ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

甘酒

2016年11月16日 | 男の料理
 
「お粥が変に甘くて気持ち悪い」と孫達は完全に拒否、娘も「飲まなくてもいいかな」と今や爺婆専用の飲み物になってしまったが、この時期になると郷愁に駆られてつい作ってしまう。
お袋は薪釜で作って厚い布で何重にも包みコタツの隅に入れていたが、今は電気釜で簡単に作れるようになった。
「甘酒は麹菌の醗酵ではなく、麹菌が作り出した酵素によって米の澱粉が分解されて糖分になることで作られ、甘酒作りに必要な温度は酵素の良く働く5~60度で70度を越えると酵素が壊れ、電気釜を保温モードにして蓋を開けたまま布巾をかけて60℃に保ち8~9時間で出来上がる」とネットのレシピには記載されて、毎回5合炊き釜に麹500gともち米1合のお粥を混ぜ合わせて60℃のお湯をタップリ張って作っている。
蓋を開けたままで保温状態が何度で保たれるのか分からないので、今回も温度計で監視しながら、鍋底と表面では6~7℃も温度差がある事からほぼ1時間毎に混ぜ合わせると同時に“保温”の入り切りを繰り返しながら平均62℃を保ち、朝9時にスタートして寝る前の10時で完成させた。
試飲の結果は一応成功。砂糖にも無い独特の甘さが孫達の口には合わないらしいが、自分には何とも堪らない風味は一週間は存分に楽しめるかな。

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