ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室39回目

2007年12月13日 | 男の料理
旬の味銀杏を使って「銀杏飯」「茶碗蒸しと「棒々鶏」を習った。
☆茶碗蒸し→鬼皮を剥いて水から茹でて、お湯が沸騰してきたら穴開きのオタマで銀杏を鍋底との間で挟むように回転させる。大部分は綺麗に剥けてしまうが中には剥けにくい物もあり、これは手で剥く。
☆銀杏飯→銀杏をたたき割り(鬼皮にヒビ割れが入った状態)そのまま塩(銀杏の半量位)と一緒にフライパンに入れて弱火で火を通し鬼皮と薄皮を剥く。同じ素材でも料理の品により処理の方法が全く異なる日本料理の繊細な“技”なのだろ。
☆茶碗蒸し→タップリ水を入れて蒸気が十分上った蒸し器で、中火で12分(5分蒸して一度様子を見て更に7分)蒸す、蓋との間には菜箸2本と布巾を挟み空間を作る、100%成功する必殺技の様だ。
一流の割烹でも必ずと言ってよいほど茶碗蒸しに木或いは塗りのスプーンが添えられてくるが茶碗蒸しはお吸い物の一種で、箸でかき回して口を付けて吸うのが正式な食べ方だそうで、何時の間にか乱れてしまった日本食文化の一例との事。また寿司なども近年は回転すしの氾濫で、本物を知らない子供達へ「たまには孫を本物の寿司屋へ」これも後世に伝える爺の使命だと、しばらくぶりにその他諸々の訓示があった。