ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

郡山青葉教室43回目

2011年02月13日 | 手打ち蕎麦打ち
            
昨日研究会で使った粉“常陸秋そば”に続き、今日の福井産の粉(銘柄は不明)も大変品質が良くて久々に素晴しい粉に出会った。全国的に今シーズンも昨シーズンに続き不作で平年の60%と聞いていたが、地域によっては品質の良い物が収穫出来た様だ。
この粉を10割で打つ、初めての粉と聞き生徒達は躊躇していたが、先生の解説で不安を解消したのか2人が手を出した。“水回し”では当然“切り”の最終段階でも強い香りがでると大喜び、こんな良質な粉に出合う事は滅多に無いので自分も打って見たいと思った。
今日で二回目の老齢の生徒の担当は菅野さんになったのでホッとしていたら、延し台へ移動する僅かな瞬間に何故か担当が反転して自分に回った。前回に続き二度目の“延し”だったが、相変らずこれ程までに手先が不器用な人も初めてで「私はペンを持つ仕事しかしなかった」と弁解していたが、年令は間もなく70歳になるそうだ。自分より5歳位は先輩と観察していたが、自分は1つ上だし、他人が見れば自分もこんな老人に見えてしまうのだろうか?・・・・何とも不安が募る。
            
今朝の福島民報にこんな記事が掲載されていた。
記憶は定かでないが1~2年前に「大熊町の古民家の屋根裏から天保年間のそばが見つかった」と紹介されたが、今回は山形大学で鑑定の結果間違い無く天保年間に収穫されたそばで、これを山形市内のそば職人達が栽培に成功して「山形だけで味わえる“幻のそば”として売り出し中」だそうだ。これで商売が繁栄するかは素人の自分には判らないが、何れにしても学術的に価値が無かったのか、福島の貴重な資源流失は大変残念に思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿