ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

秋刀魚の煮付け

2011年09月28日 | 男の料理
  
                    
北海道の漁場は大漁だそうで、漁港では水揚げ場所が無くなり漁船は24時間出漁停止と今朝のTVニュースで放映されていた。こんな事も無縁ではないのか新聞折込のスーパーでは一尾78円で、これまで98円は2~3回見かけたが最安値だ。
貧乏なのにおふくろは何故か木箱一箱買って、何時も大鍋いっぱに“梅干し煮”を作っていた。骨まで柔らかくて丸で缶詰、食料難の時代で数日間は最高のご馳走だった。
何と言っても塩焼きが一番美味いと思うが、この時期になると味も落ちて、何よりも郷愁に駆られて、家族からはあまり歓迎されないが、自分も毎年おふくろの味秋刀魚の煮付けを作ってしまう。
10尾買って今回は“秋刀魚の磯辺煮”にした。これは一口大に切った出汁昆布を鍋底に敷き秋刀魚を乗せ、生姜・酢・酒と水を加えて約1時間半弱火で煮て、更に醤油と砂糖を加え30分程で完了。
煮込んでいる間の時間が無駄なのでその傍らカレーを作った。カレーも種類により自分好みのスパイス配分も何とか見え出せて、今回は“豆カレー”に挑戦した。豆も本当は水に戻した生の方が旨いのだが、秋刀魚を買っている時の思い付きだったので、時間短縮でミックスビーンズ缶詰を使った。実食は何時もの通り一昼夜熟成してから。

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