ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

福島市近郷の逸品

2016年12月11日 | 男の料理
 
大正末期の頃に岡部地区が発祥の地とされる“信夫冬菜”と立子山の“凍豆腐”にじゃが芋の味噌汁と川俣扇田食品の“がんもどぎ”と信夫冬菜の煮物が今夜のおかず肉団子の脇役だ。
信夫冬菜は今が旬で小松菜に似ているが品種は全く異なりとても柔らかく癖が無く、卵とじや煮物にしても美味しく食べられる。
雪を被る度に甘味と美味さも増して、子供の頃は親父が栽培した物を雪の中から掘出して食べていたが、素人百姓をしていた時は自分で栽培、冬を越して春先の茎立ち寸前の物が一番美味かった。
農家の副業立子山の凍豆腐は地球温暖化が進み氷点下になる事が少なくなって、今は主に冷凍庫で凍らせてしかも輸入品の大豆?は正直昔の味は無く、我が家では自分だけが好んで食べる郷愁の一品になった。
がんもどきは他社製品の3倍もして高価だが、具材も多量に含み大豆も確かな国産品。青ばた豆腐やそのおからも日頃の食材には欠かせない逸品で、扇田食品の数ある品々は他人様へお勧めしても決して間違いの無い優れ物だと思う。

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