ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

手打ちそば「やなぎや」

2016年08月03日 | 手打ち蕎麦打ち
              
   
今日飯坂電車への乗車を楽しみながら、先日福島民報新聞の付録情報ナビTimeで紹介された終点飯坂駅一つ手前の花水坂にある手打ちそば「やなぎや」へ行って来た。
明治時代に建てられた商家を改築したと云う店内はもとより、手入が行き届いた日本庭園と広大な屋敷とショーウィンドに掲げられた“柳屋本店”と云う歴史を感じさせる木彫りの看板からも豪商であった事を伺わせる雰囲気満点のそば屋だった。
もりそばと天ぷら税込み980円を注文したが、会津のかおり二八のそばは、手打ちでは限界と思える程の細切りで、師匠のそばと比べれば柔らかく、半月もすれば新そばが出るこの時期(玄そばの劣化速度は米の二倍)にしては合格。そして何より関心したのはサービスで添えられた小鉢のそばがきの天ぷらで、一口で口に入る薄く楕円形の衣がカリッと中はねっとりとした“そばがき”は新たな食べ方で何よりの収穫になった。
帰る間際には店主も気が付かれた様子で、親しい間柄でもなかったし商売の妨げになってもと二~三言葉を交わして店を後にした。

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