孫達は冬休みの一時帰宅を終えて、新幹線が大好きな男組の希望でつばさとの連結を見学して、そのまま9:23発やまびこ128号で宇治市へ最後の自主避難先へ向かった。
三学期を終え戻って来る事にはなったが、事故直後とあまり除染効果の無い汚染量と生活の拠点、子供達の主な遊び場公共施設こむこむの放射線量平均0.32μSV/hにも疑念を抱き、また原発の状況も宇治の避難者へは報道以上の尾ひれが付いて届いている様子で、娘自身は今も戻る事に一抹の不安があり「住宅使用期限が二年延長されたので、傷の付いた燃料棒の取出しで再び事故も・・・引越しは夏休みまで延期かな?」と言って乗車したが「中途半端ではダメだ、早く帰って来い」と釘を刺してやった。
原発は何とも罪作りで憎い!