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たばこ

 たばこの品不足が続いているらしい。「らしい」というのは、私自身たばこを吸わないためまるで実感がなく、父からの話を聞いて何となく知っている程度だからだ。東日本大震災の影響なのかな、と思って調べてみたら、やはり

『東日本大震災で、タバコを製造する6工場のうち、栃木県と福島県の工場が被災した。タバコの葉を加工する工場、フィルターや包装材の製造工場も影響を受けており、安定的に製品を出荷できる見通しが立たなくなったという』

というのが一番の原因のようだ。従って国内産のたばこは品不足がなかなか解消されないため、喫煙者は外国産たばこにシフトせざるをえないらしく、私の父も「KENT」の1mgを吸っている。入院中は一切吸わなかった父だが、退院すると同時にまた吸い始めたため、時々家の中がたばこ臭くて仕方がなくなり、私も妻も閉口している。だが、酒は飲まずに過ごしているので、たばこぐらいは自由にさせようと、私たちは日々我慢している・・。

 たばこと言えば、火曜日のスポーツ紙を見て驚いた。

『10人組男性アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のメンバー(16)が未成年にもかかわらず喫煙していたことが分かり、無期限活動停止になった』

などという記事が載っていたのだ。新聞紙上に名前は載っていなかったが、携帯で調べたらすぐに名前が分かった。
「こいつもう戻れないよなあ」と、妻に訊いてみたら、
「たぶんね・・。でも、飲酒で謹慎になった子は復帰してるから、絶対にダメってことはないと思うけど・・」
「だけど、ジャニーズの子たちはみんなたばこを吸うのかなあ・・」
「若い男の子があんなに集まってるからね・・」
「そりゃそうだけど、事務所の管理が悪いんじゃないの?」
「芸能界だもんね・・」
「まあねえ・・」
 相変わらず妻は、ジャニーズ関係には寛大だ。ハロプロやAKBにはやたら厳しいくせに、ジャニーズには慈母のようだ。

 しかし、今時喫煙なんて流行らない。少し前だったらたばこを吸う中学生などざらにいたが、今は滅多にいない。高校生でも本当に少なくなった。タスポや値上げでたばこを簡単に買えなくなったのも大きな原因だろうが、たばこを吸っている姿がかっこ悪いと思う子どもが増えてきたのが一番の原因のように思う。禁煙教育の成果なのだろうが、そうした風潮に逆行するように、芸能人がたばこを吸う姿を時々TVで見かけるとがっかりする。時代の感覚からずれているぞ!と言ってやりたくなるが、彼らの住む世界では、何ら違和感がないのかもしれない。まあ、そうした場面を平気で映すTV局の感覚も信じられないが・・。

 塾にやって来た「Hey!Say!JUMP」ファンの女子中学生は、謹慎処分になったメンバーの行く末を心配していたが、ファンを悲しませるようではアイドルとは呼べないだろう・・。猛省しなくちゃね。
 と同時に、ジャニーズ事務所も将来ある若者を排除するのではなく、しっかり教育し直して復帰させるだけの責任は持って欲しい。もういつまでも単なるアイドル事務所のままではいけないだろう。若者を養成する教育機関としての自覚をそろそろ持たなくてはいけない。

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遮光ネット

 陽が昇り始めると、ベッドの横の窓から日が差し込み、暑くて暑くて、目が覚めてしまう。もっと寝ていたいのに、暑さに我慢ができず、起き上がってしまう。そのため、日中睡魔に襲われることもしばしばで、この先が思いやられる。クーラーを点ければ解決できるのだろうが、寝ている間にはあまりクーラーの冷気に当たりたくない。何かいい方法はないだろうか・・。
 そう思っていたら、NHK朝の番組「あさイチ」で役に立つ情報を教えてくれた。「農業用の遮光ネットが直射日光の熱を妨げる効果が高い」というものだった。500円ほどで窓枠を覆うだけのネットが買える、とのことだったので、昨日ホームセンターに行ってきた。
 
 確かに1m250円、幅が2mなので、500円で2m四方のネットが買えた。家に戻って早速取り付けてみたが、簡単にはいかなかった。いい加減な感じで止めただけになってしまったが、それでもなんとか形は整えることができた。

 

 はたしてどれだけの効果があるものか、楽しみだ。

 続いて塾舎の窓枠にも同じ遮光ネットを取り付けた。本当は窓の外に設置するべきもののようだが、2階の部屋ではそうは簡単にいかない。色々試してみたが、見た感じや取り付けの難しさにより、窓の外は断念した。その代わりに、窓の内側、ブラインドとの間に付けることにした。結局は手間もかからず、外見も違和感がないように付けることができたから、思い切って方針転換をして大正解だった・・。

 

 最初に一つ付けたときは、何も付けていない窓と比べると、日光の遮断具合が顕著に分かって、効果はかなりあるように思った。


 もう一つ付けたときは、部屋の中がかなり薄暗くなって、夕方のように感じられた・・。これなら冷房効率も上がり、暑い夏を乗り切れるだろうと、確信した。事実、その後クーラーを点けたら、かなりよく冷えた・・。

 この夏、本当に電力不足に陥るのかどうか、疑心暗鬼な私だが、無駄を省いて損はないのだから、いいと思ったことは実践していこうと思っている。



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病膏肓・・

 私の葉っぱ集め、とうとうオークションにまで手を出すようになってしまった。
 それまでは、観葉植物専門店のHPをいくつかたずねて、何かいい物はないかと物色することで満足していたが、あるときひょっとしたら、観葉植物もオークションで売られていないのだろうか、と閃いた。半年ほど前に「昭和の鉄道模型をつくる」を初めてオークションで落札して手に入れていたから、ある程度仕組みは分かっていた。そこで、Yahoo オークションのHPに行き、「観葉植物」で検索したら、驚くほど多くの観葉植物が出品されているのが分かった。まさに楽園・・。うっとり眺めているだけでも幸せな気分になれた。
 だが、どうせなら手に入れたい。珍しい物や驚くほど安価な物もあって、なかなか候補を絞り切れなかったが、悩んだ末、「アフリカンプリンス」「キングパーム」「ウンベラータ」の3本に入札してみようと決めた。
 でも・・・、問題は妻だ。「タンスを動かすまでは、新しい葉っぱは買わないで」ときつく言い続けている。間隙を縫って、いくつかは買い足してきたが、私自身もタンスや本棚を移動させてからじゃないと、これ以上増やせないなないな、という気はしていた。だが、もう入札する物を決めた以上後には退けない。まずは本棚を移動させることで、妻にアピールしてみようと作戦を立てた。


 「新古典文学大系」100巻を書棚ごと塾舎に移動した。と言っても私一人の手作業だけに、かなりの時間がかかった。でも、そのおかげで少しさっぱりした。日中は窓から日が差し込むようになってかなり明るくなった。気持ちがいい。


 さっそく妻に打診してみた。
「こうやってタンスも動かすから、オークションで落札してもいいかなあ?」
「・・。ちゃんと移動させてくれるならね・・」
「分かった。約束する!」
 案外簡単に話がまとまった。喜び勇んですぐにオークションに入札してみた。

  
 
 早くも1つ落札できた。アフリカンプリンス!!


 残りは1日後に結果が出る。頑張るぞ!!

 でも、問題はタンス・・。見れば見るほど大きい。とても一人では運べそうもない。どうしよう・・。
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薄明のなかで

 日曜日の夕方、珍しく自室でぼんやりしていたら、薄暗い部屋から窓の外がほんのり明るいのに気づいた。もうとっくに日が落ちたと思っていただけに、意外な贈り物をもらったようでうれしかった。
「マジックアワーだ・・」
夕焼けはしていなかったが、薄明の中でゆるやかに風にそよぐ葉っぱたちの姿を写真に収めてみた。




 どうしても大きなクワズイモの葉が目立ってしまうが、きっと南国でも多くの仲間たちが夕闇迫る頃には明日の光を待ち望んで天を仰いでいることだろう・・。
 トロピカルな佇まいも、今の季節にはお似合いだ・・。
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どこでもドア

 小笠原諸島が世界自然遺産に登録されることになった。「大陸と一度も地続きになっておらず、独自の進化をとげた動植物が多いことなどが評価された」のだそうだ。これで国内の世界自然遺産は、1993年の屋久島(鹿児島)と白神山地(青森、秋田)、2005年の知床(北海道)に続き4件目となるが、めでたいことだ。


 この小笠原諸島、東京湾から南に約千キロ離れた大小約30の亜熱帯の島々で、公共の交通機関は東京から片道25時間半の船だけしかないらしい。絶滅危惧種も多く生息する地域だけに観光客が押し寄せ、自然環境に悪影響を及ぼすことが危惧されるが、これだけ行くのに時間がかかると、おいそれとは行けない気がする。「どこでもドア」があれば別だが・・。

 と、ここまで考えてはっと思い付いたことがある。
「どこでもドアってドアを開けば行きたい所とつながっているけど、その行きたい所はどうやってどこでもドアに教えるんだろう?」
 行き先を声に出せばいいんだろうか?それとも何か行き先を入力する装置でもあるんだろうか?考え始めたら、知りたくて仕方がなくなってしまった・・。
 
 一番手っ取り早い方法は、ドラえもんに詳しい娘に電話して訊くことだが、いつも忙しい娘を煩わせるのは気が引けるし、アホなこと考えてるなあ、とバカにされるのもイヤだった。ならば、「ドラえもんひみつ道具大事典」とかいう本を娘が持っていたような気がしたので探してみたが、残念ながら見つからなかった。仕方なく、最終手段の Wikipedia に頼ることにした・・。

【どこでもドア】
片開き戸を模した道具。目的地を音声や思念などで入力した上で扉を開くと、その先が目的地になる。
ドアのノブに意志読み取りセンサーが組み込まれているため、場所の指定は「いつもの空き地」と言えば野比家の近所の空き地になったり、「どこでもいいから遠く」と言えば適当な場所になるなど、曖昧な指定が可能。また、のび太がしずかの家へ行こうとすれば、のび太の気持ちが読み取られて行き先が風呂場になったりもする】

 余りに的確に私の疑問を解決してくれたので驚いてしまった・・。そうか、そうなのか・・。のび太もなかなかの妄想家なんだなあ・・。

 でも、こんなに便利な物が本当にあったらいいだろうなあ・・。

 
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和菓子

 急に暑くなったと思ったら、いきなり35℃・・・、イヤになる・・。これだけ暑いと節電にたいする意識も萎んでしまう。
 だが、私はさほど酷暑だとは思わなかった。というのも、和菓子屋を営んでいる塾生の家から、涼味たっぷりの饅頭を頂戴したからだ。


 「冷蔵庫で冷やしてから召し上がってください」
と親切な一言に従って、すぐにでも食べたい気持ちを半日抑えた。「もう限界!」と思いながら包みを開けた。さあ、どれから食べよう。

 

 ツバメが飛んでる!!びっくりした。色合いも見事だ。西洋料理で皿をキャンバスに見立てて絵を描くように盛りつけるシェフを見かけたことはあるが、これらの饅頭は一つ一つが小宇宙だ。見惚れていたら食べるのが惜しくなった。

 

 こちらには鮎が泳いでいる。その横には紫陽花が咲いている。おお、一番右は青梅だ・・。今の季節を寸描したようで、青葉の香りが漂ってきそうだ・・。本当に食べてしまうのが勿体ない。

 しかし、甘い物好きの私には色気より食い気・・。惜しみながらもついつい食べてしまった。
「おいしい!!」
 さすが市内一の老舗の和菓子屋。上品でいながらも甘みの勘どころはしっかり押さえてある。感服した。
 
 一気に二つ食べてしまったが、ふと我に帰って、「また明日にしよう!」と思い直した。8個くらいぺろっといけそうだったが、楽しみはゆっくり味あわねば・・。
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ミサンガ

 スーパーで見つけたのは、KIRN 「午後の紅茶」に付いたおまけのミサンガ。6種類あった。

 売り出しで大量にペットボトルがあったが、その1つ1つにおまけが付いていて、まさに「持って行け!」状態だった。「じゃあ、もらってくよ」と遠慮なしに6種類を揃えてみた。
 「紅茶を笑顔のきっかけに。
  その願いを込め、
  午後の紅茶とQ-pot.がつくったミサンガです」


 ミサンガというものは、何か願をかけ、それが叶うと切れて外れる、という言い伝えがあったような気がするが、今でも時々足首に巻き付けている子がいる。見かけるたびに、
「何か願い事があるの?」
と尋ねてみるが、一度もはっきりした返事をもらったことがない。どんな願い事か他人に教えたら、せっかくの願をかけても叶わなくなってしまうのだろうか・・。
 
 私の主目的は6種類集めてこのブログに載せることであって、「午後の紅茶」を飲みたいと思った訳ではない。どちらかと言えば、「紅茶花伝」の方が好きな私であるから、あえて飲まなくてもよかったが、せめて2本くらいは責任をとって飲もうと、「ミルクティー」と「おいしい無糖」を選んでみた。
 「おいしい無糖」というものは初めて飲んだが、1回飲めば十分だと思った。何の工夫もないストレートティーを飲んだような感じで、これなら伊右衛門か烏龍茶を飲んだ方がずっとおいしいと思った。
 「ミルクティー」は逆に甘すぎた。一口飲んで、「あまい!!」と叫んではき出しそうになったが、後味がいつまでも口の中に残って、ちょっと勘弁してほしいと思った・・。甘ったるい・・。

 「午後の紅茶」に浮気はできないようだ。やっぱり「伊右衛門」一筋で行くべきだな・・。

 せっかくだから、しばらくミサンガを付けてみることにした。選んだのはこれ。葉っぱが描かれているのが気に入った。


 願い事は内緒・・。
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「戦争と文学」(2)

 ⑧巻「アジア太平洋戦争」から、太宰治「待つ」と川端康成「生命の樹」を読んだ。
 太宰の短編は青空文庫にも収録されているが、私は初めて読んだ。太宰の短編は「逆行」が一番だと思ってきた私だが、この短編を読んで少しばかり確信がぐらついた。内容は、二十歳の娘が毎日駅へ誰かを迎えに行き、ただじっと待っていると時の心情を独白しているといったものであり、誰を、なぜ待っているのか皆目分からない。実際のところ誰も待っていないのかもしれないし、待つというのは己のそこはかとない思いを糊塗するための言い訳なのかもしれない。だが、そんなことはどうでもいい。私が驚いたのは、畳みかけるような迫力で全文を一気に読ませてしまう太宰の文章力である。太宰と言えば、自己陶酔したような生き方とともに、どこか斜に構えた文章がいやらしくもあり魅力的でもある作家だと思ってきた。その最たるものが「逆行」であり、

「ことし落第ときまった。それでも試験は受けるのである。甲斐ない努力の美しさ。われはその美に心をひかれた。今朝こそわれは早く起き、まったく一年ぶりで学生服に腕をとおし、菊花の御紋章かがやく高い大きい鉄の門をくぐった。おそるおそるくぐったのである」

という書き出しで始まる「盗賊」は私の太宰像を象徴する文章であった。しかし、年を取って読み返すたびに、その文の醸し出す雰囲気は決して色あせることはなかったものの、なんだか学生崩れの世間知らずの殴り書きのようにも思えてきて、少しずつ評価が下っていった。それと比べれば、この「待つ」は、訳の分からぬ内容ながらも読者を引きつける力があるように思う。それを可能にしているのが太宰の文章の力であり、私はこの短編を読んで、初めて太宰が才能豊かな作家であったことを知った。それだけでも、この『戦争と文学』を読み始めた意味があったと思う。

 川端康成の「生命の樹」は、30ページほどの作品であり、筋立てもしっかりしている。おおざっぱにまとめれば、
 「特攻隊員として出撃していった男性に殉じようという思いを秘めた女性が、生き残った特攻隊の同僚隊員とともに、焼け野原になった東京に住む遺族の元を訪れるという話を縦糸にしながら、過去を振り返りながら、漠とした己の行く末を思う・・」
といった内容である。
 川端の小説は主だったものしか読んだことのない私だけに、日本の古典美に沈湎していただけの作家だと浅はかにも思い込んでいたが、この小説を読んでイメージが変わった。

 「あの木を見ろよ」
 「どの木・・?」
 「焼けた木に、芽を吹いている」
 「ああ、あれ・・、ほんとう」
 街路樹だった。枝はことごとく焼け折れて、炭の槍のように尖った、その幹から、若葉が噴き出しているのだった。若葉はぎっしり、重なり合い、押し合い、伸びを争い、盛り上がって、力あふれていた。
 篠懸か銀杏かはわからない。そういう木々が整列しているのだった。どこかはわからない。広い舗装道路が、真直ぐに通じているのだった。焼けただれた街に、自然の生命の噴火だった。

 力強いメッセージだ。廃墟の中からも新しい生命が芽吹いてくる感動、川端はそれを伝えたかったのだろう。
 
 震災の地にもこうした「生命の樹」が見つかるのではないだろうか・・・。見つかるといいなあ・・。

 
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English Textbook

 ずっと取り組んできた、一太郎を使っての数学のテキスト作り、やっと3学年とも上巻が完成した。「習うより慣れろ」の方針と言えば聞こえはいいが、行き当たりばったりのいい加減さで突き進むうちに、一太郎もなんとか以前のオアシス並みには使えるようになった気がする。一太郎の存在に気づかず、あのままワードに拘っていたら、今頃半分もできていなかっただろうとゾッとする。一瞬のひらめきが功を奏したわけだが、一太郎の使い勝手の良さにはただただ脱帽する。マイクロソフトに負けないで、「日本語ワープロソフトは一太郎を標準にすべきだ」と私は推奨したい!!
 
 だが、ここで一息入れるわけにはいかない。数学テキストはひとまず休憩するとして、今度は英語のテキストを作らねばならないのだ。新指導要領の導入に伴って、教科書が全面改訂されるため、塾で使う英語テキストも全面改訂しなければならない。平成24年度から使われる新しい教科書がいつ公表されるか、少し前から注目していたが、先週の土曜から市内の図書館で展示されているとの情報を得たて、早速図書館に出かけた。
 教科書が改訂されるたびに、新しい教科書のコピーをとって、それを元に中学3学年分の問題集を作ってきたが、今回の改訂は7年ぶりとあって、以前どんな手順で教科書のコピーをとったものか、全く記憶になく、昨日図書館に行ったときも、ちょっとドキドキしていた。果たして貸してもらえるだろうか・・。
 
 玄関を入ってすぐのホールに教科書が展示してあったのには驚いた。しかも、展示開始から1ヶ月間は貸し出しができないとの注意書きも添えられていた。
「そうか・・。でも、コピーはさせてもらえるのかな・・」
と恐る恐る係の人に尋ねてみた。
「はい、コピーはしていただいてもいいですよ」
おお、それはラッキー!でも、一冊丸ごとコピーしてもいいのかな?尋ねてみたら、
「著作権の問題があって、1冊丸ごとはちょっとご遠慮願っています。半分くらいなら・・」
「じゃあ、今日は半分にしておいて、次に来たときに残りの半分コピーするっていうのは大丈夫ですか?」
「それは、なんともお返事できかねますが・・」
「分かりました。内緒でそうします」

 同じフロアーにコピー機が置いてあった。一枚10円。硬貨しか使用できないため、硬貨は500円玉一枚しか持っていなかった私は、
「両替してもらえますか?」
と尋ねた。
「できません」
不親切だな、と思ったが、公立図書館だからこんな対応も仕方のないことだと諦めて、とりあえず500円分だけコピーすることにした。

 さあ、また新しい作業が始まる。数学のテキスト作りと比べれば、ずいぶん楽なものだが、間違いが多くては訂正するのに時間がかかってしまってかえって面倒だ。。決して気を抜かずに集中していかねば!!
 ちなみに中1の最初のUnit(New Horizonでは、Lessonとは言わずにUnitという)の文章は次のよう・・。

Hi. I'm Sakura.
Hi. I'm Becky.
Nice to meet you.
Nice to meet you, too.

 こんなの載せると著作権の侵害になっちゃうのかな・・。

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あおる

 昨日の朝、喫茶店で中日スポーツを読んでいたら、こんな見出しを見つけた。
 『SMAPデビュー20周年企画 聖地・西武園で無料イベント開催』
「何だこれ?」
と妻に尋ねたら、
「えっ?そうなの・・」
と言いながら、新聞を奪い取った。
「知らなかったのか?」
「昨日はお昼からPC開かなかったから・・」

 『今年デビュー20周年を迎えた人気グループSMAPが、ファンへの感謝と被災地支援の意味を込めてスペシャル企画を行うことが19日、分かった。「SMAPファンミーティング2011」と題し、8月14日から全国でファンミーティングを開催。9月9日には91年に伝説的なデビューイベントを行った埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで無料イベントを開く。また、8月17日にグループ初のファン投票で収録曲を選ぶアルバム「SMAP AID」を発売する』 
 『SMAPファンミーティング2011は「ファンに感謝の気持ちを伝えたい」というメンバーの意向で決まった。目玉は9月9日の「アルバム購入者対象 1万人無料招待イベント」。会場の西武園ゆうえんち「波のプール」は、91年9月8日にデビューシングル発売記念イベントを行ったSMAPの原点だ』
 『また、8月14日の福岡サンパレスを皮切りに全国4カ所でファンクラブ限定イベントを行う。節電も考慮して、普段のドーム級コンサートとは違い、4会場8公演で1万5000人程度の動員で、1公演平均約1800人という小規模開催を予定する。内容は未定だが歌唱コーナーも設けるという。チケットは3500円で、収益すべてが義援金として寄付される』

「これは絶対行かなきゃね」
「そうだけど、チケット取れないよ」
「何言ってるんだ、これに行かなきゃスマヲタ名乗れないぞ」
「だって1800人でしょ。少なすぎる・・」
「少ないからいいんじゃないか。小さな会場なら距離も近いし、握手や話もできるかもしれないぞ」
「・・・」
「無料の方は、CD買えばいいんだろう?箱買いだな、もちろん」
「・・・」
なんで私がこんなに熱を入れなくちゃいけないのか、よく分からなかったが、なんだかんだ言っても、チケット取りに奔走するに決まっている妻に、「何でもOK」の意思表示をしておいた方が動きやすいだろう、と思ったのは確かだった。それと、どんな手を使ってチケットを手に入れようとするかを見ているのも結構楽しいから・・。
「外れてもオークションて手があるだろう。ダメならそこで買えばいいじゃん」
「今はチェックが厳しいから、簡単にはいかないけどね・・」
「何言ってるんだ、気合いだ、気合い!!」
最後は訳の分からぬ言葉で終わってしまったが、後になってネットニュースで調べたら、 

 『8月中旬から福岡、札幌、神戸、名古屋でファンクラブ限定の「ファンミーティング2011」を開催。1日2回公演で歌やトークなどを身近な距離で披露する。9月16日には初の海外公演となる北京公演も控えており、20周年イヤーは多忙な幕開けとなりそうだ』
 
ということが分かった。これも妻に教えてやったら、かなり気合いのこもった顔をしていた。
「福岡、札幌、神戸、名古屋・・」
そう呟く妻を見ていたら、きっとチケットを手に入れるような気がしてきた。今まで、「厳しい!」と言いながらも、必ず手に入れてきた妻の神通力なら、必ずや狭き門をこじ開けることだろう・・。
 
 
 「北京には行かない」と以前は言っていたが、その気持ちに変わりはないだろうか・・。


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