ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

SASE

2014年03月10日 | アマチュア無線
           
9L1A(Sierra Leone)17/12mCWなどBand/Mode NewのSASEを7通作り夕方投函した。
お互いに交信した証としてQSLカードを交換して終結する先人達からの慣習で、本来なら返信料など不要であったが、何時の間にか要求度の高い方から送る様になってしまった。
返信には相手国の郵便切手が常識だが、入手出来る国の物はごく一部で万国共通のIRC(国際返信切手)だったが、何時の頃からか「後進国の一部にはUSドルで受取った切手代金の残りは生活費の足しに」のうわさ話も聞かれる様になり、以来各国共にUSドルが主流になった。
DX(海外通信)を始めて間もない頃、QSL交換を約束する度に「One Green Stamp」と要求されて、当時国内ではグリーンスタンプを集めて物品と交換する事が流行っていたが、何故後進国が決まってグリーンスタンプを要求して来るのか解らず、ある日先輩DX'erに恥を忍んで聞くと「ドル札だ」と謎が解て、当時1ドルは360円固定の時代だった。
確証は無いが、後進国の一部には郵便事情が悪く途中で消滅したりドルだけ抜き取られてしまう事もあり、今回2000~2012年の送付メモを集計したら67通の未返信があった。そんな事故防止の策として「Air Mailの封筒や記念切手を避け、ビジネス便を装い茶封筒に普通の切手は被害が少ない」との話もあり、効果の程は分からないが現在も実行している。