ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

そば打ち奉仕(菊の里)

2007年07月05日 | 手打ち蕎麦打ち
福島手打ちそば打ち研究会の奉仕活動、今日は二本松市にある知的障害者更生施設「菊の里」へ9人で訪問して、入所者と父兄のみなさんも交えてそば打ち体験と9人で打ったそばの試食会をしてきた。
             
                        そば打ち体験
身体にも何がしかの障害を持っているので程度に応じて交代で体験、この日を大変楽しみにしていたとかで皆んな真剣に中には何度も挑戦する人も数人現れて、直接の担当ではなかったが、この奥(窓側)に試食用に3台の打ち台をセットした作業のサポートをしながらも、皆さんの喜びが大きく伝わってきた。
             
                    給食(昼食)に併せた試食会
実際は使用せず廃棄したが、訓練生には「体験で打ったそばも混じっている」と説明して父兄、職員の皆さんと一緒に試食していただいた。給食担当の調理師さんの説明によれば、そばもメニューにあり通常は残してしまう人もたくさん居て、また中にはご飯の様に細かく裁断しないと受け付けなかった人にも、試しにそのまま出してみたが全員が少しも残さず完食してしまったと感激していた。そしてどんなメニューでも全員が完食したのは初めての出来事で、自分が関った(作った)と云う精神的な事が一番の要因だったと、施設長さんも興奮気味に感想を述べられていた。
我々のリーダーも嬉しくなってしまったのか、終了後は大幅な遠回りをして岳温泉で牧場直営の“アイスクリーム”を、土湯温泉では“こんにゃくのおでん”アンナガーデンで“コーヒー”更に八夢に立ち寄り後日の反省会の予約まで済ませ、14;30の予定が17;30に帰宅した。こんなチッポケな事が少しばかり社会に還元出来て、自分達もお互いに喜びを分かち合う事が出来た最良の一日だった。

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