たら本で遊ぼう その3

たらいまわし本のTB企画。
通称「たら本」。

今回は、21回目から30回目までのテーマに沿った本を考えてみました。

「教えてください!あなたのフランス本」
三つの物語(フロベール 福武書店 1991)

◆「サヨナラだけが人生か? グッドバイの文学」
「永訣の朝」(宮沢賢治)
 中学生のとき、国語の教科書で読んだ。
「奥さんが亡くなられたさいの山本夏彦の礼状」
 山本夏彦さんが、奥さんが亡くなられたさい、会葬者に配った礼状。わずか数行だけれど忘れがたい。でも、なにで読んだか忘れてしまった…。

◆「笑う門には福来たる!“笑い”の文学」
 これは「こたつで読みたいバカバカしい本」を参照のこと。
 このときとりあげ忘れた本を追加しておこう。
「スポーツマン一刀斎」(五味康祐 講談社 1995)
 大衆文学館シリーズの一冊。奈良の山中からあらわれた剣術の達人が、ひょんなことからプロ野球界に身を投じ、前人未踏の打率10割を達成する。
「オズワルド叔父さん」(ロアルド・ダール 早川文庫 1991)
 強力な媚薬をつかい、著名人の精液を手に入れ売りさばこうとするオズワルド叔父さんの活躍をえがいた艶笑譚。
「小林賢太郎戯曲集 椿 鯨 雀」(小林賢太郎 幻冬舎文庫 2007)
 最近ラーメンズのDVDばかり観ているのだけれど、そのコントをあつめた本。

◆「五感で感じる文学
「水と砂のうた」(バリー・ロペス 東京書籍 1994)
 短編集。このなかに砂漠の温泉に入るだけの話があり、すこぶる五感に訴えてくる。

◆「『ドイツ』の文学
・「縛られた男」(イルゼ・アイヒンガー 同学社 2001)
・「壜の中の世界」(クルト・クーゼンベルク 国書刊行会 1991)

◆「本に登場する魅惑の人々
「大いなる遺産」(ディケンズ 新潮文庫 1951)
 この本にジョーという素晴らしい好人物ででてきて、登場するたびに嬉しく思った。

◆「ウォーターワールドを描く本
「クジラが見る夢」(池澤夏樹 新潮文庫 1998)
「ニワトリ号一番のり」(J・メイスフィールド 福音館書店 1980)
「ぼくの町にくじらがきた」(ジム=ヤング 偕成社 1978)
「ニワトリ号…」は、読まれていない児童書だと思うけれど、じつはムチャクチャ面白い。
「ぼくの町に…」は写真絵本。

◆「あなたの街が舞台となった本
なし。

◆「酒と本
「酒肴酒」(吉田健一 光文社文庫 2006)
「地球はグラスのふちを回る」(開高健 新潮文庫 2005)

◆「フシギとあやし
「本という不思議」(長田弘 みすず書房 1999)
 この本は読書エセー集。タイトルから連想しただけ。




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