中小企業診断士 泉台経営コンサルタント事務所 ブログ

経営のこと、政治のこと、社会のこと、趣味のこと、人生のこと

2024日本の課題・世界の問題 第11回

2024年02月01日 | ブログ
自民党の解体、政党再編

 これだけ政治資金問題で不正が暴露されても、各派閥の長や有力者は刑事罰を受けない。検察からすれば、不正が確認できた金額での線引きという事らしいが、有力政治家への忖度感は否めない。

 相変わらず、「秘書が秘書が」で逃げまくる有力議員のみっともなさは、元々そんなものと知れた人物だから驚きはしないけれど、やっぱり情けなくなる。その程度の人物が有力議員であったことが問題の本質であろう。

 国会議員の質の低下は深刻で、このような状況でも選挙をやれば、自民党に取って代われる野党はない。安倍長期政権で何をやってもお構いなしの風潮が蔓延し、「私にとって総理と言えば安倍さんをおいてない」とか、コバンザメの様に権力者に媚びて、いつの間にか有力者となり、総理大臣にまでなる。無派閥で世襲でもない叩き上げ。そういう方も必要だが、総理総裁には人品骨柄も問われるのではないか。

 右翼だという事で、その筋の雑誌に総理候補で名前が挙がる女性議員も居られるようだが、押しなべて安倍元総理の信奉者は信用できない。ご都合主義の保守であり似非右翼である。

 ウクライナ、台湾、パレスチナ、深刻な自然災害、政治に一時的な空白さえ許されるものではない。早急な政党再編が必要である。具体的には自民党二階派や安倍派だった方を除き、国民民主と維新を取り込んだ保守新党を結成する。維新や国民民主の中にも離反者が出るかもしれないが、それはそれでいいし、麻生さん菅さんや岸田さんなど総理経験者は新党には入れない方がいい。親中議員や変な宗教に関与していた議員も入れるべきではない。

 そうして解散総選挙で新政権を樹立する。私の推す当面の内閣は、総理に上川外務大臣、官房長官は小野寺元防衛大臣(両名が入れ替わってもいい)。防衛大臣には佐藤正久氏(元自衛官でイラク派遣隊長などの経歴有)。一般人気では昔から総理に石破さんが有力で、私も安倍さんと競っていた頃の石破さんは良いと思っていたが、安倍さんに「トランプさんとは仲良しになっているが、習近平とはどうか」の一言で幻滅した。その後安倍さんは国賓での習近平訪日を言いだした。とんでもないことだ。新政権は公明党との連立もやめて欲しい。

 世論調査の「誰が次の首相にふさわしいか」という設問。朝日新聞の調査では小泉進次郎元環境相が16%、石破茂元幹事長が15%、河野太郎デジタル相が13%。日本経済新聞社とテレビ東京の調査では石破茂元幹事長が16%、小泉進次郎元環境相が15%、河野太郎デジタル相が13%と続いた。産経新聞社とFNNの調査でも石破茂元幹事長15.2%、河野太郎デジタル相が11.6%、小泉進次郎元環境相が9.2%だった。ようだ。

 今の岸田政権の支持率が20%はあるわけで、このうちの誰かを総理にしても一長一短ですぐにボロを出すのは目に見えている。

 民主政治は人気だけでは量れない。しかも50%以上の国民が推すならまだしも、せいぜい10%台の支持では大した意味はない。

 ただ、自民党は一度解体して、保守系野党も含め政界再編が望ましいことは、多くの国民の賛同が得られるのではないか。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024日本の課題・世界の問題 ... | トップ | 2024日本の課題・世界の問題 ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ブログ」カテゴリの最新記事