ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ごぼうと牛肉のしぐれ煮

2014年01月28日 | 男の料理
           
ごぼうを軟らかくなるまで煮ると牛肉が硬くなってしまい、これまでどうしても巧く出来なかったこの料理、今朝のNHK-TV「あさイチ」でその秘策を伝授していたので、早速夕食のおかずの一品として挑戦した。
①油を引いた鍋に牛肉を入れ、肉が焼きつかない様に火加減を調整しながら八分目まで炒め、砂糖・酒・醤油・生姜の千切りを加えて更に炒めて肉に味が染込んだら肉を取り出す。
②肉の煮汁が残った鍋にさかがきごぼうを入れ、ごぼうを晒して灰汁の出た水をごぼうの八分目位まで入れ、砂糖・酒・醤油を加えて落し蓋をして弱火で汁気が極少量になるまで煮る。
③取り出した肉を加えごぼうと混ぜ合せながら2分程度煮て火を止め、しばらくそのまま放置して味が染込んだら完成。
軟らかい肉と硬いごぼうに分けて煮込むところがポイントで、日本料理の先生から習った「筍と蕗の炊き合せ」、旬の味を損なわない様に筍・蕗・生わかめ・薩摩揚げをそれぞれ別鍋・別味付けで煮て盛り付けで合わせる日本料理の繊細な極意。これに準ずる応用でもありチョッと頭を捻れば、今まで気づかなかった自分がお粗末だった。