ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ひじき煮

2014年01月16日 | 男の料理
          
ひじきにも旬があるのかは不明だが、例年この時期になると市内では唯一福島駅ピボットの鮮魚店北辰に長崎産の極太の軟らかい生ひじきが現れ、今年もまたおふくろの味“ひじき煮”を作った。
油揚げ、さつま揚げ、干椎茸、糸こんにゃく、人参、ごぼう、青豆の具たくさんで主役のひじきが脇役になってしまったが、出汁は厚鰹節で採った醤油以外は化学調味料等不使用の健康食品だ。
食料難時代を体験している自分はこれ一品だけでもご飯のおかずに不足はないが、愚息は今も避けて通るし、三年前は孫達にも拒否されてしまった。
食文化伝統のおふくろの味の数々も、我々年代で何れは消滅と思うと何とも寂しくなってしまう。