「Pacific Ocean」という。Pacificとは、平和・穏やかという意味がある。そもそも、太平洋を「Pacific Ocean」と名づけたのは、かのマゼランだ。 マゼランは1519年、南米最南端のマゼラン海峡を発見・通過した。荒れ狂う難海の大西洋と違い、太平洋は非常に穏やかな海だったため、この「Pacific」がつけられたのである。英語の「Pacific」を日本語へ訳すときも、同じ意味になる「泰平」を用いて「太平洋」となった。「泰平」も「太平」も全く同じ意味で、「太」は「泰」の略字である。  さて、一方の大西洋だが、こちらは英語で「Atlantic Ocean」。何故、Atlanticと名づけられたか明確ではないが、大西洋上にあったとされる伝説の大陸「アトランティス」からとったという説や、アフリカの北西端を海岸に沿って東西に走る山脈から名づけたという説がある。これがどうして、日本語で「大西洋」となったのだろうか?
 昔、中国ではヨーロッパのことを大西洋と呼んでいたので、太平洋と似ているし、海の意味である「洋」もつくので、使われ始めたという。中国語の太平洋は、もちろん海のことではない。また、ただ単に大西洋は西にある大洋という意味でつけたられたとする説もある』

 なるほど・・。「太平洋」の解釈はほぼ間違っていなかったが、「大西洋」には確たる説があるわけではないのか・・。こんな説明もあった。

 『大西洋は、ヨーロッパの人たちから見て西の海だからでしょうね。英語のthe Atlantic Oceanは、地球を支える巨人、アトラスの海というのが語源です』

 私には勉強になったが、子どもたちにこんな説明をしたところで、どれだけ面白がってくれるだろう。たとえ納得してくれたとしても、「そんなことどうでもいいから、「太」か「大」のどちらかに統一してくれれば良いのに」と文句を言う子もいるだろうな、きっと・・。


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「パコと魔法の絵本」

 WOWOWでしてあった「パコと魔法の絵本」を日曜日の夜見た。すぐに感想を書こうと思っていたのにこんなに遅くなってしまった。それは何もこの映画がつまらなかったからではない。見終わった感想は「よかった」と妻と言い合ったが、本当のことを言えば最初の30分くらいはかなりの苦痛だった。出てくる役者が誰が誰だか分からないほどこってりメイクで、しかも原色をメインにした背景がくどくて、何度か見るのをやめようと思ったほどだった。それなのに話しが佳境に至るまで無事見ることができたのは、携帯で配役を確認しながら、「え~~っ!これが??本当かあ!?」などと妻と二人で盛り上がっていたからだった・・。
 実際、次の写真を見ただけで、全ての役者の名前を言い当てるのは難しいだろう。



 役名とその特長を記しておくから、役者名と結びつけて欲しい。

大貫(ガマ王子) ・・入院患者。浩一のおじで大会社の会長。傲慢で乱暴者。悪態をつき、意地悪ばかりしているため、入院患者からは「クソジジイ」と呼ばれていたが、パコに出会ってから変わっていく。
パコ ・・入院患者の少女。交通事故の後遺症で、1日しか記憶が保てない記憶障害を持つ。両親は同じ交通事故で亡くなっている。
滝田(サカナ) - 入院患者。消防車に轢かれて怪我を負った消防士。人命救助を生きがいにしている。
龍門寺(ミズスマシ君) ・・入院患者。銃の暴発で怪我を負い、入院しているヤクザ。
木之元(ガマ姫・ガマ王子の母) ・・入院患者。ジュディ・オング好きのオカマで、子持ち。怪我は治っているが、賠償金を吊り上げるため入院を無理に延ばしている。
室町(ザリガニ魔人) ・・薬物依存症の入院患者。自殺癖が強く、その度に入退院を繰り返している。子供の頃は売れっこの子役だったため、大人の俳優になりきれないことを悩んでいる。
堀米(ヤゴ) ・・神出鬼没で掴み所のない謎の入院患者。空気が読めない。なぜ入院しているのかは不明だが、作中での医者 浅野との会話から精神疾患系での入院患者と推測される。
浩一(アメンボ・ガマ王子の家来) ・・大貫の甥で、雅美の夫。弱気で妻には頭が上がらない(所謂、恐妻家)。
雅美(沼エビの魔女) ・・看護師。浩一の妻で、大貫の甥嫁。悪魔のような性格で、ことあるたびに夫に噛みつく癖がある。金のため大貫に媚びを売る。浩一からは「雅美ちゃん」と呼ばれている。
タマ子(メダカちゃん) ・・強面で髑髏とバラのタトゥーを入れた、悪魔のような不良看護師。
浅野(タニシ)・・変装好きの医者。


阿部サダヲ、アヤカ・ウィルソン、役所広司、山内圭哉、加瀬亮、國村隼、小池栄子、土屋アンナ、劇団ひとり、妻夫木聡、上川隆也

 私は今見ても、完璧に言い当てることはできないような気がする・・。

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祝!500号!!

 まるで解消されない首の痛みに苦しみながらも、塾生を迎えに行って塾まで戻ったとき、メールが届いた。

大リーグ アスレティックスの松井秀喜選手は、20日のタイガース戦で、今シーズンの7号ホームランを打ち、日米通算500号を達成しました。

 おお、やっと打ったか。6号を打ったのはずいぶん前だったから、本当に久しぶりのHRだ。日米通算500号というのはイマイチ釈然としない記録ではあるが、一つの mile stone として意味のないことではないだろうから、とりあえず祝福しようと思った。ほどなくGOGOメールも届いた。

■松井選手が日米通算500号本塁打達成■
オークランド・アスレチックスの松井秀喜外野手が7月20日(日本時間同21日)のデトロイト・タイガース戦で日米通算500号となる今季7号本塁打を放った。2対2の同点で迎えた6回、先頭打者として打席に立った松井は、ボール1からの2球目、左腕・ビローの真ん中やや内角寄りのストレートをジャストミート。打球は右翼ポールを直撃する本塁打となった。6月16日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦で通算499号を放って以来、1か月以上の足踏みだったが、ついに記念の一本が飛び出した。この日のデトロイトは猛暑のために、試合前の練習を中止するほど。しかし3回の第2打席では満塁から投手内野安打で1打点をマークして、この本塁打と夏男・松井にとってはエンジン全開の合図だったようだ。
<場所>デトロイト、コメリカ・パーク
<飛距離>110メートル



 監督が交代した頃は、打棒復活!と大いに期待したものだが、守備などで疲労が蓄積したのか、ぱたっと打てなくなってしまい、前半戦は過去最低の記録で終わってしまった。

打率 .209
打点  34
HR  6

 こんな数字しか残せないなんて私はまったく予想していなかっただけに残念で仕方なかった。と同時に、やはりもうメジャーでやるだけの力はなくなったのか、とシーズン途中でアスレチックスから放出される可能性も覚悟していた。
 だが、後半戦が始まると、オールスターブレイクで体力が回復したのか、少しずつ輝きを取り戻しつつある。

07/15 4-1 1打点
07/16 4-1
07/17 3-1 3打点
07/19 4-2 2打点
07/20 4-3 3打点 1HR

5試合で打率.421 9打点 1HRと少し前とは別人のように勝負強さを発揮している。首位レンジャーズとの差が10ゲーム以上もある現在、もっと早く打ってくれたらよかったのに・・、と文句も言いたくなるが、今更そんなことをしても仕方がない。もうこうなったら1本でも多くのHR、1点でも多くの打点を稼いでくれて、少しでも溜飲が下がるように望むばかりだ。

 でも、一年前も同じような感じだったよな、たしか・・。
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