2月15日深夜の記録的な大雪に耐え切れず折損したNTD-3040(40/30mDP)通称ハエたたきの補修工事を実施した。
若い頃は自力で出来たが、40才頃から高所作業が苦手になり以後は全てプロに依頼、今回お世話になったSさんはCD-78Jrの時からお願いしている。
補修部品のエレメントパイプ三本とトラップコイルにキャップの交換もあり所要時間はほぼ2時間半。地上で折損した片側エレメントの補修を終え、タワーに添って両エレメントを垂直に立てかけて結合、全て一人で、熟練した神技には毎度の事ながらただ感心するばかりだった。
このANTを選択する時、従来のトラップタイプTD-3040の何れにするか散々迷ったが、今回の数十年ぶりの大雪さえなければこのNTD-3040で正解だった。
40mもメーカー仕様よりも広帯域で拡張された7.200MHzまで問題無く使用可能で、前に使っていたミニマルチの40/30m短縮DPと比較しても格段の優れ物。聴こえたものはほぼ100%QSO出来るし、当然ビーム組には勝てないが十分に満足している。