ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

そば研究会へ復帰

2009年09月26日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                   
体調不良から長期間休んでしまった福島手打ちそば研究会の例会に四ヶ月ぶりに参加した。何時も心にかけている早目の到着は二番目になり、4人に集まった所で準備を開始した。倉庫の鍵を事務室から借用すると名札が新しい物に変わっていて時の経過をフッ!と感じて、その事もあったが、朝から“勘”は果たして取り戻せるかとても心配だったので、皆んなの打ち方を十分に観察して一番最後の順で打った。
今日の粉は塩川産(会津と飯館産(阿武隈山地)の何れも夏新そばの荒挽きブレンドと説明があり、新そばを味わうには的を得た挽き方だと勝手に解釈。さすが製粉者はベテランと心の中で感謝した。500gを外一(つなぎ粉一割)で打った。水は270g±との事だったが、敢て計量ではなく280CC+振り水で「この水回しが復帰の鍵だ」と念じながらスタートした。手先は思った以上に頭の指令より先に身体が動く、1段階のフレーク状の粒もベストに近い、練りも無事通過して延しも予測以上の上出来だったが、切りはあい変らずヘタクソ。しかし一番心配して臨んだ“勘”も7年の蓄積が身体に染付いていたのだろうか、難無く甦った感じがして嬉しかった。
夜、今が旬のエンゲン・さつまいも・海老の天ぷらを揚げて四ヶ月ぶりに自分の打ったそばを堪能した。麺の光沢と星(甘皮)のバランスも絶妙で、欲を出せば香りはイマイチかな?とも思えたが、久々に旨いそばに巡り合った。

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