ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

原発事故11

2011年05月30日 | 原発事故
            
“たけしのTVタックル”の〆で誰の発言だったか声が交じり合って分からなかったが「みんな危機管理が失敗したと言っているけど、掩蔽して福島市民36万人のパニックを防止したから政府の危機管理は成功したんだ」と皮肉っていた。
文科省への抗議行動を受けて数日後に文科大臣がようやく「可能な限り1ミリシーベルトに近づける・・・」と記者会見で発表したが、上限の20mSv/hは伏せたまま訂正した様子は何処からも伺えなかった。
今、福島や二本松、郡山周辺が本当に危ない。それぞれの市長は先頭に立って自己防衛行使中なのに、福島市の対応は市長の指導力も全く見えず政府の指針に従っているだけなのか、とにかくスローペースで市民の不安は増幅するばかりだ。
我が娘も1ヵ月も前から自治会の仲間に追従して旦那を残して避難したいと言い出す始末。幼子4人を抱えて許せるはずも無く、考えた末に、何とか身辺の放射線量を知る事が出来れば気持ちが落着くのではないかと、線量計を与える事にした。
福島では通販でしか購入出来ないので、インターネットで情報を入手した。国産品、個人では先ず入手不可能な状況で、入手可能な中国製ですら即納はほとんど皆無で予約制だった。紛い物もたくさん出回っていると売り手が忠告している。手にして見ないと分からないが、クジを引く思いで、納品は6月中旬の中国製を一週間前に注文した。若し紛い物だったとしても約50,000円の失費で品物の到着までは、とりあえず娘の行動を阻止する事が出来た。
孫達の事を考えると原発(東電はじめ原発村の住人達)は本当に悪魔だ。原発は憎い!