テフロン加工深型のフライパンの傷が目立ち始めて、新聞折込広告の安売りを見た女房が買って来てと言うので買って来たが、IHとガス兼用の物だった。
使い初めは海老チリ、水溶き片栗粉でとろみをつけてネギのみじん切とごま油を加えた仕上げのフライ返しがまともに返せないのだ。海老を炒めている時も何となく返し難いと感じていたが、とろみがつくと更に困難になり、底の角が鋭く立上っているので、すべりが悪くここにひっかかってしまうのだ。
自分が習った料理教室の先生は「中華料理でIHコンロは、フライ返しの時鍋がレンジから離れた瞬間に熱源から遮断され、これが最大の欠陥」も思い出し、また底は平らでも角にR(丸み)のあった従来のガス用なら何の問題もなかったが、チョッとした角で・・・自分の腕が未熟なのだと言われてしまった。
一週間程経過した今日、生鮮食料品を買いにイトーヨーカドーへ行ったので、まっ先に台所用品売り場でフライパンを見てみた。先日買ったメーカーの物は無かったが、何種類かのメーカーのIHガス兼用器もあって、全て底からの立上りは緩やかなRで加工されていた。
中華にフライパンを使う事自体が間違いなのかも知れないが、自分が買った安売りのIHガス兼用器具は角があって不人気のメーカー処分品だったのではないだろうか。
鉄製の中華鍋は滅多に使った事が無いと何時の間にか捨てられてしまったし、またもや貧乏人の銭失いをしてしまったが、改めてRのある深型フライパンを買う事にした。